Clip #444 未来の博物館はこうなる

2021年2月26日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今週のAppleCLIPは、古生物学者で地球科学可視化技術研究所所長の芝原暁彦(しばはら あきひこ)さんをZoomでお迎えして、【未来の博物館はこうなる】と題してお話を伺ってまいります。

地形模型などを作られたり、シン・ゴジラを古代生物学的に解説されたりと多くのメディアでもご活躍の芝原暁彦さん。古生物学者として古代生物学と地球温暖化について研究をされながらも、たくさんの恐竜・古生物の本などを書かれたり監修をされたりしています。

books - A. Shibahara's Lab

ブラタモリへの地図製作協力や、そこで出会った精密地形模型製作者の大道寺覚さんとお二人で起業された地球科学可視化技術研究所のお話など、僕らの時間感覚やスケール感では体験できないお話の数々を伺いました。

この精密三次元模型は、まさに地形の見える化です。これまで地図などで平面的にしか見ることができなかった地形や、目にできなかった地下の様子などを可視化して、社会インフラの整備や検証、防災や都市計画などに生かせる可能性を秘めています。

今は、大型の精密三次元模型と精緻なプロジェクションマッピングなどを組み合わせた地質模型などを博物館などに納められたりしながら、博物館を再定義して「未来の博物館」を目指しているのだそうです。

今後のご活躍に大いに期待したいところです。

なお番組内でご紹介しました、ジュラシック・パークの解説などを展開しているClubhouseの番組は、「芝原暁彦」で検索してください。
また、同じく番組内でご案内しましたすごく面白そうな著書「特撮の地球科学」は4月19日発刊予定ですので芝原さんのtwitterなどでご確認ください。

芝原暁彦/「特撮の地球科学」4/19発刊(イーストプレス)さん (@AShibahara) / 【Twitter】

詳しくは、AppleCLIPで。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #445 コロナに負けない教育環境って?

公開予定日:2021年 3月5日

GUEST PROFILE

芝原 暁彦(しばはら あきひこ)

地球科学可視化技術研究所 所長

古生物学者。筑波大学で博士号を取得後、つくば市にある地質標本館を経て、2016年に地球科学可視化技術研究所を設立。2019年に福井県立大学 恐竜学研究所の客員教授に就任。日本地図学会、東京地学協会の各委員を務める。主な著書に「化石観察入門」(誠文堂新光社)、監修書に「世界の恐竜マップ」(エクスナレッジ)ほか。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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