生活雑貨のファブレスメーカーがEDI環境改善のためにシステムを更新。時短と業務効率に大きな成果を挙げる

「毎朝始業の1.5時間前に出社し受注データを処理していた手間と時間が、EDI環境を見直すことで不要になりました」

株式会社シービージャパン 導入事例

製造業1~100名ERP・基幹業務・業務管理AI・IoTRPA営業・業務プロセス効率化経営基盤強化・リスク対策コスト削減・売り上げ向上

株式会社シービージャパンは、生活雑貨の企画・製造・販売を行うファブレスメーカーだ。早くから『SMILE 販売』を業務の効率化や情報共有の促進に活用してきた同社において、大きな課題になっていたのは、大手総合スーパーとの取引拡大によって比重が高まった、EDI取引における業務の改善だった。大塚商会に提案を依頼した同社は、これまでアナログ回線で行ってきたEDIのデジタル化や『SMILE 販売』との連携、サーバー仮想化による可用性向上を通し、受注業務の大幅な改善を実現している。

2019年5月取材

株式会社シービージャパン

導入先の概要

業種
製造販売
事業内容
家庭用品、家電製品、インテリア用品など生活用品の、企画・生産・輸入・販売
従業員数
35名(2019年5月現在)
ホームページ
http://cb-j.com/

導入の狙い

  • EDI受注処理を効率アップしたい
  • オフィスと倉庫のリアルタイムの情報共有を実現したい

解決策

クライアントサーバー型の販売管理システム導入、EDIシステムの見直しとEDIと販売管理システムのデータ連携

導入したメリット

  • EDIでの受注処理のために早朝出社する必要がなくなった
  • 社内でリアルタイムに情報共有できるようになった
  • 常務取締役 業務管理部 部長 橋本 佳美氏

    「大塚商会さんには、いつも事業の成長規模に合わせたITソリューションをご提案いただき感謝しています。これからも業務課題を解決できる最新情報をご提供ください」

  • 業務管理部 課長 青山 桂子氏

    「協力会社への発注にも倉庫への出庫指示にも、『SMILE』は当社にとってなくてはならない存在です。もし『SMILE』がなかったら、全く仕事にならなくなると思います」

  • 業務管理部 主任 渋谷 大毅氏

    「大塚商会さんに『こんな使い方はできないだろうか?』と相談すると、『標準機能で対応できますよ』と答えられることが少なくありません。どうやら、まだまだ『SMILE』の機能をフルに使いこなせてはいないようです」

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番詳細お問い合わせ
基幹業務システムSMILE BS 2nd Edition 販売詳しく見るお問い合わせ
仮想化サーバーHyper V詳しく見るお問い合わせ
開発ツールSMILE BS 2nd Edition
Custom AP Builde(CAB)
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導入事例詳細

暮らしを彩る、ありそうでなかった製品を開発

キッチン・ダイニング用品、行楽用品、バス用品、インテリア用品、生活家電など多岐にわたる製品群に共通するのは、日々の暮らしを豊かにするという観点だ

株式会社シービージャパン(以下、シービージャパン)は、生活雑貨の企画・製造・販売を手掛けるファブレスメーカーだ。キッチン・ダイニング用品、行楽用品、バス用品、インテリア用品、生活家電など多岐にわたる製品群に共通するのは、日々の暮らしを豊かにするという観点だ。その背景には、営業担当が商品開発まで行う体制から生み出されるスピード感がある。業務管理部 主任の渋谷 大毅氏はこう説明する。
「取引先で耳にした話に自分たちなりのアイデアを盛り込み、即座に製品化するスピード感が当社の第一の強みです。商品開発を行うのは営業担当だけではありません。当社では、社内の各グループが提案を競い合う商品開発コンテストも定期的に行い、そこからも『液漏れが起きにくいバッグに縦に入れられる弁当箱』や『手をぬらさずに畳める折りたたみ傘』など、多くのロングセラー商品が生まれています」

小規模メーカーとしては珍しく、インハウスデザイナーを擁する点もスピーディーな製品開発を可能にする理由の一つ。製品デザインだけでなく、パンフレットや取扱説明書も全て社内デザイナーが一貫して手掛けることは、自社ブランド製品の魅力にもつながっている。同社の商品で爆発的なヒットを続ける、マイクロファイバー製の畳むとぬいぐるみのようになるタオルをはじめ、同社が手掛ける“これまでありそうでなかったもの”の数々は市場でも高く評価され、2000年の設立以来、堅実な成長を続けている。

『SMILE 販売』でオフィス・倉庫間の情報共有を実現

同社の販売チャネルには、大きく自社ブランド卸と相手先ブランド供給(OEM)の二つがあり、どちらの場合も自社倉庫で入出庫を行っている。4、5名の従業員でスタートした創業当初、同社の業務管理は、1台のPCにインストールした販売管理パッケージソフトを共有する形で行っていたという。そこで浮上したのが、オフィスと倉庫の入出庫に関する情報共有に関する課題だった。常務取締役 業務管理部 部長の橋本 佳美氏は創業当時をこう振り返る。
「当時は、販売管理ソフトから出力した出荷指示書を随時FAXで倉庫に送信する方法で出荷指示を行っていました。しかし、業容が拡大するにつれ、そのやり方では対応が難しくなりました。創業から5年が過ぎた頃に大塚商会さんと知り合い、『SMILE 販売』への入れ替え導入に至りました」

