東京都「心のバリアフリー」好事例企業に認定

補助犬ケイ君による活動を今後も継続

2022年 3月24日 第202209号

ソリューションプロバイダーの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大塚裕司)は、2022年3月23日に、令和3年度東京都「心のバリアフリー」好事例企業に認定されました。

当社は、2020年に公益財団法人日本補助犬協会と協働で補助犬のケイ君を特別社員「心のバリアフリー大使」に任命し、心のバリアフリー推進活動を開始しました。また、東京都「心のバリアフリー」サポート企業に登録し、共生社会の実現に向けて積極的に活動してきました。今後も、ケイ君による活動のほか、社員向けの情報発信やセミナーの実施、社外向けイベントでの活動により、「心のバリアフリー」推進活動を継続していきます。

ロゴ

当社の心のバリアフリー推進活動

ケイ君は、月に1度本社ビルや首都圏の他事業所に出社しています。デモンストレーションや触れ合い活動で心のバリアフリーの啓発活動に取り組むとともに、補助犬に対する認知度を高めてきました。そのほかにも、全国の事業所にあるデジタルサイネージで、補助犬の仕事や障害者の社会モデルの考え方などを発信したり、イントラネットでケイ君や補助犬に関する動画を発信したりと、心のバリアフリー推進に向け定期的に情報を発信しています。社員向けのセミナーも実施しており、障害当事者で補助犬と共に生活する方や訓練士の方を講師に招き、障害を持つ方への声掛けやサポート方法を学習しています。

ケイ君について

ケイ君は9歳のラブラドールレトリバーの男の子です。介助犬として6年間活躍しましたが、ユーザーの体調不良により引退しました。現在は、補助犬の普及・啓発活動を行っています。

ケイ君

「心のバリアフリー」とは

さまざまな心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです(「ユニバーサルデザイン2020行動計画(2017年2月ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議決定)」より)。そのためには、一人一人が具体的な行動を起こし継続することが必要とされています。

東京都「心のバリアフリー」サポート企業連携事業について

東京都は、心のバリアフリーに対する社会的気運の醸成を図るため、意識啓発等に取り組む企業等を、「東京都『心のバリアフリー』サポート企業」として登録し、先進性、独自性、波及効果の観点から特に優れた取り組みを実施している企業を、「東京都『心のバリアフリー』好事例企業」として公表しています。