平成22年12月期 第1四半期 決算の概況

平成22年4月28日第2217号

株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司)は、平成22年12月期第1四半期連結会計期間(平成22年1月1日~平成22年3月31日)の決算の概況を発表します。

平成22年12月期 第1四半期連結会計期間(平成22年1月1日~平成22年3月31日) 決算の概況について

当第1四半期連結会計期間(平成22年1月1日~平成22年3月31日)におけるわが国経済は、引き続き厳しい状況が続いているものの、外需主導により緩やかに持ち直しており、企業収益の改善や企業倒産件数の減少、株価の回復等、明るさが出てきました。また、企業は設備投資に対する慎重な姿勢を崩していないものの、設備投資の抑制幅は縮小傾向にあり、IT投資についても更新需要を中心に持ち直し傾向にあります。

このような中で当社グループは、「ITでお客様の信頼に応え、オフィスを元気にする」を平成22年度のスローガンに掲げて、コスト削減や生産性向上等のお客様の課題解決につながるシステム提案やサポート提案を積極的に行いました。2月には東京、大阪、名古屋において今年で33回目のプライベートフェアを開催し、最新のIT関連商品を活用したシステムの展示・説明や各種セミナーを通じて、企業におけるIT投資やITサービス利用の活性化に努めました。また、幅広い企業層に対する訪問回数アップ、営業スキルや提案力向上によるお客様接点の強化を図るとともに、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」での約1,100品目の値下げや開設10周年キャンペーン等の実施により、売上ボリュームの拡大に注力しました。

以上の結果、当四半期における取引顧客数と一顧客当たりの売上高がともに前年同期を上回り、当第1四半期連結会計期間の売上高は1,247億34百万円(前年同期比8.5%増)となりました。利益につきましては、売上高の伸長による売上総利益の確保と販売費及び一般管理費の抑制により、営業利益48億83百万円(前年同期比6.2%増)、経常利益50億79百万円(前年同期比11.2%増)、四半期純利益28億22百万円(前年同期比13.1%増)となり、2008年第2四半期以来の増収増益となりました。

平成22年12月期第1四半期の経営成績
(平成22年1月1日から平成22年3月31日)
《連結》金額(百万円)対前年増減率(%)
売上高124,734+8.5%
内訳システムインテグレーション事業72,196+12.9%
サービス&サポート事業52,171+3.0%
その他の事業366+17.7%
営業利益4,883+6.2%
経常利益5,079+11.2%
四半期純利益2,822+13.1%
《単体》
売上高116,321+8.4%
営業利益4,370+11.6%
経常利益4,595+9.9%
四半期純利益2,565+6.1%

平成22年2月2日に公表しました通期業績予想に変更はありません。

※その他詳細資料につきましては、弊社ホームページに掲載いたしますのでご覧ください。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/ir