レトロ感覚ペーパーシュート

2023年5月12日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

最近、写真はほとんどiPhoneのカメラで済んじゃうので、コンデジやデジタル一眼などを使わなくなったなぁと思っていたんです。
僕もSony α7IIを持ってるんですが、あまり使わないし、二人の娘たちが使っていたコンデジも何台か余っているし。

ところが、長女に誕生日にデジカメが欲しいというので、次女がプレゼントしてびっくりしたんですよね。

そのデジカメというのが、台湾で開発されたレトロ感覚の着せ替えデジタルカメラ「Paper Shoot(ペーパーシュート)」なんです。

このカメラ、カメラの基盤を透明な2枚の板に挟んで、電池を入れてSDカードを差すだけ。
そこにレンズが付くんだけど、標準レンズに6種類のレンズ(広角レンズ、マクロレンズ、六角レンズ、魚眼レンズ、スターレンズ、放射レンズ)からガチャポンのようにどれか1つが送られて来るんですよ。
さらに、色々な柄のシートを購入してカメラのデザインをカスタマイズすることもできるんです。

案外解像度も高くて、F値2.0、焦点距離22mm、1600万画素(最新型は1800万画素)しかし、ファインダーも単に穴を覗くだけ。電源のボタンもなくて、シャッターを押せば電源が入るというシンプルなもの。撮影データも普通のデジカメのように直ぐに液晶ディスプレイで確認できないんですよ。

「なんでこんな不便なものがいいの?」って訊いたら、「フィルムカメラみたいなことが体験できるのと、トイカメラ風に撮影できるからいいんだ」って。

弓月さんも、「ちゃんと撮れるかどうか分からないカメラが面白い」んだそう。
世の中って便利になると、不便なものが欲しくなるんですかね。

Paper Shootは、ケーブルを繋いでiPhoneで読み込むと見ることができるんですが、SDカードを抜き差しする方法が不明。最初の頃は、長女は本体のネジを外してSDカードを取り出していました。最終的にはそんなことはしなくても、SDカードを軽く押し込むだけで、ちゃんと抜き差しできるのが分かったのです。そんなに面倒ならと、Wi-Fi機能付きのSDカードを検討したりしたんです。

Wi-Fi機能付きのSDカードは、量販店を何軒か回ったんですが、お店にもあまり在庫がないのです。
弓月さんによると「今はカメラに転送機能がついていることが多いから、それほどニーズがないのではないか」ということです。

実は、僕もこのWi-Fi機能付きSDカードの存在を知りませんでした。世の中には、知らないまま過ごしてしまうようなデバイスってあるものなんだと、Paper ShootとWi-Fi機能付きSDカードのおかげで良い経験をしました。

データを保存する際はPCの本体、そして外付けのデバイスでは、データレコーダー(カセットテープ)、フロッピーディスク、MD、HDD、SDカード、マイクロSDカードなどと、色々と変遷しましたよね。

今ではクラウドにアップロードすることが、主流となりそうですが。でも長女のように少し面倒でも昔のようなデバイスが良いって場合もあります。便利なら良いのではなく、ちょっと不便でも「楽しい」と感じる人の脳って不思議だなあって感じます。

ちなみに、弓月さんは2002,3年頃までのデジカメのデータが読めなくなっているそうです。CFカードなどの古いメモリーカードだからだとか。僕もフロッピーディスクのデータが取り出せないんですけどね。

Paper Shoot ショップURL

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