オラクルデータベース移行時の業務停止時間を最小限に

―データベースを停止せずにデータ移行を実現―

平成22年10月18日第2238号

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司)は、平成22年10月19日よりオラクルデータベースユーザ向けに『オラクル楽々データ移行サービス』の提供を開始します。データベース(DB)を停止させずにデータを移行することができ、業務停止時間を従来の約二十分の一に短縮します。

24時間稼働が求められるECサイトのシステム増強や、Webサービスなどでのハードウェア更新に伴うデータ移行を行う企業を対象に、年間30社の提供を目標とします。

サーバの能力増強や、仮想化システム導入によるハードウェア切り替えなどでは、データベースをどのように新しいサーバへ移行するかが課題となります。

従来のオフラインコピーと呼ばれるデータベース移行の場合、“業務を停止”→“DBを停止”→“DBのコピー”→“DBの起動”→“新環境で業務再開”という手順をとるために、テラバイト級のデータ量では、数十時間にわたってWebサイトや業務システムの運用を停止しなければならないことも多々あります。

そこで『オラクル楽々データ移行サービス』では、データベースを停止させないオンラインコピーを採用しました。差分データの移行を自動化することで業務停止時間を最小限におさえます。また、データベース移行時間も予想以上に延びたりせず、サーバ切り替えのタイミングがずれないため、業務再開の時間も指定しやすくなります。さらに大塚商会の技術者が、データ移行計画立案支援から移行作業、完了レポート提出までワンストップで提供しますので、データ移行は初めてというお客様や不慣れなお客様でも安心してシステムの増強や入れ替えを進めることができます。

本サービスは、利用しているオラクルデータベースのエディションに応じて2種類のサービスを用意しています。

『オラクル楽々データ移行サービス』サービス内容

松コース(DB Enterprise Editionデータ移行)価格 100万円~(税別)
  • データ移行計画立案支援
  • 移行先Oracle Database Enterprise Edition設定
  • DB移行準備
  • DB移行作業
  • 移行報告書提出
竹コース(DB Standard Editionデータ移行)価格 65万円~(税別)
  • データ移行計画立案支援
  • 移行先Oracle Database Standard Edition設定
  • DB移行準備
  • DB移行作業
  • 移行報告書提出

『オラクル楽々データ移行サービス』は、株式会社ワイディーシーが開発したStandby Express 3Gを活用しています。

従来のデータ移行方式との違い

従来のデータ移行方式との違い

関連リンク

オラクル楽々データ移行サービス


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