基幹業務システムSMILE V会計とクラウド型経費精算システム楽楽精算の連携を強化

ソリューションプロバイダーの株式会社大塚商会（本社：東京都千代田区、代表取締役社長:大塚裕司）は、オンプレミスの基幹業務システムと業務クラウドサービスをAPIで連携する月額課金サービス「SMILE V APIコネクト for 楽楽精算」の提供を開始します。

企業のクラウドサービス利用の拡大と新型コロナウイルス感染症対策により、テレワークを導入する企業が増加するなど、働き方改革が進んでいます。一方で、経理担当者は月次作業でクラウドサービスのデータを基幹業務システムに取り込むために出社するなど、テレワークを運用するうえでの課題が生じています。

また、基幹業務システムと各クラウドサービスのAPI連携が望まれていますが、一部のクラウドサービスにAPIは用意されているものの、導入企業に担当者が不在のため、設定や運用することができないという課題も見受けられました。

そこで大塚商会はこれらの課題を解決するために、株式会社OSK（本社：東京都墨田区、代表取締役社長：宇佐美愼治）の基幹業務システム「SMILE V会計」と、株式会社ラクス（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：中村崇則）のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を、APIでつなぐ「SMILE V APIコネクト for 楽楽精算」を提供します。

「SMILE V APIコネクト for 楽楽精算」では、「SMILE V 会計」と「楽楽精算」の間で仕訳データの連携を自動実行させることで、ファイルの書き出し・取り込みの工数を削減します。人手を介さずに定期的にデータを自動連携するため、経理担当者は定期的に発生するデータ送受信業務が不要となるのに加え、作業忘れや作業漏れを防止するので、業務効率の向上を実現します。

なお、本サービスには、API連携基盤サービスとして、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：吉松　正三）の「Qanat Universe」を利用しています。当社では、今後も勤怠管理など様々なクラウドサービスとの連携サービスを提供していきます。