名刺や会社案内、社内掲示物の印刷を内製化するためにカラーPOD機を導入。LIMEXによる名刺作成で環境にもやさしく

「営業担当者の名刺を紙から環境にやさしいLIMEX(ライメックス)を使用したものに変更したおかげで、お客様への印象も格段にアップしました」

城北運輸株式会社 導入事例

運輸・通信業101~1,000名複合機・コピー機活用コスト削減・売り上げ向上紙文書の管理・活用営業・業務プロセス効率化

城北運輸株式会社は、首都圏を主範囲とし、輸送業務から物流センターの運営、庫内業務を中心とする物流業務支援サービス、物流コンサルティングなどを提供する総合物流会社だ。トラックドライバーなどの人員不足が深刻化する中、無駄な経費を削減し社員へより多くの利益還元を目指している同社は、その一環として、名刺や会社案内などの内製化を決定した。紙よりも環境にやさしい新素材、LIMEXに印刷できるリコーのカラーPOD機『RICOH Pro C5200S』を大塚商会から導入。名刺の印刷から、会社案内や社内掲示物の作成にも活用する方針だ。

2019年10月取材

城北運輸株式会社

導入先の概要

業種
物流
事業内容
輸送業、物流センターの運営、物流業務支援サービス、物流コンサルティング、マッチング提案 ほか
従業員数
約250名(2019年10月時点)
ホームページ
http://www.johoku-unyu.co.jp/

導入の狙い

  • 販促物内製化で費用節減を図りたい
  • LIMEXを使用した名刺に変えることで環境対応を強化したい
  • ラミネート作業など、社内掲示物作成の手間を軽減したい

解決策

LIMEXなどの特殊紙に印刷することができるカラーPOD機を導入

導入したメリット

  • 名刺などの作成が必要なときに必要な分だけ印刷可能
  • 環境にやさしい名刺を使用していることでお客様からの印象がアップ
  • 代表取締役専務 大澤 天氏

    「POD機自体の魅力もさることながら、これまでパソコンやシステムなどの導入で、しっかりアフターフォローをしてくれた大塚商会さんの実績も評価して導入を決めました」

  • 事業本部 副部長 前嶋 諭氏

    「印刷会社に名刺印刷を頼んでいたときは最低発注単位数が100枚でしたが、『RICOH Pro C5200S』なら小ロットから印刷ができるようになり、非常に助かっています」

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
リコー製カラーPOD機RICOH Pro C5200Sお問い合わせ
名刺カッターPROSCUT PCM-15N-

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導入事例詳細

社員が満足して働ける環境づくりに取り組む

LIMEXを使用し、『RICOH Pro C5200S』で印刷された同社の名刺。耐水性にも富んだ素材で名刺交換の際に話題に上ることも多いという

城北運輸株式会社(以下、城北運輸)は、本社のある東京都府中市のほか、神奈川県川崎市、千葉県千葉市などに営業所を置き、首都圏を中心として、輸送、物流センターの運営、物流業務支援サービス、物流コンサルティングなどを提供する総合物流会社だ。

1977年の創業以来、顧客ニーズを的確に捉えるため、細かな声にも熱心に耳を傾ける営業スタイルを徹底。顔を合わせた親近感あふれる情報収集と、その情報に基づく適切なサービスの提供によって、着実に業容を拡大してきた。

一方で、主な営業所が「安全性優良事業所」(貨物自動車輸送事業安全性評価事業)の認定および、「グリーン経営」(交通エコロジー・モビリティ財団)の認証を取得するなど、安全で環境にやさしい事業に取り組むことにも注力している。

近年、物流業界ではトラックドライバーなどの人員不足が深刻化しているが、同社は「会社は社員のために、社員は会社のために」という合言葉の下、社員が満足して働ける環境づくりに熱心に取り組んでおり、人材の確保や定着に結び付いている。

販促物の内製化によって、社員に利益還元を

「社員の満足」を重視する城北運輸は、業務に関わる無駄な経費を極力減らし、より多くの利益を社員に還元することをモットーとしている。

「社員たちの頑張りによって、当社の売り上げはここ数年伸び続けています。成長を支えてくれている社員の努力に報いるためには、無駄な出費は少しでも減らさなければなりません。慢性的な労働力不足の中で人材を確保し続けるためにも、社員への利益還元は不可欠です」と語るのは、代表取締役専務の大澤 天氏である。

費用削減の一環として同社が着目したのが、販促物の内製化であった。同社はそれまで、名刺や会社案内などの印刷物を、デザイン制作会社を通じて外部の印刷会社に注文していた。「印刷物には最低何枚という発注単位があるので、少ない枚数で十分な場合は余分な費用が掛かってしまいます。内製化すれば、必要な分だけいつでも出力できるので、コストを抑えられるだけでなく、利便性も高まるのではないかと思いました」と語るのは、事業本部 副部長の前嶋 諭氏だ。

