マレーシアでもキャッシュレス

2023年8月04日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

弓月さんが取材でCOMPUTEX TAIPEIに行って、その台湾では「悠遊卡(ヨウヨウカー)」という交通カードが普及しているという話を先週聞いたんですが、その後、2週間マレーシアに行かれていたそうなんです。

僕は、仕事でアメリカや中国などには出掛けたことがあるんですが、台湾やマレーシアがどんな状況なのか、ちょっと想像ができていませんでした。

台湾では「悠遊卡」やクレジットカードのひも付けた「LINE Pay」、クレジットカードなどの電子決済が進んではいるものの、マッサージ店などではまだ現金じゃないと支払いができないところもあるので、現金は必要なのだそうです。ですが、マレーシアでは滞在中、全く現金(マレーシアの通貨はマレーシア・リンギットというそう)を使わず過ごせたというのだから、すごくないですか?

それにマレーシアには「Grab(グラブ)」というUberのようなサービスがあって、フードデリバリーやタクシー、シェアリングカーなどを使った配車サービスも充実しているのだとか。しかも、40分くらいかかる距離でも1,500円程度だそうです。東京で40分もタクシーに乗れば1万円近くかかりそうですけどね。

しかも、「Grab」ではスマートフォンから行き先を入力したり、アプリで決済できたりするので、言葉が通じなくても困ることがないんだとか。

僕も4~5年前に中国に出張したときは、タクシーが電子決済で現金を嫌がられた記憶があるんですよね。

日本は、今でも地方に行くとクレジットカードや交通系カードさえも使えないタクシーがたくさん走っていますからね。

マレーシアでは、「GrabPay(グラブペイ)」という決済方法もあるそうなんです。「GrabPay」は、あらかじめ日本国内でアクティベーションをしていないと、現地のフリーシムなどを使っていた場合、ショートメッセージが受けられなくてアクティベーションができないという問題があるそうです。もしマレーシアに行かれる際は気をつけてくださいね。もちろん、マレーシア以外でもアクティベーションが必要なサービスを使う際は同じようなトラブルは起こりますよね。

もちろん、「ahamo(アハモ)」のように海外でも番号が変わらないシムや、海外でも使い放題ができる日本のキャリアが提供するサービスを利用すれば問題はないそうなんですけどね。

さらにVISAカードなどはタッチ決済が浸透していて、スキミングなどの犯罪に巻き込まれる危険も減っているので、海外旅行では安心なんだとか。

これまで日本ってITインフラが進んでいると多くの人が思っていたんじゃないかと思うんですが、実は全然出遅れちゃっているんですね。

もし政府の方がこの番組を聴いていましたら、ぜひぜひITインフラ整備をどんどんと押し進めてほしいなと思うんですよね。

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