平成19年12月期 第3四半期財務・業績の概況
平成19年10月24日第1938号
株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:大塚 裕司)は、平成19年12月期第3四半期(平成19年1月1日~平成19年9月30日)財務・業績の概況を発表します。
平成19年12月期 第3四半期財務・業績の概況について
当社グループの属するIT関連業界は、企業における経営強化や生き残りのためのIT投資に支えられ堅調に推移しました。企業のIT投資は、業種別では製造業から流通業やサービス業への広がりが見られ、企業規模別では大手企業の伸び率が高く、中堅・中小企業においても増加傾向にあります。IT投資の内容としては、法令や公的手続電子化等への対応、事業拡大のための基盤整備、業務効率化によるコスト削減、人材・人手不足対策等に加えて、内部統制の体制構築の動きが具体化しつつあり、情報セキュリティ対策の強化や情報システムインフラの見直しも継続しております。
このような中で当社グループは、平成19年度のスローガンを「お客様の目線で信頼に応え、お客様と共に成長する」とし、独自開発の顧客管理及び営業支援システム「SPR(※1)」の機能強化と活用をより一層図りながら、当社の強みである複写機、コンピュータ、FAX、電話機、回線などを組み合わせた複合システム提案を積極的に行いました。また、情報セキュリティ関連ビジネス、ナレッジマネジメントシステム「ODS21」、統合型基幹業務システム「SMILEシリーズ」、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」、サポート事業「たよれーる」等に引き続き注力しました。この他、営業支援センターの業務拡大による営業効率向上やシステム開発案件のプロジェクト管理強化による開発品質及び生産性の向上に努めました。
平成19年12月期第3四半期財務・業績の概況は以下のとおりです。
表1 平成19年12月期 第3四半期財務・業績の概況(平成19年1月1日~平成19年9月30日)
《連結》 | 平成19年12月期第3四半期 | ||
---|---|---|---|
金額(百万円) | 対前年増減率(%) | ||
売上高 | 351,153 | +7.9% | |
内訳 | システムインテグレーション事業 | 211,173 | +5.5% |
サービス&サポート事業 | 138,382 | +11.4% | |
その他の事業 | 1,598 | +41.7% | |
営業利益 | 22,170 | +15.1% | |
経常利益 | 22,511 | +15.3% | |
四半期純利益 | 14,113 | +21.0% | |
《単体》 | |||
売上高 | 327,659 | +8.4% | |
営業利益 | 20,404 | +15.2% | |
経常利益 | 20,851 | +14.9% | |
四半期純利益 | 14,246 | +33.0% |
平成19年12月期(平成19年1月1日~平成19年12月31日)の業績予想について
平成19年12月期第3四半期の結果を踏まえ、通期の連結業績見通しといたしましては平成19年8月23日に発表した通期の業績予想を上方修正します。
表2 平成19年12月期の業績予想(平成19年1月1日~平成19年12月31日)
平成19年12月期の業績予想 | 平成19年8月23日 発表の業績予想 | 平成18年12月期 の実績 | |||
---|---|---|---|---|---|
《連結》 | 金額(百万円) | 前年同期比(%) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | |
売上高 | 466,200 | +7.5% | 464,800 | 433,617 | |
内訳 | システムインテグレーション事業 | 277,730 | +5.4% | 276,640 | 263,425 |
サービス&サポート事業 | 186,310 | +10.4% | 185,900 | 168,701 | |
その他の事業 | 2,160 | +44.9% | 2,260 | 1,490 | |
営業利益 | 29,600 | +13.2% | 29,000 | 26,158 | |
経常利益 | 30,000 | +13.2% | 29,370 | 26,494 | |
当期純利益 | 17,660 | +13.1% | 17,240 | 15,621 | |
《単体》 | |||||
売上高 | 434,800 | +7.9% | 433,700 | 402,886 | |
営業利益 | 27,300 | +12.2% | 26,600 | 24,334 | |
経常利益 | 27,800 | +11.7% | 27,100 | 24,882 | |
当期純利益 | 17,380 | +19.6% | 17,090 | 14,532 |
注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき当社グループが判断した見通しであり、予測しえない経済状況の変化などさまざまな要因があるため、その結果について、当社グループが保証するものではありません。
(※1)SPR=Sales Process Re-engineeringの略称。
顧客管理と営業支援の機能を有し、データに基づく科学的なアプローチで顧客満足と効率的営業を同時に実現する独自開発のシステム。
その他詳細資料につきましては、弊社ホームページに掲載いたしますのでご覧下さい。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/ir/
関連リンク
ODS21=Otsuka Document Solutions 21 for open knowledge officeの略称。
当社グループの強みの一つである特定のメーカーにとらわれないマルチベンダー対応とオフィス製品全般を広く提供するマルチフィールド対応により、企業の文書類を知識データベースとして活用・管理するためのシステム群。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/products/ods/
SMILEシリーズ=当社グループオリジナルの統合型基幹業務システム。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/products/erp/
たのめーる=MRO(Maintenance, Repair and Operation:消耗品・補修用品など、企業内で日常的に使用されるサプライ用品のこと)事業の中核を担う事業ブランド。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/supply/
ナビゲーションメニュー