チャットは何をお使い?

2024年3月29日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

ビジネスではメールシステムを使うのがスタンダードでした。しかし、社内などの連絡では、だんだんチャットを使うことが増えているかもしれません。

僕の場合は特に部下とのコミュニケーションでチャットを使うことが多くなってきました。
社内では、Microsoft 365が標準なので、Microsoft Teamsを活用しています。

弓月さんはこれまで主にSlack(スラック)だったんだけど、今はあまり使っていないそうです。有料じゃないと使えない機能などが増えてしまったことが原因なのか、Slackから離脱する人が多いんだそうです。

そこで、最近はLarkというチャットアプリを使っているそう。Larkは、海外の方とチャットする際も自動翻訳されて、それぞれ母国語で読んだり、ビデオ通話もすぐにできたりする機能があるそう。

Larkは、チャット、メール、ドキュメント、ビデオ会議、スケジュール管理、データベース、外部連携、クラウドストレージなどの機能を満載しているアプリだそうです。

しかも、登録者同士だとビデオ会議をする際にURLなどを発行する手間もないし、異言語でビデオ会議をしても、それぞれの発言者の下に翻訳した同時通訳を表示してくれるというからすごいですよね。

もっと驚いたのが、弓月さんは無料で使えているということです。多機能で無償は魅力的ですし、どうして無償提供できるのかが不思議でたまりません。
Larkは、もともと企業向けに開発されたアプリとのことですので、BtoB市場で有料のアカウント数などを増やしたりするので小規模や個人なら無償なのかもしれませんね。

【Notion、Slack超え…?】万能ツール「Lark(ラーク)」を徹底解説!圧倒的な機能数が魅力

そんなLarkの話を聞いていて思い出したのが『Lotus Notes/Domino』。
Lotus Notes/Dominoとは、日本アイ・ビー・エムのビジネス向けコラボレーションソフト。
「グループウェアと言えばノーツ!」っていう時代がありました。ロータスノーツマガジンっていう月刊誌まで発刊されていて、確かソフトバンクパブリッシングさんから出ていました。
毎月購入して本で学んだことを思い出します。

そのLotus Notesには、Sametimeという機能があって、今で言うMicrosoft Teamsですね。
このSametimeは、20年くらい前から音声通話ができて画面共有ができたんですよ。

それと、確かコードネームだったと思いますが、Nomadという製品もあって、それはUSBメモリーにノーツクライアントがあり、出先のパソコンにUSBを挿すことで簡単に会社の仕事が始められたんですよね。

ただ、その頃の通信速度がとても遅いし脆弱(ぜいじゃく)だったから、データの圧縮などに開発を集中するしかなかったんでしょうね。
時代的にLotusの製品は早すぎたと思いますね。ローコードでアプリデータベースを開発、Sametimeでリアルタイムにコミュニケーションをとれるなんて今と変わりませんよね?

社内の通信環境もモバイル環境も非常に高速になったから、その頃の通信環境でスムーズにできなかったことも難なくできるようになったし、パソコンがなくてもタブレットやスマートフォンでアクセスできるなど、良い時代になりましたよね。

やはり、こうしたグループウェアのような機能やチャットアプリは、通信環境があって使うことができるので、アプリとネットワーク環境の両立が必要だったというわけでしょうね。
皆さんもクラウドサービスなどを使ってきていると思います。もう一度ネットワークの見直しや災害時のバックアップリストアの準備、それとオンプレのハイブリッド環境などを見直してみてはいかがでしょうか?

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