低コスト・短期間での名刺作成を実現

運送事業を営む企業がカラーPOD機と名刺作成サービスを導入、 名刺作成を内製化しコスト削減を実現

株式会社若葉ネットワーク 導入事例

運輸・通信業101~1,000名製品の導入・活用支援営業・業務プロセス効率化

株式会社若葉ネットワークは、大手物流企業と提携した宅配事業や電話帳配送事業を全国展開している。本社の移転をきっかけにカラーPOD機を導入し、名刺をはじめとした印刷物の内製化に着手。大塚商会の名刺作成サービスと後加工機とを組み合わせた活用が、名刺作成期間の短縮やコスト削減につながっている。

  • 名刺の内製化
  • コスト削減

2023年10月取材

株式会社若葉ネットワーク

導入先の概要

業種
運送業
事業内容
一般貨物自動車運送事業、貨物軽車輌等運送事業、電話帳配達業務、郵便物・ダイレクトメールの運送受託、情報誌の配達受託業務
従業員数
約220名(アルバイト含む 2023年10月現在)
ホームページ
https://www.wkb8558.jp/

導入の狙い

  • 印刷物を社内でタイムリーに作成したい
  • 名刺作成の外注コストを削減したい

解決策

  • カラーPOD機で印刷物内製化を実現
  • 名刺データ作成サービスと後加工機を組み合わせて活用することで、小ロットの印刷やすぐに名刺が作成できる環境を整備

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
カラーPOD機RICOH Pro C5300Sお問い合わせ
名刺データ作成サービスたよれーる かんたん名刺データ-
後加工機PROSCUT PCM-15N-
POD向け用紙カタログマテリアルカタログお問い合わせ

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導入事例詳細

横浜で宅配事業の経営基盤を確立、電話帳の配送範囲は日本全国をカバー

株式会社若葉ネットワークは神奈川県横浜市に本社を構え、軽貨物の運送事業を全国展開している。大手物流会社と提携した宅配事業や大手通信会社の電話帳配送事業、官公庁の広報誌のポスティング事業などを通して、安定した経営基盤を確立している。

横浜戸塚配送センターと横浜鳥浜配送センターをはじめ、四国・九州の各支店を中心に、全国に配送拠点となる倉庫を設置。北海道から九州まで網羅した全エリア対応の物流ネットワークを構築していることが大きな強みだ。

ネットワーク構築のきっかけになったのは、大手通信会社の電話帳や情報誌の配送業務をスタートさせたことだ。電話帳は、1年半の周期で各都道府県の電話加入者に配布されている。月ごとに配送するエリアが異なるため、それに合わせて各エリアに配送拠点となる倉庫を都度開設することで、全国規模の物流ネットワークを構築できた。その強みを生かし、4、5年前から大手通販会社の配送事業を手がけているほか、個人や企業の個々の依頼に応じる短・中・長距離のチャーター便事業を展開している。

コーポレート部 部長 竹中 かおり氏

株式会社若葉ネットワークは日本全国で1,000台以上の配送車を稼働させ、毎日配送業務を行えるのが強みだ

労務・総務関連業務を担当しているコーポレート部 部長の竹中 かおり氏は「基本的にドライバーは物流会社に業務委託しているので、従業員の大半は本社で勤務しているか、各地の倉庫で配送品の仕分け作業などに従事しています。現在は、少子高齢化による人材不足を解消するためにプロジェクトチームを立ち上げ、SNSを活用して情報発信をしたり、女性が働きやすい職場づくりを推進したりするなど、人材採用に力を入れています」と語る。

安定した運送事業を展開する一方で、近年は異業種にも積極的に参入。事業領域を大きく拡大しつつある。

本社移転を機にカラーPOD機を導入、名刺の内製化でコスト削減を図る

2023年3月に本社を現在の横浜市金沢区能見台に移転したことをきっかけに、社内の業務環境を再整備。その一環として、カラーPOD機を新たに導入し、名刺をはじめとする印刷物の内製化に着手した。

「以前は、本社社員の名刺作成を全て外注していました。ところが、10枚程度で十分な社員も100枚単位の発注しかできず、費用がかなりかかるので、コスト面で課題を感じていました。さらに、発注からチェックを経て手元に届くまでに2週間ほどかかっており、すぐに名刺が必要という要望があったときに迅速な対応ができませんでした。社員から『名刺はまだできないの?』という催促の声が上がることも多々ありました」(竹中氏)

複合機をカラーPOD機『RICOH Pro C5300S』へと入れ替えたことで、名刺印刷のコストや資料のホチキス留めなど加工の手間が削減された

そこで、複合機の導入やサーバーの保守などで取引実績のあった大塚商会に相談し、カラーPOD機を活用した課題解決を図った。同社の希望を踏まえて大塚商会が提案したのは、リコー製のPOD機『RICOH Pro C5300S』を本社に導入することだった。連続出力時も高画質を保つ色再現性と安定性を実現し、さまざまな用紙に印刷できることが選定の決め手となった。同時に、後加工機である名刺カッター『PROSCUT』も導入し、多彩な用紙を名刺サイズに素早くカットできる環境を整えた。

名刺印刷だけでなくデータ作成から内製化が実現

『たよれーる かんたん名刺データ』で、名前や役職、住所など名刺に必要な情報を登録している画面。入力作業は1データあたり5分程度で完了する

そのうえで、大塚商会の名刺作成サービス『たよれーる かんたん名刺データ』を有効活用。『たよれーる かんたん名刺データ』は、仕上がりイメージをウェブサイトの画面上でリアルタイムに確認しながら、オリジナルの名刺を手軽に作成できることが大きな特長だ。プライバシーマーク取得済みのサービスなので、名刺の個人情報が外部に流出する心配もない。