『SMILE 販売』の導入は2007年のこと。クライアントサーバー型のシステムを導入することで、オフィスと倉庫がリアルタイムに情報を共有できるようになったことがその最大の効果だ。現在同社は『SMILE 販売』を30ライセンス導入しているが、そのうち1ライセンスを倉庫に割り振っている。倉庫側は出荷指示に関するデータを『SMILE 販売』で確認し、ピッキング作業を行っているという。

EDI環境の全面的見直しを通し、受注業務を大幅省力化

EDI受注データの受信は自動で行われるようになり、読み込み自体も一瞬で終わるようになった

マイクロファイバータオル(carari)の大ヒットなどもあり、近年シービージャパンでは大手総合スーパーおよび専門店との取引が急速に拡大。それに伴い、新たな課題として浮上したのが、EDI受注への対応だった。当時、EDIシステムも導入していたが、アナログ回線を利用していたこともあり、受注データの受信には小一時間かかっていたという。業務管理部 課長の青山 桂子氏は当時の状況をこう説明する。
「以前のEDIシステムの何よりも大きな問題は、受信に時間がかかる点にありました。そのため、出荷予定に間に合わせるためには、毎朝7時に出勤し、受注データの読み込みを行う必要がありました。今となっては考えられませんが、当時はEDIの読み込みボタンを押すためだけに、常務と私が1週間交代で早朝出勤を続けていたのです」

またEDIシステムと『SMILE 販売』の連携が図られていない点も課題の一つだった。そのため当時は受信した受注データをいったん紙出力し、手作業で『SMILE 販売』に再入力していたという。
「データの入力まで含めると、その対応に毎朝2時間は費やしていました。連休明けなど、注文が蓄積されたタイミングでは、それどころではない作業時間が必要でした」(青山氏)

EDIと『SMILE 販売』の連携を実現

営業担当をはじめとする全社員が在庫や受注残、先付け発注などの状況をリアルタイムで把握できるようになった

こうした課題を受け、同社はEDI環境の全面的見直しに着手。通信環境のデジタル化、EDIの新システムへの移行、サーバー仮想化など、システム環境を全面的に刷新した。同時に『SMILE BS 2nd Edition 販売』へのバージョンアップと開発ツール『SMILE CAB』で構築したEDIとのデータ連携も図られている。
「今ではEDI受注データの受信は自動で行われるようになり、読み込み自体も一瞬で終わるようになりました。さらにEDIから『SMILE BS 2nd 販売』へのデータ受け渡しもシステム上で行えるようになったため、これまでのように早朝出社する必要は全くなくなりました」(青山氏)

また、サーバー仮想化によるEDIシステムの可用性向上も、同社が評価するポイントの一つだ。
「以前は一つの物理サーバー上でEDIを含む複数のアプリケーションを運用していた関係で、動作が不安定になり、ときどき受信できなくなるという問題が発生していました。仮想化によりこうした問題も完全に解消しています」(渋谷氏)

AI活用も視野に、一層の生産性向上を目指す

サーバーの仮想化によってEDIシステムの可用性が向上した

『SMILE BS 2nd 販売』を中核にしたソリューションは、シービージャパンの業務改善に大きな役割を果たしてきた。特に大きな効果を生んだのがリアルタイムの情報共有の実現だった。
「全社的な観点で見ると、営業担当をはじめとする全社員が在庫や受注残、先付け発注などの状況をリアルタイムで把握できるようになったことは、特に大きな導入効果であると考えています。また、業務部の入力にミスがあった場合には、すぐに別部門から確認の問い合わせが来るようになり、こうした面でも『SMILE BS 2nd 販売』には助けられています」(橋本氏)

洗練された帳票や見やすい操作画面が生産性向上に貢献

帳票や操作画面の見やすさ、分かりやすさも同社が高く評価するポイントの一つだ。
「他社の帳票類と見比べても、当社の帳票はとても見やすく、デザインも洗練されていると思いますね。新規の取引先から注文書のフォーマットについて相談を受けた際には、SMILEの帳票をベースにした見本を提示するようにしています。また、操作画面もとても見やすいですね」(渋谷氏)

現在の陣容で業容拡大に対応する体制の実現を目指す

シービージャパンが今後の課題として掲げるのは、ITによる業務のさらなる効率アップだ。
「受発注処理や在庫管理などの業務管理部門の効率アップは、常に改善するべき課題の一つと考えています。全社的には、今後も積極的に人材を採用し事業を拡大していきますが、それに伴う業務量の増大に対し、業務管理部としては今の人数で対応できるようにすることも我々のミッションです。具体的には、RPAやAIを利用したソリューションの導入を今後検討していきたいと思います」(渋谷氏)

現在同社が、具体的に検討しているのは欠品商品の対応の自動化だ。
「おかげさまで、当社にはマイクロファイバーのタオル『carariシリーズ』など、生産が追い付かないほど注文が集中している商品も少なくありません。現在の当社のシステムの場合、在庫切れ商品の注文については、納期の延長など随時、人間が判断して処理を行う必要があります。まずは、こうした作業の省力化を図っていきたいと考えています。受注時にロボットが自動的に在庫状況を確認し、これまで人手を必要としていた作業を代行するような仕組みや、AIで受注と在庫の予測による欠品の事前回避などを検討しています」と青山氏は、新たなソリューションについても大塚商会の提案に大きな期待を寄せている。

大塚商会担当者からのコメント

「業務改善の取り組みを積極的にサポートしていきます」

RPAは当社サポートセンターに本格導入し、大きな成果を挙げています。そのノウハウもご紹介し、シービージャパン様のRPA導入を強力にサポートしていきたいと考えています。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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