- 業種
- ソリューションプロバイダー
- 事業内容
- システムインテグレーション事業/コンピューター、複合機、通信機器、ソフトウェアの販売および受託ソフトの開発など
- 従業員数
- 7,272名 (2019年12月現在)
- ホームページ
- https://www.otsuka-shokai.co.jp/
PR映像の更新から配信スケジュールまでクラウド上での一元管理を可能にし、コンテンツ管理の手間を大幅に削減

株式会社大塚商会 広告宣伝部 導入事例
運輸・通信業1,001名~情報共有・会議システム電気代の削減営業・業務プロセス効率化LED照明で節電対策
各種イベントやセミナー、商談のために多くのお客様が訪れる東京都千代田区の株式会社大塚商会本社ビル。その1Fに設けられたコンセプトギャラリーでは、自社の歴史や事業内容、ソリューション紹介などの映像コンテンツが常時表示されています。コンセプトギャラリーを運営する広告宣伝部 イベント企画課では、頻繁に更新されるコンテンツの差し替え作業を効率よく行うためにデジタルサイネージを活用。更新や配信スケジュールもクラウド上で一元管理を行えるようにし、業務効率アップで得られた時間を、より充実したコンテンツ作りに充てられるようになりました。
2019年5月取材
株式会社大塚商会 広告宣伝部
導入先の概要

導入の狙い
- コンテンツを収録したメディアの差し替え作業をなくしたい
- コンテンツの配信や更新業務を一元管理したい
解決策
クラウドで利用できるデジタルサイネージを活用
導入したメリット
- DVDやUSBメモリーを差し替える手間から解放された
- 業務負荷の軽減に伴い、より充実したコンテンツ作りができるようになった
- 配信や更新業務が自席にいながらできるようになった
広告宣伝部 イベント企画課 坂内 祐之氏

「デジタルサイネージの導入により、煩雑だったコンテンツの配信や更新作業が劇的に省力化。クラウド上でさまざまな作業ができるため、上階の自席を離れることなく、1Fにあるコンセプトギャラリーの運用を管理できます。業務が効率アップしたことで、より充実したコンテンツ作りに大きな力を注げるようになりました」
導入製品情報
| 製品カテゴリー | 製品名・型番 | お問い合わせ |
|---|---|---|
| デジタルサイネージ | たよれーるデジサイン クラウドシステム | お問い合わせ |
| プラグワイズ社 | スマートコンセント | お問い合わせ |
株式会社大塚商会 広告宣伝部 導入事例(PDF:2,988KB)
導入事例詳細
大塚商会の沿革や事業概要をお伝えするコンセプトギャラリー

東京都千代田区にある株式会社大塚商会本社ビル。その1Fには、大塚商会の事業概要を多角的に紹介するコンセプトギャラリーが設けられています。
「多様な商材を扱う大塚商会の本社には、メーカー様をはじめとする多数のお取引先の方が訪問されます。イベントやセミナーなどが開催される3Fには、各種製品のデモを行いながら商談ができるコーナーもあり、エンドユーザー様も多数いらっしゃいます。コンセプトギャラリーは、そうしたさまざまな来訪者の方にお立ち寄りいただき、当社のあらましをご理解いただくための場になります」と話すのは、広告宣伝部 イベント企画課の坂内 祐之氏。
コンセプトギャラリーでは、大塚商会の沿革や企業理念、事業内容やご提供するサービス内容が映像とパネルで紹介されます。また受付の横には、その日に行われる各種イベントのスケジュールをご案内する70インチの大型ディスプレイも設置され、来社されたお客様をスムーズに目的のフロアへ誘導するための役割を担っています。
お客様がご覧になる多様なコンテンツを管理
コンセプトギャラリーの各コーナーでは、事業紹介のほかに大塚商会が毎年開催している「実践ソリューションフェア」(最先端のIT製品と各種サービス&サポートを実践的に組み合わせ、すぐに使えるソリューションとしてご紹介するイベント)の模様を収録した映像や、テレビ東京で放送(関東ローカル)されている大塚商会提供の番組『風景の足跡』の予告編なども流れています。受付横の大型ディスプレイを含めて計7台が設置されており、そのコンテンツ管理はコンセプトギャラリーの運用を行っている広告宣伝部 イベント企画課が担っています。
手間のかかるコンテンツ更新業務を効率化したい
「以前はコンテンツを収録したDVDやUSBメモリーを、各ディスプレイに接続されたDVDデッキやPCにセットして再生していました。コンテンツ内容は頻繁に更新されるので、その都度ディスクやUSBメモリーを差し替える必要がありました。自席がある上階のオフィスと1Fのコンセプトギャラリーを行き来するのにかなりの時間を取られるため、更新業務をどうにか省力化できないものかと考えていました」(坂内氏)
デジタルサイネージの活用で課題を解消

