ゴジラ-1.0
2023年12月22日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。
番組サマリー
今回の収録内容には、『ゴジラ-1.0』のストーリーに関する内容が一部含まれます。まだご覧になっていない方はあらかじめご注意ください。
僕はゴジラの大ファンで、初期の「ゴジラ」シリーズはもちろんハリウッドで作られた『Godzilla』や『シン・ゴジラ』、Netflixのアニメ版のゴジラももちろん見ています。
昭和30年代生まれの私は、毎年春休み・夏休みで『ゴジラ』『ガメラ』『東映まんがまつり』などを欠かさず見ていたので、ゴジラ映画は全て劇場で見ていました。もちろん、『ゴジラ-1.0』も見てきました。
「ゴジラ」シリーズは世界で第37作発表されているんですが、『ゴジラ-1.0』は、国産作品として記念すべき30作目だということです。
ちなみに『ゴジラ-1.0』は、正確には「ゴジラマイナスワン」と読むんですよね。小数点以下は省略するようなんですが、なぜでしょうね。
それはまあともかくとして、戦後の日本を背景にしたストーリーがよくできているんです。
僕は良い時代背景を選んだなと思うんですよ。日本人としては、心に迫るものがあるなとも思うんです。
僕が驚いたのは劇中に登場する局地戦闘機「震電(九州 J7W1 局地戦闘機 震電)」。これは従来型戦闘機の限界性能を大幅に上回る革新的な戦闘機を目指して開発を進めたものの、開発期間半ばで打ち切られて、実戦投入はされなかった試験機だったそうなんです。
その「震電」が映画の公開後に注目を集めてすごい人気で、完成品は1万円以上とめちゃ値上がりしているんですよね。さらに塗装済みで後はシールを貼るだけのものもあるんだけど、それが8,000~9,000円くらいの値段になっているんです。
- * 『九州 J7W1 局地戦闘機 震電 「ゴジラ-1.0」劇中登場仕様』は、1/48スケールのプラモデルとなって2023年12月27日にハセガワより発売予定です
この「震電」は、前翼型と呼ばれる独特な機体形状。ゼロ戦の後ろと前が逆になったような状態で、操縦席の後方にプロペラがついているんです。そのため、緊急時に脱出する際、プロペラに人が巻き込まれないように、まずプロペラを飛ばすよう設計されていたそうなんです。そんなことを知っている人がいてびっくりしました。
『ゴジラ-1.0』は賛否両論あるそうですね。好き嫌いもあるし、その作品に対する思いの差があるので仕方がないですよね。私はストーリーや時代背景、それにVFXも良くて、ゴジラ誕生70周年でゴジラの世界観をよく描けている作品だと感じました。あと2~3回は見たいと思います。
初代のゴジラなどで好きなのは、マッドサイエンティストみたいな芹沢博士が1人で開発した、「オキシジェン・デストロイヤー」なんです。酸素の利用法・性質などを専門に研究を進めていた芹沢博士が、偶然作りあげてしまった副産物・別名「水中酸素破壊剤」って色んな意味でもワクワクします。
「オキシジェン・デストロイヤー」は、その名のとおり水中で周囲の酸素や動物の体内の酸素まで徹底的に破壊する作用を持つ装置なんです。今回、『ゴジラ-1.0』に登場するのかは内緒ですが、見終わってすぐにまた見に行きたいと思った映画です。
VFXでも海水の表現やCGをどんなソフトウェアや機材で制作しているのかとても気になりました。
山崎貴監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』で、MacBook Proを使っていたらしいので、「ひょっとして制作環境はMacなのかな?」なんて期待しちゃうんですけどね。
海上のシーンを4Dシネマなどで見たらどうなるのか、気になるのでまた4Dでも見たいなと思うんですよね。
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