『SMILE V ApaRevo』『スマレジ』で在庫管理が改善

API連携により人的ミスがなくなり在庫管理の精度も向上。販売実績データを営業戦略へ生かせるようになった

株式会社CHOCO 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名製品の導入・活用支援営業・業務プロセス効率化

シンプルで機能的なペット用品ブランド「MANDARINE BROTHERS(マンダリンブラザーズ)」を運営する株式会社CHOCO。同社は2021年、販売管理システムを『SMILE V ApaRevo』へ刷新。2023年にはタブレットPOS『スマレジ』を導入し、連携。システム上の在庫と実際の数字のズレが解消されるだけでなく、販売実績を基に戦略が立てられるようになった。

  • 業務効率の向上
  • 生産性向上対策
  • 電子帳簿保存法対策
  • インボイス制度対策

株式会社CHOCO

導入先の概要

業種
ペット用品小売業
事業内容
犬、猫向けペット用品の小売り・卸販売
従業員数
20名(正社員、2024年6月現在)
ホームページ
https://mandarinebrothers.tokyo/

導入の狙い

  • 正確な在庫管理を行いたい
  • 従来のシステムではサポート面に不満があったため、手厚い支援を求めたい
  • 紙伝票ベースの販売管理で生じる人的ミスを減らしたい

解決策

  • 『SMILE V ApaRevo』を導入。在庫のズレ解消や手作業の削減に成功
  • タブレットPOS『スマレジ』を導入し『SMILE V ApaRevo』と連携。各拠点でもリアルタイムで在庫チェックが可能になる

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
高機能モバイルPOSレジスマレジお問い合わせ
アパレル業向け販売管理システムSMILE V ApaRevoお問い合わせ
ECサイト一元管理システムネクストエンジンお問い合わせ

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株式会社CHOCO 導入事例(PDF:4,690KB)

導入事例詳細

ペットとのよりよい生活のため、顧客の声を吸い上げながらシンプルかつ機能的な商品を提供する

直営店舗事業部 運営マネージャー 総合管理 大浦氏

「ペットは一緒に暮らす家族だからこそ、グッズも自分のファッションやライフスタイルに合うものが欲しい」。こうしたコンセプトを掲げ、ペット用品ブランド「MANDARINE BROTHERS」を展開しているのが株式会社CHOCOだ。

同社の商品は、皮膚の保護や抜け毛の飛散防止などさまざまな機能を持つ犬用インナーウェア「Skin Tight(R) Suit」や、アメリカの環境保護庁にも認められる虫よけ加工技術を施した「Insect Shield(R)」シリーズなど、シンプルで機能的な商品ばかり。「2013年のブランド立ち上げ以降、ECサイトでの販売やペットショップへの卸、イベントへの出展を通じて徐々に知名度が高まり、現在では北海道から沖縄まで全国数多くのペットショップへ卸しています。2023年3月には、念願だった直営店を中目黒にオープンしました」と語るのは、直営店舗事業部 運営マネージャーの大浦氏。

(画像左)魔法の犬用多機能インナーウェア「Skin Tight Suit」
(画像右)シンプルで機能的なデザインが、ペットオーナーから好評を博している

愛犬家、愛猫家から愛されるブランド力の源泉は、自社の商品やペット、顧客であるペットオーナーと徹底的に向き合う姿勢にある。同社は年に2~3回、日本最大級のペットイベント「インターペット」や公園で行われる野外ドッグフェスなど、さまざまなイベントに出展しているという。こうしたイベント出展もブランド作りの一環だ。

「全社員がそれぞれシフトを組んで出展しているため、お客様の生の声を実際に吸い上げることができます。お客様との交流から、服のアイデアが生まれることもあるんですよ」と大浦氏。ペットとのふれあいも欠かせないため、「動物好き」を社員の採用条件の一つに挙げている。

国外にある自社工場へ直接足を運んで生地を選んだり、全社員でアイデアを出し合いながら商品を企画したりと、商品づくりへのこだわりを見せる同社。「高いブランド力を持つアパレルメーカーやアウトドアメーカーも、続々ペット用品の分野へ参入してきています。しかし、私たちは、ワンちゃんや猫ちゃん向けのよりよいグッズを作っていくためにも『シンプルで、人の生活になじむ商品』という軸をブレさせることはありません」(大浦氏)

紙伝票ベースの出荷管理でシステム上の在庫数にズレが生じていた

営業販売部 EC販売課 伊藤氏

同社がアパレル業向けに開発された販売管理システム『SMILE V ApaRevo』を導入したのは2021年。それ以前は他社のシステムを利用していたが、不便が多かった。

「MANDARINE BROTHERS」立ち上げ当初からEC販売に携わっている営業販売部 EC販売課の伊藤氏は、「出荷したものを全て手作業で紙伝票に起こしていたため、どうしてもヒューマンエラーが生じてしまい、システム上の在庫と実際の在庫にズレがあることが課題でした。伝票作業で忙しいと、業務が後回しになってしまうケースも少なくありませんでした」と説明する。このため、卸先のペットショップから「この商品、在庫はありますか?」と尋ねられても、自信を持って答えることができなかった。「まだ伝票を打っていないがために、あるはずの在庫が表示されないこともあり、在庫数が本当に信用できませんでした」(伊藤氏)

当時契約していたシステムのベンダーに対し、サポート面で不満もあった。そこで同社は埼玉に自社倉庫を構えるタイミングで、在庫管理や出荷の方法を見直すことを決意。システムの刷新にあたり、すぐに大塚商会へ白羽の矢が立った。大浦氏は、「前職時代、大塚商会さんとご縁がありまして、信頼していました。話を聞かせていただきたくてコンタクトを取りました」と振り返る。

