Clip #495 Macintoshが世界を変えた 後編

2022年9月2日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

先週のAppleCLIPは700回目! AppleCLIPの前身AppleTIPSからだと通算800回の公開となることを記念して「開運! なんでも鑑定団」で、コンピューター関連の鑑定をご担当されているテクニカルライター柴田文彦(しばたふみひこ)さんを赤坂のスタジオにお迎えして、【Macintoshが世界を変えた】と題してお話を伺いました。今週はその後編です。

柴田さんは、黎明期のApple IやApple IIやMacintoshにも精通された方。さらに、取材や本の翻訳などの仕事を通じてMacintoshの開発チームとも交流を持ち、Apple IIや初期のMacintoshのオペレーションシステムやアプリケーションにも大変詳しい方です。

そんな柴田さんと、Apple IやApple IIや、柴田さんが翻訳された名著「レボリューションインザバレー 開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏」にも書かれているMacintoshが生まれた背景などの話で盛り上がりました。

今週は、472ページにも及ぶ著書の「68000とMacintosh Toolbox詳解」や「6502とAppleIIシステムROMの秘密」にも書かれたMacintoshに使われたCPUのテクニカルな話も含めたAppleの歴史やジョブズやウォズニアックの話、そしてMacintosh開発の裏側の話などをしていただきました。なかでも、なぜMacはコマンドキーやオプションキーを多用したショートカットキーが充実しているのかなど、納得させられました。お楽しみいただければ幸いです。

オリジナルMacintoshの主要な開発者として知られる著者が、開発現場のありのままの姿を振り返るドキュメント。

レボリューション・イン・ザ・バレー:開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏 Hertzfeld Andy(著) オライリー・ジャパン:オーム社

初代MacintoshのFinder上で起動するアプリケーションの作成過程を、MC68000のアセンブリ言語だけで記述した全ソースコードを示して解説。さらには、Macintoshにまつわる詳しい情報が満載の本。

ラトルズネット / 68000とMacintosh Toolbox詳解

6502を巧みに使い1バイトの無駄もなくプログラミングされたモニターROMにより最大のパフォーマンスを発揮した名機Apple II。わずか2キロバイトの中に創造された宇宙を解き明かし、エミュレーターを利用して6502とApple IIの機械語プログラミングの神髄を堪能するレトロCPUガイドブック。

ラトルズネット / 6502とAppleIIシステムROMの秘密

詳しくは番組で。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #496 AdobeでDX?

公開予定日:2022年 9月9日

GUEST PROFILE

柴田 文彦(しばた ふみひこ)

著者・テクニカルライター

東京都立大学大学院工学研究科在学中からApple IIに感化され、月刊I / O誌、月刊ASCII誌に自作プログラムの解説などを書き始める。富士ゼロックス株式会社に就職してカラーレーザープリンターなどの研究、技術開発に従事。

退社後は、Macを中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執筆するライターとして活動。最近は、プログラミングに関する記事、書籍の執筆、翻訳なども手がける。またテレビ東京「開運! なんでも鑑定団」で、コンピューター関連の依頼品の鑑定を担当する。2~3年に1度のペースで鑑定士として出演している。

MacやApple関連の著書や翻訳本が多く、「レボリューションインザバレー 開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏」や、最近では「68000とMacintosh Toolbox詳解」や「6502とAppleIIシステムROMの秘密」を出版。

ラトルズネット / 68000とMacintosh Toolbox詳解

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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