システムの仮想化を支援する
無償ならびに成功報酬型サービスを開始

サーバ稼働状況の分析、P2Vによるシステム移行を実施

平成21年5月14日第2122号

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大塚 裕司)は、平成21年5月18日より、企業システムの仮想化について新たにサービスを開始します。無償でサーバの稼働状況を分析する「仮想化 簡易アセスメントサービス」と成功報酬型で物理サーバを仮想環境へ移行をする「P2V(※1)作業実施サービス」により、既存環境から仮想環境への円滑な移行を支援します

仮想化は、1台のサーバで複数のOSを稼働させることでシステムの集約ができるほか、古くなったハードウェア上で稼働しているシステムを新しいハードウェアでも使うことができることから、検討する企業が増えています。しかし、実際にどのくらいの効果があるのかイメージしにくいため導入に踏み切れない企業も多いのが現状です。また、実際に仮想環境に移行する際、通常は新しいサーバにソフトウェアを新規にインストールしていきますが、市販パッケージのメディアの紛失や、独自開発のシステムのためメディアがない場合など、インストールができないといった問題もあります。

そこで、これらの懸案事項を取り除くために2つのサービスを開始します。「仮想化 簡易アセスメントサービス」では、実際にお客様のサーバ稼働情報を無償で分析しレポートを作成します。さらに、現状のサーバ稼働状況や仮想環境にした場合の参考例などを当社エンジニアがお客様にご説明いたします。より詳細な調査、分析については別途有償のコンサルティングサービスが用意されています。

また、「P2V作業実施サービス」では、物理サーバのシステム環境を丸ごとイメージ化して仮想環境に移行します。あわせて、移行元サーバの利用状況・環境に応じた個別の調整を行います。ごくまれに移行できない場合があるため、移行作業が成功した場合のみ費用が発生する成功報酬型になっていますので、お客様により安心してご利用いただけます。

※1 P2V:Physical to Virtualの略。物理環境から仮想環境への移行をさす。

仮想化 簡易アセスメントサービス

20台までのサーバの稼働情報をお客様に提示いただき、データ分析を行います。
分析結果はレポートで提出し、当社エンジニアがご説明します。

対象OSWindowsNT4.0/2000/2003/2008
Red Hat Enterprise Linux 2.1/3.0/4.0/5.0
収集する情報平均CPU使用率、メモリ利用量、平均ディスクI/O
ログの取得間隔3分、期間2週間、時間帯8:00~20:00

※当社指定の手順により、お客様に設定していただきます。現地で当社が作業をする場合は別途有償となります。
※システム最終構成、パフォーマンスを保証するサービスではありません。

P2V作業実施サービス

既存サーバ1台のイメージ化と調整を行います。お客様の用意したサーバに仮想化環境を構築し、既存サーバ環境の移行を実施します。

対象OSWindowsNT4.0/2000/2003/2008
Red Hat Enterprise Linux 2.1/3.0/4.0/5.0
価格WindowsNT4.045万円/台(税抜き)
Windows 2000 Server以降30万円/台(税抜き)
Red Hat Linux45万円/台(税抜き)
P2Vツールライセンス19万2500円~(税抜き)

※上記移行作業が成功した場合のみ費用を請求させていただきます。

仮想化 簡易アセスメントサービス レポート例

仮想化 簡易アセスメントサービス レポート例

関連リンク

大塚商会 仮想化導入支援サービス


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株式会社大塚商会
サーバ・シンクライアントプロモーショングループ
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