将来を見据えた業務基盤をパッケージシステムで構築

乳酸菌研究開発のパイオニア企業が、通販業向け販売管理システムをベースに複数の販売チャネルの売上情報を一元化

株式会社ビーアンドエス・コーポレーション 導入事例

製造業1~100名ERP・基幹業務・業務管理データ分析・活用営業・業務プロセス効率化業務データの活用

株式会社ビーアンドエス・コーポレーションは、乳酸菌の研究にいち早く着手したパイオニア企業だ。『SMILE V Smart通販』と外部システムとのデータ連携を図り、複数ある販売チャネルの売上情報の一元管理を実現。1週間以上かかっていた営業資料の作成が二日で完了するなど、顕著な効果をもたらしている。

  • 業務効率の向上
  • 生産性向上対策

2020年3月取材

株式会社ビーアンドエス・コーポレーション

導入先の概要

業種
食品製造業
事業内容
乳酸菌発酵技術を応用した食品の製造、乳酸菌生成エキスおよび乳酸菌生成エキス添加応用製品の販売、プラズマローゲン製品の製造・販売。新製品の研究開発
従業員数
100名(2020年3月現在)
ホームページ
https://bandscorp.jp

導入の狙い

  • 将来の事業拡大を見据えた業務基盤を構築したい
  • 外部システムとのデータ連携を実現したい
  • 売上情報の一元化による業務改善を行いたい

解決策

  • 通販業向け販売管理システムをベースにした業務改善をご支援
  • 新システム構築プロジェクトチームに大塚商会のSEが加わり、全体をサポート

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
通信販売業向け
販売管理システム
SMILE V Smart通販お問い合わせ
開発ツールSMILE V 開発ツール
(Custom AP Builder)
お問い合わせ
BIツールQlik Senseお問い合わせ
ソリューションサーバー、ネットワーク構築など-

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株式会社ビーアンドエス・コーポレーション 導入事例(PDF:2,732KB)

導入事例詳細

免疫力を高める「乳酸菌生成エキス」は海外でも好評

株式会社ビーアンドエス・コーポレーション(以下、ビーアンドエス)は、1914年(大正3年)に、医師の正垣 角太郎氏がヨーグルトを製造・販売したことから始まった。当時、ロシア人学者の著書「長寿論」の中に、特定地域の人たちの寿命が長いのはヨーグルトを食べているからだという記述があったという。もともと胃腸が弱かった正垣氏は、牛乳に乳酸菌を加えて自家製のヨーグルトを試作し飲んでみたところ、体調が徐々に良くなることを実感。以来、日本中に広めたいという強い使命感に駆られて事業化に着手した。

創業当初は、地方から出てきた学生に宿舎を提供し、自家製のヨーグルトを訪問販売してもらうという独自の販売モデルを確立。学生の中には、のちの大手乳酸菌飲料メーカーの創業者も名を連ねていたという。

その後、腸内環境を活性化させる乳酸菌の研究に力を注ぎ、主力製品の一つである乳酸菌生成エキス「智通」を世に送り出した。現在は、個人向け、法人向け、輸出向け、メディカル向けの四つのカテゴリーの製品を提供している。

「ドクターが認める乳酸菌生成エキスとして信頼性が高まり、特に健康食品のGMP(Good Manufacturing Practice)認定取得以降は、ロシア・台湾・スイス・マレーシアなどの富裕層の需要が急増しました。持続的な効果を実感できると好評です」と事業管理部 課長の村越 勲氏は語る。

2015年には、九州大学名誉教授の藤野 武彦氏と共同開発した「プラズマローゲン」の製造・販売を開始。プラズマローゲンはホタテから特殊な技法で抽出した物質で、脳神経細胞の酸化を防ぐ働きがあり、認知症の予防に一定の効果があるという。そのため、元気で長生きしたいという高齢化社会のニーズとマッチし、もう一つの主力製品として人気が急上昇している

将来の事業規模の拡大を見据えた新たな業務基盤を整備

ビーアンドエスは、以前は受注処理を全て紙ベースで行っていた。顧客から電話で注文を受けると、その内容を紙の注文書に手書きで記入し、静岡県の富士工場にFAXで送信して出荷指示を行っていた。しかし、販売チャネルが個人・法人・輸出・メディカル向けと拡大し受注量が大幅に増加したため、従来のアナログな手法では対応しきれなくなってきた。

また、同社の販売チャネルとして代理店制度を取り入れていたが、販売代理店が取り扱いをやめると購入者とのつながりがなくなってしまいフォローできないことも課題となっていた。

そうした中、13年前に村越氏が入社。以前の職場でデータベース系のシステムエンジニア(SE)だった経験を生かし、ビーアンドエス社内のシステム環境を整備することになった。

まずは本社と富士工場をVPNでつなぎ、本社で注文内容を入力すると工場側で確認して印刷できる電話受注用の販売管理システムをフルスクラッチで構築した。さらに、自社の通販サイトを立ち上げ、Web通販用のシステムと2本立てで運用することになった。

