Clip #527 AIの次に来るもの

2023年5月19日公開分のアップルクリップの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今週のAppleCLIPも、コンピューターを知り尽くした男、服部桂(はっとり かつら)さんを赤坂のスタジオにお迎えして、【AIの次に来るもの】と題してお話を伺ってまいります。

服部さんは、「最近は猫も杓子もChatGPT」だといいます。それは、AIの限界やコンピューターの限界を知るからこそいえる言葉でしょう。そんな服部さんが、コンピューターにできることできないことを丁寧に教えてくれました。

そして、巨大宇宙船の建造を夢見た理論物理学者フリーマン・ダイソンの息子で、地上30mのツリーハウスで暮らしたり、自ら作ったシーカヤックで旅をしたという科学史家のジョージ・ダイソンが書いたという「アナロジア AIの次に来るもの」について詳しくお話いただきました。

この「アナロジア AIの次に来るもの」には、AIの対象にできないものを理解してAIの次に来るものを予測している、かなり突き進んだ内容。フィナンシャル・タイムズ紙の年間ベストブックにも選ばれた1冊だそうです。

「アナロジア AIの次に来るもの」

告知:ジョージ・ダイソン 翻訳:橋本大也 監修:服部 桂
早川書房 発売日 : 2023年5月20日

詳しくは番組で。

  • *収録を終えて SatoRichman

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次回予告

Clip #528 どん底Macintosh物語

公開予定日:2023年5月26日

GUEST PROFILE

服部 桂(はっとり かつら)

著作家・翻訳家

1951年生まれ。1978年に早稲田大学理工学部で修士課程を修了。同年、朝日新聞社に入社。1984年から米AT&Tとのジョイントベンチャーに出向。1987年から1989年までは、MITメディアラボ研究員として米メディアの調査に当たる。
1989年科学部記者、1991年「ASAHIパソコン」、1995年「DOORS」編集委員、1998年「ぱそ」編集長を務め、その後は科学医療部記者やデジタルメディア本部のプロデューサーを経て、2010年より朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員に。著書に「VR原論」「人工生命の世界」「マクルーハンはメッセージ」。訳書に「『テクニウム』を超えて―ケヴィン・ケリーの語るカウンターカルチャーから人工知能の未来まで」「チューリング 情報時代のパイオニア」「ヴィクトリア朝時代のインターネット」「謎のチェス指し人形『ターク』」「5000日後の世界」などがある。

5000日後の世界
すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる

「アナロジア AIの次に来るもの」

  • *本記事中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容などは公開時点のものです。

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