ロボタクシーの商用運行がスタート
2024年2月22日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。
番組サマリー
Googleの持ち株会社であるアルファベットの傘下自動運転車企業ウェイモ(Waymo)と、GM子会社のクルーズがロボタクシーと呼ばれる自動運転タクシーの商用運行をスタートしました。これでサンフランシスコでは、24時間いつでもロボタクシーを呼べるんですね。
現在は、いろいろな問題があって営業を継続しているのはウェイモのロボタクシーだけだそうですが。
CESへ出掛けられた弓月さんがサンフランシスコまで行って、このウェイモのロボタクシーに乗って来られたそうです。
CESが開催されるラスベガスでは、会期中にロボタクシーが試験的に運用されているとAppleCLIPで野々下さんがレポートしてくれたことがありましたよね。
ロボタクシーを呼ぶ際は、まずスマートフォンなどのアプリをダウンロード。あらかじめカード情報などを登録して、車に来てもらいたい住所と行き先を入力します。
すると、ロボタクシーの屋根の上の電光掲示板に呼んだ人のイニシャルを表示した車が、自動運転で指定の場所まで来るそうです。
弓月さんは助手席に座ったそうですが、当然運転席には誰も乗っていないそうです。
そして、全員が乗り込んでシートベルトを付けて、中央のモニターに発車の指示を出すと自動運転が始まるのだとか。
坂も自動車の交通量も歩行者もとても多いサンフランシスコですが、運転はとても安心できる感じだったそうです。
弓月さんの車のオートパイロットは、テスラのような急に加速したりすることもなく、人が横断歩道にいても、モニターで認識していることが分かったり、まさに人間が運転しているようなドライブ感が伝わってくるんだとか。
「透明人間とデートしている感じ」と弓月さんは言っていましたが、まさにそんな程度まで安心できる運転技術なんでしょうね。
何事も慎重な日本で商用としての導入はなかなか難しいんでしょうけど、サンフランシスコでも導入に反対する人たちがいて、車の前にコーンを置いたりすることもあるそうです。それに、最近では無人のウェイモのロボタクシーに火をつけて燃やしたなんてニュースが流れていましたよね。タクシーのドライバーにとっては死活問題でしょうから、そこはなかなか難しい問題ですよね。
しかし日本には、タクシーのドライバー不足で困っている地方都市や、バスがなくて高齢者なのに車を運転しなければ生活できない過疎地帯などもたくさんあります。
弓月さんはロボタクシーの方が、人よりもはるかに安全に運行できるようになると言っていました。日本でも安全な自動運転のバスやタクシーが普及して、安心して乗れる時代が早く来ると良いですね。
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