2026年12月期 第2四半期(中間期)決算の概況
2026年 8月 3日 第202622号
株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司)は、2026年12月期第2四半期(中間期)の決算の概況を発表します。
2026年12月期 第2四半期(中間期)の経営成績の概況
当中間連結会計期間(2026年1月1日~2026年6月30日)におけるわが国経済は、円安等による物価高が続く中、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや堅調な企業業績を背景に設備投資は底堅さを維持するなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。一方で、中東での紛争激化により先行きへの不透明感が高まりました。
このような経済状況にあってIT投資分野では、企業のソフトウエア投資は引き続き高い水準にあり、生産性向上、競争力強化やコスト削減を目的とした省人化やデジタル化に向けたIT投資需要は底堅く推移しました。
以上のような環境において当社グループは、「お客様に寄り添い、AIとセキュリティでお客様と共に成長する」を2026年度のスローガンに掲げ、お客様接点の強化に努めました。営業活動においては、営業プロセスをAIがサポートすることで営業生産性の向上とオフィスまるごとに向けたお客様対応力の向上に注力しました。その上で、当社自身がAIの活用を含めたDX推進により業務プロセス改革や生産性向上を実現してきた事例も踏まえて、ワークフローの見直しやセキュリティ対策など、業務のデジタル化や効率化に向けた提案を行いました。データ基盤を整備してAIを活用する「攻めのDX」、セキュリティ・ネットワークインフラ強化などの「守りのDX」、中堅・中小企業のお客様でも手軽にAIの価値を享受できる最新のAIソリューションによるオフィスまるごとに繋がる提案など、お客様のDX推進への取り組みを支援いたしました。
以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は、堅調な企業のIT投資需要を捉え、7,574億98百万円(前年同期比9.0%増)となりました。利益につきましては、販売費及び一般管理費は増加したものの売上総利益額の増加により、営業利益530億88百万円(前年同期比8.0%増)、経常利益548億24百万円(前年同期比9.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益369億82百万円(前年同期比8.4%増)と増収増益となり、売上高及び各利益は中間連結会計期間として4年連続で過去最高となりました。
システムインテグレーション事業
コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業では、パッケージソフトが高い伸びとなり、売上高は5,367億35百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
サービス&サポート事業
サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービス等により導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる(注1)」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は2,207億63百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
- 注1 たよれーる
お客様の情報システムや企業活動全般をサポートする事業ブランド。
配当につきまして、2026年6月30日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)を行うことを、本日2026年8月3日開催の取締役会において決議いたしました。当社グループでは、利益配分に関して、経営基盤の強化と財務体質の健全性を勘案しつつ、安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。当中間連結会計期間の業績を踏まえ、上記方針に基づき総合的に検討しました結果、2026年2月2日の通期決算発表時に公表いたしました2026年12月期第2四半期末(中間)1株当たり配当金予想50円00銭を、5円00銭増額し55円00銭に修正いたします。
また、2026年12月期期末1株当たり配当金予想45円00銭を、5円00銭増額し50円00銭に修正いたします。
これにより、年間での配当金は105円00銭となり、前期(2025年12月期)実績の90円00銭に比べ、15円00銭の増配となる予定です。
今後も、更なる配当の増額が実現できるよう、努めてまいります。
2026年12月期 第2四半期(中間期)の業績(2026年1月1日~2026年6月30日)
連結
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属 する中間純利益 | |||||
| (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
| 2026年12月期 中間期 | 757,498 | 9.0 | 53,088 | 8.0 | 54,824 | 9.4 | 36,982 | 8.4 |
| 2025年12月期 中間期 | 695,132 | 22.0 | 49,173 | 26.6 | 50,099 | 25.7 | 34,127 | 26.7 |
(%表示は対前年中間期増減率)
連結セグメント別売上高
| システムインテグレーション 事業 | サービス&サポート事業 | |||
| (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
| 2026年12月期 中間期 | 536,735 | 9.5 | 220,763 | 7.7 |
| 2025年12月期 中間期 | 490,101 | 27.8 | 205,030 | 10.1 |
