平成19年12月期 中間決算

―売上・利益計画を全項目達成し、5期連続で増収―

平成19年8月1日第1929号

株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司)は、平成19年12月期中間決算を発表いたします。

平成19年12月期の中間決算は、企業の堅調なIT投資を背景に当社も第1四半期の流れを第2四半期も継続し、全項目において計画を達成しました。売上高は5期連続の増収となり、営業利益・経常利益は4期連続の最高益更新となりました。

当中間期の経営成績

平成19年度のスローガンを「お客様の目線で信頼に応え、お客様と共に成長する」とし、独自開発の顧客管理および営業支援システム「SPR(※1)」の機能強化と活用促進をより一層図りながら、当社の強みである複写機、コンピュータ、FAX、電話機、回線などを組み合わせてお客様の状況にマッチした複合システム提案を積極的に行いました。また、情報セキュリティ関連ビジネス、統合型基幹業務システム「SMILEシリーズ」、ナレッジマネジメントシステム「ODS21」、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」、サポート事業「たよれーる」等に引き続き注力しました。この他、営業支援センターの業務拡大による営業効率向上やシステム開発案件のプロジェクト管理強化による開発品質及び生産性の向上に努めました。

以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高2,464億24百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益183億36百万円(前年同期比12.9%増)、経常利益185億88百万円(前年同期比13.1%増)、中間純利益100億68百万円(前年同期比4.9%増)と、増収増益となりました。

表1 平成19年12月期中間決算の概要(平成19年1月1日~平成19年6月30日)

《連結》平成19年6月中間期の実績平成18年6月中間期の実績
金額(百万円)前年同期比(%)金額(百万円)
売上高246,424+8.9226,240
内訳システムインテグレーション事業152,042+6.7142,480
サービス&サポート事業93,092+12.183,011
その他の事業1,289+72.2748
営業利益18,336+12.916,242
経常利益18,588+13.116,434
中間純利益10,068+4.99,602
《単体》
売上高230,271+9.3210,672
営業利益16,975+13.214,997
経常利益17,318+12.815,347
中間純利益9,840+7.89,126

(※1)SPR:Sales Process Re-engineeringの略称。顧客管理と営業支援の機能を有し、データに基づく科学的なアプローチで顧客満足と効率的営業を同時に実現する独自開発のシステム。

通期の見通し

当社グループは、独自開発の顧客管理及び営業支援システム「SPR」をフルに活用し、お客様のニーズや当社グループの対応状況を正確に把握し、付加価値の高いシステム提案や的確なお客様サポートを行い、既存のお客様とのさらなる取引拡大と新規顧客の開拓に努めてまいります。

具体的には、システムインテグレーション事業では、複写機、コンピュータ、FAX、電話機、回線などを組み合わせた複合システム提案と、情報セキュリティ関連ビジネス、ナレッジマネジメントシステム「ODS21」、統合型基幹業務システム「SMILEシリーズ」、CADシステム等の重点戦略事業に引き続き注力いたします。

サービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」といったストック型ビジネスをさらに強化してまいります。
運営面では社内情報システム投資を積極的に行うとともに、営業支援体制のさらなる強化やシステム開発案件のプロジェクト管理強化、エンジニアのサポート品質および生産性の向上等を図ってまいります。

通期の連結業績見通しといたしましては、平成19年2月1日に発表した通期の業績予想を上方修正し、売上高4,648億円(前年同期比7.2%増)、営業利益290億円(前年同期比10.9%増)、経常利益293億70百万円(前年同期比10.9%増)、当期純利益 164億20百万円(前年同期比5.1%増)を計画しております。

表2 平成19年12月期の業績予想(平成19年1月1日~平成19年12月31日)

《連結》平成19年12月期の業績予想平成18年12月期の実績
金額(百万円)前年同期比(%)金額(百万円)
売上高464,800+7.2433,617
内訳システムインテグレーション事業276,640+5.0263,425
サービス&サポート事業185,900+10.2168,701
その他の事業2,260+51.61,490
営業利益29,000+10.926,158
経常利益29,370+10.926,494
当期純利益16,420+5.115,621
《単体》
売上高433,700+7.6402,886
営業利益26,600+9.324,334
経常利益27,100+8.924,882
当期純利益15,700+8.014,532

本リリースの中で記述しております通期の業績見通しなど将来についての事項は、予測しえない経済状況の変化等さまざまな要因があるため、その結果について当社グループが保証するものではありません。


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