Clip #509 Appleの2022年を振り返る

2022年12月28日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今週のAppleCLIPは2022年最終収録ということでお馴染みテクノロジージャーナリストの本田雅一(ほんだまさかず)さん、IT系メディアThunderVolt編集長の村上琢太(むらかみたくた)さん、そしてAppleにお詳しい美術ジャーナリストのチバヒデトシ(ちばひでとし)さんをお迎えして、【Appleの2022年を振り返る】と題してお話を伺ってまいります。

まずは2022年を振り返って、最もエポックメイキングなApple製品やエポックメイキングだった出来事などを伺いました。

M1 MaxやM1 UltraやM2チップの登場やそのパフォーマンスについて、さらにはApple Watch Ultraなどのこれまでのセオリーとは抜本的に異なるマーケティングロジックで構築されたデバイスも、衝撃的でした。

特に、Appleシリコンの進化で、高速化、低熱量化、長時間駆動のデバイスが次々に発売された豊作の年でもありましたよね。

以下、2022年の出来事を振り返ってみました。

2022年3月8日 全く新しい Mac StudioとStudio Displayを発表。
M1 Maxと新しいM1 Ultraを搭載したMac Studioは、かつてないパフォーマンスと幅広い接続性を驚異的にコンパクトなボディで実現。
Studio Displayは、広々とした27インチ5K Retinaディスプレイ、センターフレームに対応した先進的なカメラ、驚くほど原音に忠実なオーディオを搭載していました。

2022年3月8日 これまでで最もパワフルで万能なiPad Airを発表。
新しいiPad Airは画期的なM1チップ、超高速5G、センターフレームに対応した新しいフロントカメラなどを搭載。自然なビデオ会議体験のためのセンターフレームに対応した新しい超広角フロントカメラ、転送速度が最大2倍速いUSB-Cポート、セルラーモデルでは超高速の5Gを搭載していました。

2022年3月8日 パーソナルコンピュータ向けとして世界で最もパワフルなチップのM1 Ultraを発表。
全く新しいMac Studioで利用できるM1 Ultraは、デスクトップにかつてないパフォーマンスをもたらしました。

2022年6月6日 驚異的なパワーの新しいM2チップを搭載した全く新しいMacBook Airを発表。
MacBook Airは、四つの美しい仕上げの新しい驚くほど薄型のデザイン、より大きくなった13.6インチのLiquid Retinaディスプレイ、1080p HDカメラ、MagSafe充電などを備えていました。

2022年6月6日 M1チップセットの画期的なパフォーマンスと能力をさらに高めたM2を発表。
M2チップセットは、刷新されたMacBook Airと、アップデートされた13インチMacBook Proに、新しいレベルの電力効率の高いパフォーマンスと能力をもたらしました。第2世代の5ナノメートルテクノロジーを使用して構築されたM2は、18パーセント高速になったCPU、35パーセントパワフルになったGPU、40パーセント高速になったNeural Engineを搭載していました。

2022年6月14日 M2搭載の13インチMacBook Pro、6月17日より注文受付を開始。
M2チップによって強化された驚異的なパフォーマンス、最大24GBのユニファイドメモリ、ProRes高速化、最大20時間のバッテリー駆動時間などを備えていました。

2022年7月8日 AM2搭載の全く新しいMacBook Air受付を開始。
四つの美しい仕上げの新しい驚くほど薄型のデザイン、より大きくなった13.6インチのLiquid Retinaディスプレイ、1080p HDカメラ、MagSafe充電などを搭載していました。

2022年9月7日 Apple Watch Ultraが登場。
極限で活躍するアスリートたちの活動からインスピレーションを得て、画期的な機能を搭載した革新的なデザインのApple Watch Ultraを発表しました。

2022年9月7日 Phone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表。
常時表示ディスプレイ、iPhone史上初の48MPカメラ、衝突事故検出、衛星経由の緊急SOS、Dynamic Islandで通知やアクティビティを受け取る革新的な新しい方法を搭載していました。

2022年9月8日 iPhone 14とiPhone 14 Plusを発表。
6.1インチのデザインに、新しいより大きな6.7インチサイズが加わり、新しいデュアルカメラシステム、衝突事故検出、衛星経由の緊急SOSによるスマートフォン業界初の安全サービス、iPhone史上最長のバッテリー駆動時間を備えていました。

2022年10月18日 四つの鮮やかなカラーで完全に再設計されたiPadを発表。
大きな10.9インチLiquid Retinaディスプレイ、パワフルなA14 Bionicチップ、先進的なカメラ、高速ワイヤレス接続、USB-Cを搭載し、新しいMagic Keyboard Folioに対応していました。

詳しくは番組で。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #510 年末特番 新春りんご社新製品開発会議

公開予定日:2023年1月6日

GUEST PROFILE

千葉 英寿(ちば ひでとし)

フリーランスジャーナリスト兼美術館研究家

西武百貨店(現リブロ)の書店員、編集者を経て現職。アート、デザイン、エンターテインメント、メディアとテクノロジーを取材し、雑誌・Webを中心に執筆・寄稿。ほか、企業の製品プロモーションや広告の企画、コンサルティングも手がける。パソコン、インターネットの黎明(れいめい)期から数々のデジタルメディア、オンラインメディアの創設に関わる。「文化庁メディア芸術祭」では公式iPhoneアプリの企画、ソーシャルメディアを使ったコミュニケーション戦略の立案などに携わる。ブログ「アートな日常、エンタメな毎日 by tokyoArt」主宰。ライフハッカー、otoCoto、ARTLOGUEなどに寄稿。Weekend Museumの企画記事監修。デジタルハリウッド大学大学院客員教授(2011~2015年)。

本田 雅一(ほんだ まさかず)

テクノロジージャーナリスト、オーディオ&ビジュアル評論家、商品企画・開発コンサルタント

技術を起点に経済的、社会的に変化していく様子に着目し、書籍、トレンドレポート、評論、コラムなどを執筆。90年代初頭よりパソコン、IT、ネットワークサービスの技術、製品トレンドを追いかけ始めるが、現在、その取材対象はカメラ、オーディオ、映像 機器、映像制作、自動車、SNSなど幅広い分野にひろがり、さまざまなメディアにコラムを提供する。オーディオ&ビジュアル専門誌ではAV評論家としても活躍。商品企画や開発アドバイザーとしても多くの製品に関わっている。

村上 琢太(むらかみ たくた)

ダブルタップ代表、ThunderVolt編集長

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスの一人。趣味系雑誌を一筋に編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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