各地でLED灯の寄贈や植樹を実施

創業50周年事業として、海外で150ヘクタールに17万本の植林も

平成24年8月1日第2419号

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司)は、昨年7月に創業50周年を迎えるにあたり、記念事業を展開してきました。
記念事業では主に環境保全の一翼を担うため、当社の拠点がある国内の各地域で植樹や公園などにLED街路灯設置などの整備事業を行いました。

コピー用紙を中心としたOA用紙については、多くのお客様にご利用いただいています。一方で、紙の原材料となる森林伐採など環境への影響も懸念されています。

そこで記念事業の最後として、環境問題に少しでも貢献できるよう、大規模な植林活動を実施することにしました。ブラジル・アマパ州マカパの150ヘクタールの土地に、紙の原材料となるユーカリ17万本を植樹しました。

今後も大塚商会は、自然や社会とやさしく共存共栄する先進的な企業グループを目指してまいります。

大塚商会50周年事業の取り組みと結果

CO2排出権の譲渡

当社の提供するオフィスサプライ通販事業「たのめーる」で取り扱っているグリーン購入法適合商品やコピー用紙該当商品1箱につき、10kgのCO2排出権を譲渡しました。また、排出権を取得されなかった分については海外植林の財源として充当させていただきました。

譲渡実績CO2排出権合計 823トン

海外植林活動

LED照明電球やサーバの仮想化、TV会議システムなど各種ソリューションなどで、当社が選定した環境対応商品ごとに設定した金額を地球温暖化対策資金の財源とし、海外での植林を行いました。

上記財源をもとにして、ブラジル・マカパに150ヘクタールの土地に、「たのくんの森」と名付け、紙原料となるユーカリを17万本植樹しました。

ブラジル・マカパに150ヘクタールの土地を借り、17万本のユーカリを植林したイメージ図

植樹したユーカリは6年で成長し、伐採され紙原料となります。

国内での植樹活動とLED街路灯整備

環境保全の一翼を担うため、当社の拠点がある国内の各地域で植林活動や公園などのLED街路灯設置を行いました。

日付寄贈先寄贈物
2011年2月8日名古屋市堀川1本
常緑植物125株
LEDスポットライト20基
エコバッグ500個
2011年2月23日仙台市勾当公園公園灯2基
2011年3月17日福岡市舞鶴公園7本
2011年6月30日広島市元安橋LED設備等一式
2011年11月15日札幌市円山公園LED公園灯3基
2012年3月22日千代田区佐久間町公園LED公園灯2基
1本
2012年6月20日大阪市浦江公園LED公園灯9基

国内での植樹活動とLED街路灯整備 イメージ図【福岡市植樹 / 大阪市LED公園灯 / 広島市LED / 仙台市LED公園灯 / 千代田区LED公園灯 / 名古屋植樹 / 札幌市LED公園灯】

当社の3Rの推進とCO2削減

当社の環境方針に掲げられた3R(Reduce・Reuse・Recycle)をより一層推進するために、各項目の目標値を定め取り組みました。また、本社ビルのCO2削減を推進するために、CO2削減委員会を設置して「基準排出量2,518tCo2」の8%削減を目指して取り組みました。

リユース台数
 2009年2010年2011年
ノートパソコン(台)3,0003,7274,923
デスクトップパソコン(台)12,33615,20017,269
液晶モニタ(台)6,90612,95215,488
サーバ(台)9771,770
合計22,24232,85639,450
リサイクル率
 2009年2010年2011年
総排出量(トン)3,4355,1076,105
リサイクル量(トン)3,2905,0456,067
95.8%98.8%99.4%
リデュース率
項目2009年2010年2011年
2005年実績(トン)176.1176.1176.1
2011年実績(トン)136133.5110.0
率(2005年比)77.3%75.8%62.4%

本社ビルの基準排出量(2,518トン)に対するCO2削減について

2011年度実績は2,381トンで、5.5%の削減となりました。大塚商会本社ビルは昨年、東京都より、地球温暖化対策の推進の程度が特に優れている事業所として「トップレベル事業所」の認定を受けたため、削減目標が4%となっています。