事業管理部 課長 村越 勲氏

その後、OSやデータベースのメーカーサポートの終了に伴い、将来の事業規模の拡大を見据えた新たな業務基盤の構築に着手。その主な目的は、個別に運用していた電話注文用とWeb通販用のシステムのデータ統合を実現し、全ての売上情報を一元的に管理できる仕組みをパッケージシステムで構築することだった。

新システムを導入するに当たり、村越氏はITベンダー数社に提案を依頼。その中で、これならいけると直感したのが、大塚商会の通信販売業向け販売管理システム『SMILE V Smart通販』だった。基本機能が充実していて使いやすく、外部システムとのデータ連携も柔軟に行えることが選定の決め手であったという。

『SMILE V Smart通販』をハブにしたデータの一元管理を実現

新システムを構築するに当たり、社内にプロジェクトチームを発足。Web通販用システムのリプレース、電話受注用システムのリプレース、そして、この二つのシステムのデータ連携の計3チームに分かれ、最終的に6名のメンバーで取り組むことになった。そこに、大塚商会のSE1名がサポートメンバーとして加わり、約1年半かけて具体的な構築作業を進めていった。

「プロジェクトメンバーはそれぞれ本来の業務を行いながら構築作業に携わったので大変でしたが、優秀なSEが来てくれたので非常に助かりました」

今回のシステム構築の特長は、パッケージシステムである『SMILE V Smart通販』をハブにしてデータの一元管理を実現したことだ。具体的には、コールセンターで電話やFAX、メールで注文を受けた際、個人顧客の注文内容は、オペレーターの操作性を変えないようこれまでのWeb通販用システムに入力。Web通販システムの売上データを『SMILE V Smart通販』に取り込むことで、個人顧客と法人顧客の売上データを一元管理できるよう工夫している。

「Web通販用システムには、自社サイトの売り上げだけでなく、外部のショッピングサイトの売り上げも取り込まれます。そのため、バッチ処理を行った翌朝には、通販サイトも含めた全ての売上データを『SMILE V Smart通販』上で確認することができます」

営業資料作成時間が削減され、スピーディーに販売計画へ展開

新システムは社内にサーバーを設置し、2019年5月に本稼働した。想定していたトラブルも実際にはほぼ起こることなく、安定稼働しているという。

特に、営業部門の各リーダーが前日までの売上情報を迅速かつ正確に把握できるようになったことは、大きな導入効果をもたらしている。その際、『SMILE V Smart通販』の情報をさまざまな角度から分析できるBIツール『Qlik Sense』も有効活用している。

「以前は、営業部門の各リーダーが個々にExcelを使って月次の売上表などを作成しており、複数の販売チャネルのデータを集計しなければならないこともあって完成まで1週間以上かかっていました。それが今では、全ての販売チャネルの売上データがボタン一つで瞬時に取り出せるので、わずか二日程度で作成できるようになり、集計ミスもなくなりました

また、パッケージ機能では出力できない帳票や入力画面の作成などをユーザー側で自由にカスタマイズできる開発ツール『SMILE V Custom AP Builder(CAB)』も積極的に活用している。

「例えば、営業部門から得意先の納品書の体裁を変更してほしいと言われたときでも、CABによって迅速に対応できるので、非常に便利です」

業務に必要な情報だけを表示することで無駄な作業を軽減

コールセンターでは「あいまい検索」を効果的に活用することで顧客サービスの向上を実現している

業務担当者ごとに閲覧できる情報画面を制限することで、それぞれの業務に必要な情報だけを表示するセキュアな業務環境が整ったことも大きな導入効果の一つだという。

「例えば以前は、工場の出荷担当者が、受注情報を見て納期が2週間後の商品の発送準備を進めていたところ、お客様から注文内容の変更があり、梱包(こんぽう)作業などを一からやり直すこともありました。しかし現在は、納期の3日前の受注情報しか表示されないように設定しているので、無駄がなく効率のよい業務が行えるようになりました」

その一方で、コールセンターでは、『SMILE V Smart通販の新機能「あいまい検索」を効果的に活用している。例えば、顧客から製品の注文や問い合わせの電話がかかってきたときに、顧客名や商品名で検索をかければ、すぐに必要な情報を確認できる。その結果、スムーズに顧客対応を行えるようになり、製品の売上アップに大きく貢献している。

現状では紙台帳で行っている原価や倉庫の管理も、今後は製造部門に生産管理システムを導入することを検討。管理の精度を上げ、さらなるコスト削減を狙っていくという。

大塚商会担当者からのコメント

「外部システムとのデータ連携にも柔軟に対応します」

『SMILE V Smart通販』をベースにした基幹業務システムを構築し、外部のWeb通販システムとのデータ連携を実現しました。営業資料の作成時間を大幅に短縮するなど顕著な効果を実感されています。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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