(%表示は対前年中間期増減率)
単体
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 中間純利益 | |||||
| (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | (百万円) | (%) | |
| 2026年12月期 中間期 | 663,956 | 7.6 | 48,547 | 9.0 | 51,024 | 8.4 | 35,441 | 7.2 |
| 2025年12月期 中間期 | 617,089 | 19.6 | 44,522 | 26.5 | 47,068 | 26.9 | 33,048 | 28.3 |
(%表示は対前年中間期増減率)
2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の業績予想
今後、中東での紛争長期化による資源の供給制約や価格高騰、米国の外交・通商政策の影響などにより、世界経済の下振れリスクが懸念されます。国内においても先行きへの不透明感が高い状況が続いており、物価上昇の継続、石油関連製品の不安定な供給、金融資本市場の変動等に注意が必要なものの、雇用・所得環境の改善や設備投資の増加などにより、景気の緩やかな回復が期待されます。
このような経済状況のもとで各企業においては、原材料価格の高騰、賃金上昇、深刻な人手不足対策としての省人化投資や業務効率化、コスト削減など、生産性向上や競争力強化を目的としたデジタル化の推進やAIの導入・活用が求められています。IT市場においては、企業の関心は業務効率化に留まらず、経営判断や競争力強化に直結する情報システムの見直しや更新に広がっています。メモリー供給不足の影響は受けるものの、AIの実用面での本格的な活用やセキュリティ対策評価制度への対応など、企業のIT投資は底堅く推移するものと予想されます。
以上のような国内の経済状況やIT投資動向に対する見通しを前提として当社グループでは、2026年度のスローガンである「お客様に寄り添い、AIとセキュリティでお客様と共に成長する」の方針のもと、オフィスまるごとへの取り組みを更に進め、お客様の状況に応じた業務の革新に繋がるDX推進への取り組みを支援します。具体的には、中堅・中小企業のお客様にとって手頃な価格から導入可能なAIソリューションやセキュリティ対策の提案、生産性向上やコスト削減を実現する付加価値の高いソリューション提案を行い、顧客満足度の向上に努めてまいります。そのために、営業やサポートの活動を支援する各センター機能やお客様マイページ(注2)など多様なチャネルを組み合わせ、お客様接点の強化を図るとともに、AI等の技術を活用した営業プロセス支援により営業活動の更なる効率化を進めていきます。そして当社とお取引いただいたお客様と、長期にわたり継続的にお取引いただけるよう努めてまいります。また、ESG課題の解決とSDGsの達成への貢献に向け、ITを活用したサービスやソリューション提供を行ってまいります。加えて、従業員エンゲージメント向上へ繋がる取り組みについても引き続き進めていきます。
- 注2 お客様マイページ
多くのお客様に便利なサービスをご提供することでお客様に寄り添い、Webでお客様との関係創りを進めるお客様ポータルサイト。
システムインテグレーション事業
システムインテグレーション事業では、生産性向上、競争力強化やコスト削減のニーズを見極めながらお客様のデジタル化を進めるため、お客様に寄り添い、引き続き当社グループの強みである幅広い取扱い商材を活かした付加価値の高いソリューション提案を行います。
サービス&サポート事業
サービス&サポート事業では、「たのめーる」の競争力の強化に努め市場の拡大を図り、「たよれーる」の利便性を高めてお客様が安心して安全に事業活動を継続するためのサービスの開発に努め、着実に売上高の増加に繋げてまいります。
以上を踏まえ、2026年2月2日に発表した連結業績予想を以下の通り修正いたします。
2026年12月期通期連結業績予想数値の修正(2026年1月1日~2026年12月31日)
(百万円)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主 に帰属する 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 | |
| 前回発表予想(A) | 1,311,000 | 90,000 | 90,100 | 61,130 | 161円21銭 |
| 今回修正予想(B) | 1,379,000 | 94,300 | 96,100 | 64,900 | 171円15銭 |
| 増減額(B-A) | 68,000 | 4,300 | 6,000 | 3,770 | - |
| 増減率(%) | 5.2% | 4.8% | 6.7% | 6.2% | - |
| (参考)前期連結実績 (2025年12月期通期) | 1,322,791 | 89,943 | 91,525 | 64,303 | 169円58銭 |
修正の理由
2026年12月期中間連結会計期間の業績と、今後の市場環境、見通しを踏まえ、2026年2月2日に公表した通期連結業績予想を上記の通り修正することといたしました。
2026年12月期中間連結会計期間の国内景気は緩やかな回復基調が続きました。企業のIT投資需要は底堅く推移し、同期間における当社グループの業績は期初予想を上回ることとなりました。
今後も国内景気は緩やかな回復が期待されます。当社グループの通期業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも期初予想を上回ることが想定されるため、通期連結業績予想を修正いたします。
- * その他詳細資料につきましては、当社ホームページに掲載いたしますのでご覧ください。
- * 当ニュースリリースの中で記述しております業績見通しなど将来についての事項は、予測しえない経済状況の変化等さまざまな要因があるため、その結果について当社グループが保証するものではありません。
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