大浦氏だけではない。他の社員たちも「大塚商会さんだったら、すぐサポートに駆けつけてくれる」と口をそろえたという。「コピー機の乗り換え時期でもありましたので、それぞれ別のベンダーと契約するよりは、大塚商会さんに全てお願いしてトータルで管理していただく方が便利ではないかという思惑もありました。何よりも、困ったら相談すればその日のうちに解決していただけるのが心強かったですね」(大浦氏)

ペット用品ならではの、大量のSKUを管理。3拠点からリアルタイムで在庫確認ができる

在庫のズレを解消し、手作業を減らすべく大塚商会の担当者が提案したのが、『SMILE V ApaRevo』だった。「大量のSKUを扱えるかどうかが、導入において重要なポイントでした。ワンちゃんは人間に比べて本当にさまざまな体型をしているので、1色につきXSから5Lまで、10~11サイズほど展開しています。それを全て管理できるか。マトリクスで表示できるか。納品書はどうチェックすればよいか……。大塚商会の担当者の方が作ってくださったデモ画面を確認し、全て納得したうえで導入させていただいたので、運用開始後も齟齬(そご)が生まれることはありませんでした」(大浦氏)

従来のシステムに慣れていたため、社員の中には新システムへの移行を不安がる者もいた。しかし、「今後、会社が成長していくことを想定すれば、必要な切り替え」と励まし、『SMILE V ApaRevo』を浸透させていった。倉庫の責任者が、他社で『SMILE V ApaRevo』を使用した経験があったことも大きかったそうだ。

さらに、直営店ではオープンに合わせてタブレットPOS『スマレジ』も導入。『SMILE V ApaRevo』と連携させることで、直営店の『スマレジ』の販売状況を、本社・倉庫の各拠点からも『SMILE V ApaRevo』を通してリアルタイムでチェックできるようにした。『スマレジ』の使い心地について、直営店舗事業部 店長の原氏は「売上実績やマイページも見やすいですし、とても使いやすいですね。以前、アパレルメーカーで昔ながらの大きなレジを使用していたので、『iPad1台で作業ができるのか』と驚きました。『SMILE V ApaRevo』と連携しているため、何の在庫がないのかリアルタイムですぐ調べられるのはありがたいです」と述べる。

直営店舗事業部店長 原氏

新商品やセール対象品が『SMILE V ApaRevo』で登録されると、ワンクリックで『スマレジ』に連携することもできる。「他社さんのサービスですと、一度Excelでデータリストを作成して読み込む作業が発生するものも多いのですが、『スマレジ』にはそれがない。レジ登録が非常に楽です」(大浦氏)

API連携により手作業が減り人的ミスによる在庫のズレがなくなった

『SMILE V ApaRevo』や『スマレジ』の導入により、一番恩恵を受けているのはECだ。現在ECサイト一元管理システムである『ネクストエンジン』を利用して在庫管理・受注管理を行い、『SMILE V ApaRevo』で出荷情報の登録を行っているという伊藤氏。API連携により手作業が減り、人的ミスによる在庫のズレも完全になくなった。「仕事を後回しにすることもなくなり、伝票起こしにかけていた時間を他の業務に費やせるようになりました」(伊藤氏)

タブレットPOS『スマレジ』を操作する原氏。販売の状況はタブレット上でリアルタイムに確認できる

在庫管理の精度が上がっただけではない。『SMILE V ApaRevo』導入以前は全くチェックしていなかった販売実績を参照し、営業戦略へ生かすようになった。今では、マーチャンダイザー(MD)が毎月販売データをまとめて各セクションの上長へ送り、「ここの在庫が余っているから、販売を強化しよう」と方針を決定している。

「『どこからどういう方法でオーダーを取っているのか』『どこのエリアに卸しているのか』など、自分たちで集計して統計を取ることもできます。使い込めば使い込むほど、定型の機能でさまざまな施策を打てる。それが『SMILE V ApaRevo』のメリットですね」(大浦氏)

「拠点の多い企業ほど、『SMILE V ApaRevo』が活躍するのではないでしょうか」と推測する大浦氏。重視していたサポート面に関しても、心から満足しているという。大浦氏は、「何より担当者がきちんとついているため、一から説明する必要がないのは魅力的です。さらに、サポートセンターに連絡すればすぐレスポンスを頂けますし、どこの拠点にもいち早く駆けつけてくれる。大塚商会さんは困りごとに対する対応の幅も広いですし、安心して相談しています」と笑顔を見せる。

海外に目を向けつつ店舗の拡大と商品数増加による売上アップを目指す

大浦氏・伊藤氏は今後について、「直営店がオープンしてからまだ1年ほど。これからは海外にも目を向けつつ、店舗を拡大していきたい」(大浦氏)「コロナ禍の収束につられることなく、ペット需要は依然として高まりを見せています。まだまだブランドの認知度が低いエリアもありますし、よりよい商品づくりを進めるとともに品数を増やし、売上の増加へつなげられれば」(伊藤氏)と展望を語った。

「目標をかなえるためにも、大塚商会さんにはその高い専門性でサポートしていただければうれしいです」と、大浦氏は大塚商会のサポートへ引き続き期待を寄せる。「直営店オープンの時も、本社が移転した際も、まず大塚商会さんへ連絡しています。もうパートナーですね」(大浦氏)

大塚商会担当者からのコメント

「これからも安心してご利用いただけるようなソリューションを提案します」

これからも安心してシステムをご利用いただけるように、営業・SEで精いっぱいサポートさせていただきます。CHOCO様の今後の企業変化に寄り添いながら、その都度適切なソリューションを今後もご提案していきます。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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