統合ログ管理の事前検証支援サービスを開始

―事前にお客様環境での導入効果を実機で検証・分析―

平成21年4月14日第2118号

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(代表取締役社長:大塚裕司 本社:東京都千代田区、以下 大塚商会)は、平成21年4月15日よりITシステムの様々な記録(ログ)を統合・分析する「統合ログ管理事前検証支援サービス」を開始します。本サービスでは、お客様先で実機による運用や実際のレポート出力など行い、統合ログ管理による導入効果を事前に検証いたします。また、ログ分析をもとに効果的なログ管理についてアドバイスをすることで、統合ログ管理システムのスムーズな導入を支援いたします。

なお、本サービスにおけるログ取得、レポート作成にはRSAセキュリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山野 修、以下RSAセキュリティ)の統合ログ管理アプライアンス(※1)「RSA enVision(アールエスエー・エンビジョン)」を利用します。

多くの企業がコンプライアンス対応や情報漏えいなどの事故発生時の原因分析に備え、企業ITシステムのログ収集を進めています。また、ITシステムは企業活動に高度に組み込まれており、健全な企業活動の証明(内部統制)、ITシステム自体の健全な運用の証明(IT統制)に際し、そこから生じるログの活用がますます重要視されつつあります。

こうしたニーズに応えるものとして統合ログ管理システムがあります。これはITシステムのさまざまなログを統合・分析し、組織内部に潜在するセキュリティリスクと改善策を提示するものです。しかし、ネットワーク機器や、サーバ、クライアントPCなど企業が蓄積するログは多岐にわたるため、統合ログ管理を効果的に行うためには事前の準備が重要となります。

「統合ログ管理事前検証支援サービス」は、お客様先で1週間分のログを収集し実際に分析およびレポートを作成することで、より具体的なログ管理の運用方法や導入効果を検証します。これにより、お客様は安心して統合ログ管理システムの導入に移行することができます。

(※1)特定用途向けのOSやソフトウェアをハードウェアに組み込んだ形で提供される専用機器

「統合ログ管理事前検証支援サービス」について

RSAセキュリティの「RSA enVision」をお客様のネットワーク環境に導入し、お客様環境にあるWindowsサーバの1週間分のイベントログをRSA enVisionに取り込み、レポートを作成します。また、レポートを分析し、効果的な運用方法やログ管理システムなどについてアドバイスいたします。

対象サーバ台数1台
対象サーバOSWindows 2003(ログ出力数は500EPS(※2)以下
作成レポートWindows ログイン失敗アカウント レポート
(対象フィールド:日時、対象ホスト名、接続元アドレス、ユーザ名、操作、回数)
対象サーバ側にて必要になる設定
(お客様作業となります)
・Windows上での監査ログ取得設定
・Remote Registryサービスを有効化
金額500,000円~(「RSA enVision」の送料込み、消費税は含みません)
※ログ取得対象や評価項目の追加などにより、金額・内容は変更となる場合があります。
※「統合ログ管理事前検証サービス」をご利用されたお客様には、「RSA enVision」導入の際に、上記サービス提供価格:50万円を「優待価格」として考慮させていただきます。

(※2)Event/Second:1秒あたりのイベント処理件数

レポート出力例

レポート出力例

RSA enVisionについて

RSA enVision は、企業内のシステムを構成する様々なネットワーク機器、セキュリティ機器、ファイルサーバー、データベース・サーバーやアプリケーション・サーバーなどのIPデバイスから生成されるログの一元的な管理を可能にする統合ログ管理製品です。導入が容易なアプライアンス型です。ログ情報を収集、相関分析を行い、セキュリティ上の脅威への総合的な対応や、企業が対応すべき法律や規制に準拠するためのコンプライアンスに対応可能なレポーティングが可能です。世界で1,600社以上の導入実績(2009年3月末時点)があります。

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株式会社大塚商会 テクニカルプロモーション部
電話:03-3514-7568 FAX:03-3514-7564
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