Clip #442 ジョブズに学ぶコロナ禍以後の発想方法 後編

2021年2月5日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今週のAppleCLIPも、マーケティングのプラニングやコンサルティングなどを通じてコロナ禍以降のマーケティングを提唱する「funky Jun」こと鈴木準(すずきじゅん)さんをゲストにお迎えして、【ジョブズに学ぶコロナ禍以後の発想方法】と題してお話を伺ってまいります。

スティーブ・ジョブズがマーケティングを嫌い、自分の感性を信じて未来のテクノロジーを切り開いてきたのは有名な話です。

確かにマーケティング・リサーチ(市場調査)で平均的なニーズなどを調べても、そこには新しい製品に関する答えは見つかりません。むしろ右脳を最大限に活用して、「今ないものを生み出す」クリエイティブな発想が必要だったのです。

かつてアメリカでMacintoshが開発されている頃です。日本企業はバブル期の勢いに乗り、世界中に販路を拡大していきます。日本のASCIIが提唱しSONYを始めとする大手家電メーカーが競って発売したパーソナルコンピューターMSXも世界戦略を開始し、任天堂の「ファミリーコンピュータ」や「ゲームボーイ」はアメリカで大成功を収めました。

ところがバブル経済が破綻して以降、多くの日本企業では調査に調査を重ねていろいろなリスク要素を排除するようになります。
しかしそのような文化が浸透したことで、企業は冒険をやめて危険のある取り組みはすべてやめてしまい、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の変革に対応しきれなかったのです。結局、GAFAのように自由な発想で成長する企業も生まれがたかったのかもしれません。

鈴木準さんとは、プロに向けてマーケティングを教える講座で講師同士として知り合い、現在は大手企業に向けてバーチャル技術やITを活用したメディア戦略、マーケティング戦略を提案する仕事仲間です。

コロナ禍の今は、既成概念にとらわれない柔軟な発想が求められていています。コロナによる環境や市場の変化、そして顧客ニーズの変化は、新たなビジネスチャンスだととらえていきたいですね。

詳しくは、AppleCLIPで。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #443 DX僧侶降臨

公開予定日:2021年 2月12日

GUEST PROFILE

鈴木 準(すずき じゅん)

株式会社ジェイ・ビーム代表取締役
マーケティングプランナー、コラムニスト

電通ワンダーマン(現:電通ダイレクトマーケティング)を経て1998年に独立。
「昭和→平成→令和」と40年にわたり、製品戦略やプロモーション戦略の企画・コンサルティング、研修講師としてさまざまな業界のプロジェクトに関わる。
マーケティングの本質は「人を口説き・好きにさせて、好きになり続けてもらう・ハッピーを届けること」と考え、顧客ニーズ(欲求)をとらえて、どう伝えたらハートをキャッチするのか? 自身の体験や人間観察による「顧客視点」を信条としている。
また次世代シニアをABS世代(アクティブ・バブル・シニア)と命名し、「人生100年時代の生き方や働き方」をテーマに、連載コラム多数寄稿。「Funky Jun」の名で、各種メディアにてライフスタイル・ファッション提案や、昭和歌謡曲DJをこなす。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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