Clip #434 M1 Macを一刀両断

2020年11月27日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今週のAppleCLIPは、フリージャーナリストで常連ゲストの本田雅一(ほんだまさかず)さんをお迎えして、【M1 Macを一刀両断】と題してお話を伺ってまいります。

リスナーの皆さんに「最近、本田雅一さんや「flick!」編集長の村上琢太(むらかみたくた)さんの出演が多くない?」と言われそうですが、これは、Appleのイベントが矢継ぎ早に3回も開催されて、しかも新製品ラッシュで、その技術面での展開がものすごいからなのです。

特に本田雅一さんには、技術面での解説をしていただいているので、結果的に頻繁なご出演となっています。

さて、今回は圧倒的な速度でMacのファンを魅了してくれたM1チップについて、お伺いしました。

このM1チップは「SoC (システムオンチップ)」と呼ばれるもので、これまでのCPU(Central Processing Unit=中央処理装置)とは別次元のチップです。

これまでのMacには、CPUのほかにビデオボードやセキュリティ、メモリーなどを組み込むために複数のチップをボードの上に用意していたわけです。しかしM1では、1枚のチップにそれらのパーツを集積させています。このM1の設計はApple社内で行われているようです。

だから、ますます省エネルギーで、驚くべき速さ。そしてOSなどにも最適化されているわけですね。しかも、前述の複数のチップは1枚に集約されているのでコストパーフォーマンスも優れています。さらに、iPhoneやiPadなどで採用されているA14バイオニックというチップ開発のおかげで、さらなるコスト軽減ができているわけなのです。

当然ながらビデオボードなどは拡張性が損なわれてしまうのです。しかし、その問題を補うに余りあるほど、処理速度は圧倒的です。

つまり、「Macが、M1で別次元のコンピューターに進化した」と言っても過言ではないのです。

そんなM1チップを採用した、MacBook Air、Mac mini、MacBook Pro 13inchを全機種詳しくベンチマークテストされた本田さんに、M1チップのすごさやMacBook Airの魅力について語り尽くしていただきました。

詳しくは、AppleCLIPで。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #435 ジョブズ&アップル研究会とは?

公開予定日:2020年 12月4日

GUEST PROFILE

本田 雅一(ほんだ まさかず)

テクノロジージャーナリスト、オーディオ&ビジュアル評論家、商品企画・開発コンサルタント

技術を起点に経済的、社会的に変化していく様子に着目し、書籍、トレンドレポート、評論、コラムなどを執筆。90年代初頭よりパソコン、IT、ネットワークサービスの技術、製品トレンドを追いかけ始めるが、現在、その取材対象はカメラ、オーディオ、映像 機器、映像制作、自動車、SNSなど幅広い分野にひろがり、さまざまなメディアにコラムを提供する。オーディオ&ビジュアル専門誌ではAV評論家としても活躍。商品企画や開発アドバイザーとしても多くの製品に関わっている。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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