平成28年12月期 第3四半期 決算の概況

平成28年10月31日 第2824号

株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司)は、平成28年12月期第3四半期(平成28年1月1日~平成28年9月30日)の決算の概況を発表します。

平成28年12月期第3四半期(平成28年1月1日~平成28年9月30日)決算の概況について

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな景気回復基調で推移しましたが、消費マインドに足踏みが見られるなど弱さも見られました。また世界経済や為替相場の先行き不透明感から、企業の業況判断にも慎重さが見られました。

このような経済状況にあって国内企業のIT投資は、堅調な企業業績を背景に慎重ながらも底堅く推移しました。当連結累計期間は、マイナンバー制度の運用開始と個人情報保護法の改正があり、またサイバー攻撃の脅威なども続き、セキュリティ対策への関心が高まりました。

以上のような環境において当社グループは、「ソリューションでオフィスを元気にし、お客様の信頼に応える」を平成28年度のスローガンに掲げ、セキュリティ関連のサービスを強化するなど、積極的に企業のIT需要の掘り起こしに努めました。そして、引き続き複合システム提案・総合提案を行うとともに、営業活動の活性化を狙いとして、より地域の実情に合わせた営業活動に注力しました。また、8月には関西圏を中心とした西日本エリアの物流強化のために、西日本物流センターの稼働を開始しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、4,827億44百万円(前年同期比6.4%増)となりました。利益につきましては、営業利益293億98百万円(前年同期比5.4%増)、経常利益302億45百万円(前年同期比5.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益197億13百万円(前年同期比11.2%増)となりました。

連結

 売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成28年12月期
第3四半期
482,7446.429,3985.430,2455.819,71311.2
平成27年12月期
第3四半期
453,637△2.127,900△2.328,597△2.517,7281.6

(%表示は対前年同四半期増減率)

連結セグメント別売上高

 システムインテグレーション事業サービス&サポート事業その他の事業
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成28年12月期
第3四半期
283,9227.5198,5234.92989.6
平成27年12月期
第3四半期
264,076△6.4189,2884.7272△4.8

(%表示は対前年同四半期増減率)

単体

 売上高営業利益経常利益四半期純利益
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成28年12月期
第3四半期
440,2885.726,8447.528,0188.118,48814.6
平成27年12月期
第3四半期
416,737△2.624,969△2.225,920△1.816,1371.4

(%表示は対前年同四半期増減率)

*平成28年2月1日に発表しました連結業績予想に変更はありません。