番組サマリー
今週のAppleCLIPは、「開運!なんでも鑑定団」で、コンピューター関連の鑑定を担当されているエンジニアリングライターの柴田文彦 (しばた ふみひこ)さんをZoomでお迎えして、【もうすぐMacintosh40周年】と題してお話を伺ってまいります。
柴田さんは「開運!なんでも鑑定団」で長年色々な鑑定をされていますが、AppleIを2度鑑定をされたのだとか。
AppleI本体は、筐体やキーボードやモニターはなくて、基盤だけ。その基盤だけの、AppleIですが、iPhoneが発売される前2006年時点での鑑定額は600万。Appleが時価総額世界一の企業になりスティーブ・ジョブズが亡くなった一時期は1億円以上にまで高騰。2023年時点では、オークションなどでも3000万程度で落札されているそうなんです。
さらに、「開運!なんでも鑑定団」で鑑定された京都のお寿司屋さんに遺されたスティーブ・ジョブズの色紙や、その色紙に秘められたメッセージの深い意味なども。
そして、もうすぐMacintosh発売から40周年ということで、柴田さんが翻訳された名著『レボリューション・イン・ザ・バレー ―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏』についてもお話しいただきました。
この本は、Macintoshが開発された現場を活き活きと記録されたもので、Macintoshのユーザーインターフェイス設計に従事した、アンディ・ハーツフェルドがSNSを立ち上げて関係者に投稿してもらったもの。
iPhoneのインターフェイスデザインなどが、実はMacintoshの初期のOSから一貫しているということは、憶えておきたいものです。
AppleやMacintoshに関するディープなお話ですが、お楽しみいただければ幸いです。
なお、『レボリューション・イン・ザ・バレー ―開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏』は既に絶版となっています。Amazonなどでも購入できますが、プレミアムプライスになっています。
詳しくは番組で。
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次回予告
Clip #530 AIで顔相鑑定?
公開予定日:2023年6月9日
GUEST PROFILE
柴田文彦(しばた ふみひこ)
エンジニアリングライター
東京都立大学大学院工学研究科在学中からApple IIに感化され、月刊I/O誌、月刊ASCII誌に自作プログラムの解説などを書き始める。富士ゼロックス株式会社に就職してカラーレーザープリンターなどの研究、技術開発に従事。退社後は、Macを中心としたパソコンの技術解説記事や書籍を執筆するライターとして活動。最近は、プログラミングに関する記事、書籍の執筆、翻訳なども手がける。またTV東京「開運!なんでも鑑定団」で、コンピューター関連の依頼品の鑑定を担当。MacやApple関連の著書も多い。
- *本記事中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容などは公開時点のものです。