大塚商会の提案でLIMEXに対応したカラーPOD機を導入

社内のLEDなども大塚商会が全て手掛けている

販促物の内製化を検討していたある日、大澤氏はテレビの経済情報番組で、紙やプラスチックの代替素材として注目されている「LIMEX(ライメックス)」の存在を知った。

LIMEXとは、石灰石を主原料とした新素材であり、普通紙であれば製造工程で大量に消費する水を大幅に削減できる。しかも、パルプを一切使用しないので、森林伐採などの環境破壊を伴わない。主な営業所が「グリーン経営」認証を取得するなど、環境問題への対応に熱心な城北運輸にとって非常に魅力ある素材であった。

「LIMEXで名刺を作りたい」と考えた大澤氏は、PCやシステムの導入などで30年以上取引のある大塚商会に相談。大塚商会から提案されたのは、カラーPOD機の中でもLIMEXへの印刷に対応したリコーの『RICOH Pro C5200S』であった。

小ロットでの名刺印刷で無駄なコストを削減

LIMEXは環境にやさしいだけでなく、耐水性や耐久性も高い新素材として注目されている。しかし、耐熱性はあまり高くないため、熱で印刷するレーザープリンター用の素材としては不向きであった。リコーは独自の技術でこの課題を克服し、LIMEXに印刷可能な複合機を生み出した。

「大塚商会さんの展示コーナーで実際にデモを見せてもらって、『これだ』と思いました。また、カラーPOD機自体の魅力もさることながら、これまでパソコンやシステムなどの導入で、しっかりアフターフォローをしてくれた大塚商会さんの実績もあったため、導入を決めました」と大澤氏は振り返る。

小ロットに対応した無駄のない名刺印刷が可能に

導入後、早速城北運輸は名刺印刷に『RICOH Pro C5200S』を使用してみた。

前嶋氏は、「印刷会社に頼んでいたときは最低発注単位数が100枚でしたが、『RICOH Pro C5200S』なら小ロットから高品質な印刷が可能です。役職クラスの社員の中には月に数枚程度しか名刺を交換しない者もいます。100枚単位だと、全て使い切る前に名刺情報の変更が生じるときがあり、小ロットから印刷できるようになったおかげで非常に助かっています」と語る。

環境にやさしい名刺は顧客からの評判も良好

LIMEX名刺に変えたことは顧客へのアピールにも効果抜群であった。「『この名刺は環境にやさしい素材LIMEXを使用しています』と印字しているのですが、お客様がこれを見るだけで、話のきっかけになります。『営業がしやすくなった』と社員たちからも評判です」と前嶋氏は語る。

今現在は、名刺の印刷のみに『RICOH Pro C5200S』を使用しているが、今後は会社案内の制作にも活用していきたいという。

同社ではこれまで、旧式のコピー機で会社案内を出力していたが、仕上がりのクオリティが高い『RICOH Pro C5200S』を導入したことで、より魅力的な会社案内作りが可能となった。しかも、印刷会社に発注することなく、必要なときに、必要な部数だけ出力できるため、トータルのコストを抑えられる。大澤氏は、「見栄えの良い会社案内ができれば、営業がしやすくなるだけでなく、人材募集の訴求力も高まるはずです。人手不足解消にも一役買ってくれれば」と期待を示す。

社内掲示物の製作を合理化したい

このほか、城北運輸は『RICOH Pro C5200S』を社内掲示物の製作に活用することも検討している。

同社では、社員への連絡や注意喚起などのために社内掲示物を大量に出力し、ラミネート加工を施したうえで各営業所に掲示している。「一営業所で年間数回ですが、そのたびに印刷する掲示物は100種類以上に及びます。『RICOH Pro C5200S』を使えば、これまで以上に注目度の高い掲示物が効率よく出力できるので、積極的に使っていきたいですね」と前嶋氏は語る。

大澤氏は、「間もなく新しい営業所ができるので、掲示物の数はますます増えるはずです。『RICOH Pro C5200S』を徹底活用していきます。当社はパソコンやLEDなど、さまざまな機器、設備を大塚商会さんから導入しており、新たな営業所を立ちあげるたびにお世話になっているので、これからも力強いサポートを期待しています」と語った。

2015年の国連サミットで採択された17の国際開発目標「SDGs」。

RICOH Pro Cシリーズは、石灰石を主原料とし水と木をほぼ使わない革新的新素材「LIMEX」に対応。紙から代替使用することで、SDGs達成に寄与するお客様の活動に貢献している。

大塚商会担当者からのコメント

「物流現場のあらゆるお悩みにお応えしていきます」

城北運輸株式会社様からは、「倉庫での荷物の積み下ろしについて、作業負荷を軽減するためにパワードスーツをレンタルできないか」といったご相談も頂いています。これからも、パソコンやシステムだけでなく、物流現場のあらゆるお悩みを解決できるご提案を行ってまいります。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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