平成30年12月期 第1四半期 決算の概況

平成30年4月27日 第3009号

株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司)は、平成30年12月期第1四半期の決算の概況を発表します。

平成30年12月期第1四半期(平成30年1月1日~平成30年3月31日)決算の概況について

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出や個人消費が持ち直し雇用情勢も着実に改善してきており、緩やかな景気回復が続きました。

このような経済状況にあって、政府による働き方改革の推進やIT導入支援事業、パソコンの更新需要などにより国内企業のIT投資への関心も高く、また企業の業況判断も改善しており、企業のIT投資は底堅く推移しました。

以上のような環境において当社グループは、「オールフロントでソリューションを活かし、信頼に応える」を平成30年度のスローガンに掲げ、地域主導の運営体制を継続し、当社グループが実践してきた事例等具体的で分かりやすいソリューションの提案に努めました。2月には東京・大阪・名古屋で実践ソリューションフェア2018を開催し、働き方改革や生産性向上・コスト削減のためのIT活用方法等を提案し、需要の掘り起こしに努めました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、1,912億25百万円(前年同期比6.1%増)となりました。利益につきましては、営業利益118億51百万円(前年同期比0.9%増)、経常利益122億22百万円(前年同期比0.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益80億64百万円(前年同期比0.2%増)となりました。

システムインテグレーション事業

コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業では、パソコン等の更新需要を捉えパソコンやサーバーの販売台数、パッケージソフトの売上高を伸ばし、売上高は1,172億73百万円(前年同期比7.2%増)となりました。なお複写機の台数につきましては、低調に推移しました。

サービス&サポート事業

サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービス等により導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」の競争力の強化に努め保守等も着実に伸ばし、売上高は739億52百万円(前年同期比4.5%増)となりました。

平成30年12月期 第1四半期の業績(平成30年1月1日~平成30年3月31日)

連結

 売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属
する四半期純利益
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成30年12月期
第1四半期
191,2256.111,8510.912,2220.88,0640.2
平成29年12月期
第1四半期
180,2785.311,74417.112,13117.18,04523.8

(%表示は対前年同四半期増減率)

連結セグメント別売上高

 システムインテグレーション
事業
サービス&サポート事業その他の事業
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成30年12月期
第1四半期
117,2737.273,9524.5--
平成29年12月期
第1四半期
109,3876.170,7954.295△4.9

(%表示は対前年同四半期増減率)

単体

 売上高営業利益経常利益四半期純利益
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成30年12月期
第1四半期
171,8476.410,095△1.111,2051.87,7442.4
平成29年12月期
第1四半期
161,5283.810,20512.511,01012.27,56219.4

(%表示は対前年同四半期増減率)

  • * 当第1四半期連結会計期間より、前連結会計年度において連結子会社でありました大塚オートサービス株式会社は総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性が低下したため、連結の範囲から除外しております。これに伴い、事業セグメントの「その他」の区分につきましては実績が無くなったため、記載しておりません。
  • * 平成30年2月1日に発表しました連結業績予想に変更はありません。
  • * その他詳細資料につきましては、当社ホームページに掲載いたしますのでご覧ください。