ジブリとアニメージュ

2021年5月28日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

スタジオジブリの代表取締役プロデューサーでもある鈴木敏夫さんが、かつて編集長を務められていたアニメ雑誌・月刊「アニメージュ」。僕はそのどちらも大ファンなのですが、このアニメージュとスタジオジブリは切っても切れない関係ですよね。

アニメ好きならきっと見に行っていると思いますが、日本のアニメ映画文化を生み出してきたメディアと制作会社をテーマにした「アニメージュとジブリ展」という企画展が開催されたので弓月さんと出掛けてきました。弓月さんも僕も、イベントの担当者でもあるので、アニメオタクというよりも、イベントに関係している者として勉強させていただく心構えで出掛けました。

鈴木敏夫さんは、日本初の本格的なアニメーション専門誌「アニメージュ」を1978年の創刊から支え「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」などのアニメブームを盛り上げた編集者。そしてその「アニメージュ」で、さまざまな実験を試みながら、高畑勲、宮崎駿両監督と「風の谷のナウシカ」を世に送り出しました。そしてスタジオジブリ誕生への道筋をつくった方なのです。鈴木さんを知らない人は今では少ないですよね!

一つのアニメを作り世に出すのは並大抵なことではないと思います。アニメージュの編集部の風景が描かれていたのですが、その一枚の絵を見てもその情熱を感じました。私が営業現場でお客様と接しているとき、「伝わるのは熱伝導だ、同じ熱量にならないと伝わらない」と良く言われたことを思い出しました。また、「理解するのではなく共感することが大事」とも言われました。アニメも共感するってことかなあと思いました。

「風の谷のナウシカ」の制作前には、ファンやアニメに関わる人たちを育てるため「風の谷の七人衆」という応援団を作り7人集まればセル画をもらったり、ファンがナウシカ新聞を作るなんて企画があったそうです。今みたいにSNSもスマホのデバイスも無かった時代、アナログの世界でよくそんな企画が回ったなあと感激しちゃいました。 企画参加者の総数はなんと2万人ほど。企画参加者には、セル画が1枚ずつ配られたのだとか。これはまるでAUG(Appleユーザーグループ)みたいで、ファンにとっても楽しそうだし素晴らしいアイデアですよね。

美術館や博物館にはよく音声ガイドってありますよね。「アニメージュとジブリ展」で作られたものは、まるでポッドキャストのようにディレクターや声優さんがお話をしている音声ガイドでした。これを事前にダウンロードできるようにしてもらったら、予習して来場、帰って復習もできます。上野にある国立科学博物館などでも声優さんがコラボしている特別展示が多くなっていますよね。
イベントや映画などが終わってから聴いたりできるなんてアプリもあるとより感動が深まるのではないですかね。

大塚商会では、iPhoneやiPadをはじめとするApple製品の選び方や価格、活用のご相談なども分かりやすくお答えします。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
Apple製品お問い合わせ窓口
03-3514-7870(平日 9:00~17:30)

Webでのお問い合わせは、以下のリンク先ページのお問い合わせよりご相談ください。

番組視聴はこちらから

バックナンバー

過去のバックナンバー一覧
iPhone Business Network バックナンバー

ナビゲーションメニュー