Clip #412 熱海の奇跡

2020年5月8日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

AppleCLIPでは、緊急事態宣言を受けてZOOMを使用した収録でお送りしております。

番組サマリー

今週のAppleCLIPは、IBMのコンサルタントを辞められたあと、熱海に戻り町おこしをされている市来広一郎(いちき こういちろう)さんをお迎えし、【熱海の奇跡】と題してお話を伺ってまいります。

市来さんは、理系学科を卒業され、IBMに就職されました。プログラマーやシステムコンサルタントをされた後に、大企業の働き方改革にいち早く着手され、フリーアドレスの導入などを始めとする各種コンサルティング活動をされたのだそうです。

その後、自らの人生に疑問を感じて、大前研一氏が創設した「一新塾」で学び、起業家として社会に貢献したいと考えたのだそうです。特にバブル経済がはじけた後、ゴーストタウンのように活気を失ない、寂れていく一方の故郷「熱海」の町おこしをしたいと決心して退職されたのだとか。手探りで熱海の問題点をあぶり出したり、町の良いところを一つ一つ探し出したりしながら、さまざまな活動を展開されたのだそうです。

今では多くの観光客が集り、活況を呈している熱海ですが、その復興の道のりに市来さんが果たされた役割は大きかったのではないでしょうか?

今は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響で、大きな打撃を受けている観光地熱海ですが、市来さんやその仲間たちがきっと「ピンチをチャンスに変える」アイデアを練られているのではないかなと期待しています。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #413 ジョブズ師匠を顔相鑑定?

公開予定日:2020年 5月 15日

GUEST PROFILE

市来 広一郎(いちき こういちろう)

株式会社machimori代表取締役

静岡県熱海生まれ、熱海育ち。東京都立大学大学院 理学研究科(物理学)修了後、アジア・ヨーロッパを3カ月間放浪。その後、IBMビジネスコンサルティングサービス(現日本IBM)に勤務。
2007年に熱海にUターンしゼロから地域づくりに取り組み始める。遊休農地の再生のための活動「チーム里庭」や地域資源を活用した体験交流ツアーを集めた「熱海温泉玉手箱(オンたま)」を熱海市観光協会や熱海市などと協働で開始しプロデュース。2011年に熱海の中心市街地再生のための民間まちづくり会社の株式会社machimoriを設立。2012年に空き店舗を再生しカフェ「CAFE RoCA」を、2015年にはゲストハウス「guest house MARUYA」をオープンし運営するなど、熱海のリノベーションまちづくりに取り組んでいる。
2013年より、静岡県、熱海市などと共同でリノベーションスクール@熱海も開催し、2016年からは熱海市と協働で「ATAMI2030会議」や、創業支援プログラム「99℃」なども企画運営している。
一般社団法人熱海市観光協会副会長。一般社団法人ジャパン・オンパク理事。

photo by Chiye Mamegai

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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