利用前に名刺のフォーマットデザインやテンプレートを設定しておけば、あとは必要な名刺情報を編集するだけ。編集したデータはすぐにダウンロードできるので、素早く印刷できる。

「『たよれーる かんたん名刺データ』は、月額費用がリーズナブルであるにもかかわらず、こちらの要望に合わせてデザインを細かく設定できます。カラーPOD機に対応している用紙であれば、名刺に使用する用紙も用途や希望に合ったものを選定できるので自由度が高く、とても便利だと感じています」(竹中氏)

初期設定完了後の操作は簡単。オリジナルの名刺をデザイン可能

実際にカラーPOD機と『たよれーる かんたん名刺データ』を利用して名刺を作成する際に、まずは同社社長が大塚商会から使用方法を教わり、その内容を竹中氏に伝え、竹中氏がコーポレート部のメンバーに広めるかたちで展開していった。あらかじめ『たよれーる かんたん名刺データ』内にいくつかのデザインを設定し、その中から使用するデザインを選択。その後、部署名などの名刺情報を登録・編集してデータが完成。カラーPOD機側には、印刷する用紙の設定を行う。導入当初は慣れるまで多少時間が必要だったが、一度設定内容を登録しておけばあとは手間なく運用できる

「名刺のフォーマットデザインは、企業ロゴの色味などを社長自ら調整して作成しました。電話番号やメールアドレスの配置バランスを整えるために何度か微調整が必要でしたが、その後の操作自体はとても簡単です。社員の部署異動があっても、社内でデータ変更ができるので大変便利です」(竹中氏)

名刺を印刷する用紙の選定には、大塚商会の『マテリアルカタログ』を活用。特殊な用紙であっても、カラーPOD機に対応しているものであれば手軽に入手できることが大きな利点だ。

社内で名刺の印刷からカットまで手間なく実施

印刷した名刺のカットには後加工機『PROSCUT』を活用する。コンパクトかつ静音設計なので、使用する場所を選ばない

名刺はA4サイズの用紙1枚につき10枚印刷される。それを後加工機『PROSCUT』にセットしてスタートボタンを押せば、きれいにカットされて10枚の名刺が瞬時に完成するようになった。『PROSCUT』の操作も分かりやすく簡単なので、使い勝手が非常に良い。

新たに導入したカラーPOD機は、従来の複合機よりも高品質で印刷速度が速いので、名刺作成以外の用途でも幅広く活用できるようになった。具体的には、従業員の給与明細の案内文や封筒の印刷に活用。宛名を印刷したシールの作成も可能なので、定期業務が以前よりもスピーディーになっている。

さらに、カラーPOD機と一緒にフィニッシャーを導入したことで、社内資料などのホチキス留めが自動的に行えるなど、業務効率化にもつながっている。

分からないことや困ったことがあると、大塚商会の担当の方がすぐに駆け付けて対応してくださるので、日々の業務で安心して活用できます。サポートしてほしいとき、いつまでたっても担当者と連絡がつかないということがないので、すごく助かっています」(竹中氏)

名刺を印刷する用紙は『マテリアルカタログ』から選定。『マテリアルカタログ』には、名刺用紙に限らず多様な用紙が掲載してある

『PROSCUT』でカットされた名刺。100枚の名刺も1分かからずにカットできる『PROSCUT』は、スピーディーな名刺作成に貢献している

名刺作成コストを7分の1に削減、制作時間は2週間から10分に

2023年に本格的に『たよれーる かんたん名刺データ』の運用を開始し、導入後、約3カ月の間に本社と各拠点を含めた40人分の名刺を新たに作成。その顕著な費用対効果を実感していると、竹中氏は強調する。

「『たよれーる かんたん名刺データ』を導入するまでは、1箱100枚入りの名刺を作成するのに外注費が3,500円かかっていました。しかし現在は、カラーPOD機で印刷する用紙やカウンターチャージ料を含め、約500円で作成できています。その結果、名刺の作成コストは7分の1に削減されました。今後長く利用すればするほど、大きなコスト削減につながると考えています」(竹中氏)

また、以前は2週間ほどかかっていた名刺の作成が、わずか10分ほどで完了するので、必要なときに必要な枚数だけ名刺作成できるのは大きな導入効果だという。「通常は50枚単位で名刺を印刷していますが、先日本社で開催された研修会では、アルバイトも含めた参加者全員に10枚ずつ名刺を作成して配布することもできました。小ロットの名刺を必要なときにすぐ用意できるので、重宝しています。仮に名刺の在庫がなくなってしまった社員がいても、即座に印刷して提供できるので、営業活動などに支障を来す心配はありません」(竹中氏)

現在は、運送事業に従事する社員の名刺を中心に作成しているが、今後は他の事業の名刺作成にも有効活用していく予定だ。その一方で、多彩な印刷用途に対応できるカラーPOD機のメリットを生かし、販促用のカレンダーやティッシュボックスなどの内製化も視野に入れている。

「『マテリアルカタログ』には、さまざまな用途に対応した特殊な用紙が数多く用意されているので、事業や顧客サービス拡大につながる用途でいろいろと試していきたいです。例えば、年始のごあいさつのときに配布するノベルティグッズの作成にも活用したいと考えています」(竹中氏)

今後もカラーPOD機活用の幅を広げて、印刷物の内製化を促進していく考えだ。

大塚商会担当者からのコメント

「名刺の内製化によるコスト削減を総合的にサポートします」

カラーPOD機と『たよれーる かんたん名刺データ』を活用することで、名刺の内製化が手軽に実現します。名刺作成のコスト削減や納期短縮など、顕著な導入効果を実感されている株式会社若葉ネットワーク様を、これからもご支援します。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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