本音で語った在宅勤務

2021年12月24日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

今回も赤坂のスタジオで収録ができました。

これまでの収録は、Zoomを使って自宅からアクセス。各自、自分の声をiPhoneに録音した音声データを、スタジオで話をしているように編集してもらっていたんです。

これからは、スタジオで収録ができるようになってほしいと思います。

ところで最近、いろいろな企業の方々と在宅勤務についてお話をする機会があったんです。
その中で、在宅勤務の問題点は「コミュニケーション不足」と言う意見がとても多かったんです。

皆さんはどうですか? 意外だったのか、想像通りだったのか、いかがでしょうか?

出社をしていたときは、「この仕事やっておいて」「それってXXさんがやるって言ってなかった?」などと、相手の顔を見ながらやり取りをしていましたよね? しかし、在宅勤務など離れた場所でのやり取りは、スムーズにできないことが多いんです。その結果、仕事の抜けが生じたりしてしまいます。

特に若手層は、先輩や上司にちょっとしたことをオンラインで呼びかけて質問したり、チャットをしたり、メールで質問することが苦手です。そして、ほかのことに気を取られている間に忘れてしまうこともあるので、ちょっとしたやり取りが重要だと感じています。

在宅勤務の人の中には、業務時間に一人でいるとモチベーションの維持ができないと言う人も多くなっています。ある企業では、「カウンセラーを増やした」または、「休職したりする若年層がいる」などのお話を聞きました。実際に顔を突き合わせて話し合うことも、大切なんだなと思います。

私のような管理職でも、テレワークは夢のような環境ではありません。

通勤時間はなくなり時間的な余裕はできましたが、在宅で仕事をする環境が整わないことが課題です。ある日、娘二人が在宅している日に、全員が同じ時間にWeb会議となり、私は寒い部屋でピアノの上にパソコンを置いて会議に参加するなど、つらい思いをしています。

管理職のかたのお話を聞いてみると、上下関係で板挟みになって仕事がつらくなったケースや、ご家族が会社に対して、「主人を出社させてほしい」と連絡をしてこられたケースも多いと言うんですよね。

在宅勤務では、「集中できるので作業効率が良くなる」と言う人もいます。しかし、逆に「効率が下がる」と言う人もいるんですよね。

働く環境を各自で選択できるようになることが理想です。また、在宅勤務の人と会社勤務の人を平等に評価することも大切だと思います。

「判子を押すために出社せねばならない」とか「インターネットではどうしても入力できないので、出社せねばならない」といった、「<ねば>ならない出社」は、なかなかゼロにはできません。安全で快適なネットワーク環境を企業が提供して、高速なインフラ環境を整備するなど、早急に進めてほしいものですね。

リアルとオンラインのハイブリッドな選択肢やこれからの仕事の仕方について、ぜひ皆さんもご検討されてみてはいかがでしょうか。今がそのときだと思います。

各企業の総務や人事の方々も、アフターコロナの会社作りに関して悩まれていると思います。ちょっとしたお困り事から、オフィス全般の問題解決まで、お気軽に大塚商会にご相談ください。

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