平成30年12月期 第3四半期 決算の概況

平成30年10月31日 第3022号

株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司)は、平成30年12月期第3四半期(平成30年1月1日~平成30年9月30日)の決算の概況を発表します。

平成30年12月期第3四半期(平成30年1月1日~平成30年9月30日)決算の概況について

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費が持ち直し雇用情勢も着実に改善してきている中で一部に足踏みも見られましたが、全体としては緩やかな景気回復が続きました。

このような経済状況にあって、通商問題の動向等に対する懸念から企業の業況判断に慎重な姿勢も見られましたが、企業収益は改善しており旺盛な設備投資意欲に加え、政府による働き方改革の推進やIT導入支援事業、パソコンの更新需要などにより国内企業のIT投資への関心も高く、企業のIT投資は底堅く推移しました。

以上のような環境において当社グループは、「オールフロントでソリューションを活かし、信頼に応える」を平成30年度のスローガンに掲げ、地域主導の運営体制を継続しお客様との接点における活動の強化に努め、お客様の経営課題に対するソリューションを具体的に提案してきました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、5,661億25百万円(前年同期比9.6%増)となりました。利益につきましては、営業利益340億91百万円(前年同期比2.7%増)、経常利益350億35百万円(前年同期比2.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益238億35百万円(前年同期比1.8%増)となりました。

システムインテグレーション事業

コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業では、複写機の当四半期販売台数を前年同期比増とし、パソコンの販売台数も更新需要を捉え引き続き高い伸びとなりました。また、パッケージソフトや受託ソフト等の売上高も順調に伸ばすことができ、これらの結果、売上高は3,462億13百万円(前年同期比12.8%増)となりました。

サービス&サポート事業

サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービス等により導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」の競争力の強化に努め、サポート事業「たよれーる(*)」と合わせて売上高を着実に伸ばし、売上高は2,199億12百万円(前年同期比5.1%増)となりました。

  • * たよれーる=お客様の情報システムや企業活動全般をサポートする事業ブランド。

平成30年12月期 第3四半期の業績(平成30年1月1日~平成30年9月30日)

連結

 売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属
する四半期純利益
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成30年12月期
第3四半期
566,1259.634,0912.735,0352.923,8351.8
平成29年12月期
第3四半期
516,5287.033,20012.934,05512.623,41018.8

(%表示は対前年同四半期増減率)

連結セグメント別売上高

 システムインテグレーション
事業
サービス&サポート事業その他の事業
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成30年12月期
第3四半期
346,21312.8219,9125.1--
平成29年12月期
第3四半期
306,9218.1209,3295.4277△6.9

(%表示は対前年同四半期増減率)

単体

 売上高営業利益経常利益四半期純利益
(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)(百万円)(%)
平成30年12月期
第3四半期
510,5879.129,9840.131,4951.021,9040.8
平成29年12月期
第3四半期
467,9646.329,95011.631,18011.321,73017.5

(%表示は対前年同四半期増減率)

  • * 平成30年2月1日に発表しました連結業績予想に変更はありません。
  • * その他詳細資料につきましては、当社ホームページに掲載いたしますのでご覧ください。