CESで次世代ゲーム
2023年2月24日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。
番組サマリー
CES2023は、2023年1月3日~1月8日の会期にラスべガスで、リアルとオンラインのハイブリッド方式で開催されました。
このCESについては、AppleCLIPでもよく取り上げているので、どういったイベントなのかご存じの方は多いと思います。
簡単に言うと、エレクトロニクスから車まで一般企業の技術に関する世界的なトレンドを見ることができる巨大な展示会というと分かりやすいのかなと思います。
もともとは、世界家電ショーだから、consumer electric showの頭文字を取ってCESと呼んでいたようです。しかし今は、「世界家電ショー」とは呼ばないで欲しいと主催者から通達されているそうです。
最近の展示内容を見る限り、家電の領域は超えてしまっているんだから当然ですよね。
そんな発展や進化を遂げるCESに今年も弓月さんが取材で出かけられたということで、盛り上がりを見せているメタバースやゲーミングなどについて教えてもらいました。
VRやARの世界でゲームをするためのツールの進化が著しかったようですね。
例えばHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の上にカメラが付いていて、自分の手を認識してくれるので、特別なコントローラーを持たなくてもゲームの中で何かを掴んだり操作したりできるそうなんです。
他にもグローブを付けることで、衝撃を感じたり、銃を操作したりできる、Diver-Xという日本企業の製品Contact Gloveなどもあったそうです。
また、身に着けて、バーチャルでハグを感じたり、実弾を受けた感じなどを体感できるベストのような服も展示されていたんだとか。
しかし、こうしたデバイスが販売される直前の完成度で体験できたというのだから興味津々ですよね。
特に体感型のデバイスは、実際に体験してみないことには、どんなものなのかイメージできませんからね。
僕は、Ready Player One (レディ・プレイヤー1)という2018年にアメリカ合衆国で公開されたSF映画を見てバーチャル・リアリティの世界に驚いたんですが、まさにそんな映画の世界に近いことが現実にできるわけなんですね。
しかも今後はPSVRなどのVR専用の高速なゲーム機も発売されて、手軽にARやVRのゲームを楽しめる時代がついに来るんだなぁと、感慨しきりです。
これってネットワークの高速化がそんな世界を実現した代表例じゃないかなと思うんですよね。
そして、これからはデバイスのマシンパワーに依存しないでも、Cloud上で計算して表示するような時代に推移してくるんじゃないかなと思うんですよ。
また、オンライン型のカラオケシステムも盛り上がっていたそうですが、やはりこれも「高速通信で音楽はダウンロードして聴く時代」に入っているからできるわけなんですよね。
僕は、音楽や映画は自分のデバイスに持っていることが自分の中では大切だったんです。でも、これからはオンラインで音楽を聴いたり、AIが自動的に歌声を消したり歌詞を表示させてカラオケシステムとして楽しませてくれる時代なんだなと、つくづく思いました。
CESに参加するメディアは、今やビデオブロガーやYouTuberよりもポッドキャスターが増えているそうなので、iBNとして参加できたら良いなぁと思うんですよね。しかし、僕がCESにでかけたら日本に帰ってこなくなるんじゃないかなぁ。
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