デジタルサイネージの利用で、コンテンツの配信も更新も、クラウド上で一元的に行えるようになった
そこで注目したのが、コンテンツの配信作業を効率よく行えるデジタルサイネージでした。それまで使用していたDVDデッキが老朽化による交換のタイミングを迎えたこともあり、2016年にデジタルサイネージを導入。お客様に、その日に開催されるイベントの日程をご案内する受付横の大型ディスプレイには、長期運用に対応したスタンダードモデルの『デジサインSTB4』、コンセプトギャラリー各所の6台のディスプレイには、デジタルサイネージに必要なパフォーマンスを備えたエントリーモデルの『デジサインStick』が採用されました。
「ちょうどデジタルサイネージの存在が広く認識され始めた時期でもあり、多くのお客様にその利便性を訴求するためにも、まずは当社自身がデジタルサイネージによって業務を効率アップしようという思いもありました」と坂内氏は語ります。

事業概要を多角的に紹介するコンセプトギャラリー

大塚商会提供のテレビ番組『風景の足跡』(テレビ東京:関東ローカル)の予告編も配信
コンテンツの配信から更新までを一元管理

受付横の大型ディスプレイで、来訪されたお客様にその日のイベントスケジュールと開催フロアをご案内
デジタルサイネージの利用により、コンテンツの配信も更新も、クラウド上で一元的に行えるようになりました。
「自席にいながら更新作業ができるようになり、上階とコンセプトギャラリーを往復する回数は激減しました。また、当社の商材の一つであるプラグワイズ社の『スマートコンセント』を活用し、毎日設定した時刻にデジタルサイネージとディスプレイの電源を自動でオン・オフできる仕組みも構築。出社時にディスプレイに映像が問題なく映っているかどうかを確認するだけでよくなり、機器の管理に要する業務負担も大幅に軽減しました」(坂内氏)
業務効率アップによって得られた時間は、コンテンツ内容のさらなる充実や、更新サイクルのスピードアップに生かされています。
「今後は定番のコンテンツ以外に、季節ごとの新たなコンテンツを加えるといったことも試み、これまで以上に豊富な情報をご提供していく意向です。また、本社ビルの1Fは行政によって自然災害発生時の緊急避難場所に指定されています。地域の避難場所としての機能を損なわないよう配慮をしながら展示レイアウトを改善し、コンセプトギャラリーを訪問されたお客様をよりスムーズにお迎えできる動線を工夫したいです」(坂内氏)
登録作業のアウトソーシングでさらなる業務負荷の軽減を
デジタルサイネージには日付や期間を指定して番組スケジュールを設定する機能があり、コンテンツのデータと配信日程を外部の協力会社に送信すれば、コンテンツの登録作業を委託することも可能です。
「クラウド上で管理できるとはいえ、複数の場所にディスプレイを設置し、多様なコンテンツを配信される企業様にとって、コンテンツの登録作業は煩雑です。その作業を省力化すれば業務負荷がさらに減るので、当社は今後そうした運用委託も含めたトータルサービスをご提供し、より多くの企業様が手軽にデジタルサイネージをご利用いただける環境を整備したいと考えています」(坂内氏)
大塚商会担当者からのコメント
「デジタルサイネージの効果的な活用をご支援します」
デジタルサイネージは業界・業種を問わず、社外に向けた商品やサービスのPR、自社社員様へのさまざまな情報伝達などに役立てられます。お客様の事業内容や規模にマッチする最適なデジタルサイネージをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

- 印刷して上司への説明に
- 印刷して稟議書に添付して
- 印刷して会議資料に
株式会社大塚商会 広告宣伝部 導入事例(PDF:2,988KB)
- * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
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