『ApaRevo』がアパレル業の事務負担を軽減

アパレル業界に最適なシステムでカスタマイズを行うことなく事務作業の大幅な効率化を実現

株式会社ジェリービーンズグループ 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名ERP・基幹業務・業務管理製品の導入・活用支援経営基盤強化・リスク対策営業・業務プロセス効率化

株式会社ジェリービーンズグループは、婦人靴の販売事業などを展開する中でアパレル業向け販売管理システム『ApaRevo』を導入。カスタマイズせずに業務基盤を構築することで導入・運用コストを削減するとともに、ECサイトや店舗のPOSレジとのデータ連携を図り、事務作業の大幅な効率化を実現している。

  • 業務効率の向上
  • コスト削減
  • 生産性向上

2025年12月取材

株式会社ジェリービーンズグループ

導入先の概要

業種
販売業
事業内容
婦人用ノンレザーシューズの卸・小売事業など
従業員数
30名(2025年1月現在)
ホームページ
https://www.jelly-beans-group.co.jp/

導入の狙い

  • 操作性に優れたシステムで業務改善を図りたい
  • カスタマイズを行わずにアパレル業に適した販売管理を実現したい
  • 自社のECサイトや店舗のPOSレジと販売管理システムを連携させたい

解決策

  • アパレル業向けに提供されている販売管理システム『ApaRevo』を導入。カスタマイズせずに効率的な業務基盤を構築しつつ、他システムと連携させる

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
アパレル業向け販売管理システムSMILE V ApaRevoお問い合わせ
基幹業務システムSMILE V 会計お問い合わせ

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株式会社ジェリービーンズグループ 導入事例(PDF:3,254KB)

導入事例詳細

婦人靴の事業を中心に据えつつ子会社で多角的なビジネスを展開

ジェリービーンズグループと子会社では、環境に配慮した素材の使用推進や、余剰生産を防ぐための需給予測に応じた適切な生産管理などのCSRを推進している

株式会社ジェリービーンズグループ(以下、ジェリービーンズグループ)は、ノンレザー素材の婦人靴の企画・開発・卸売り販売を行っていた株式会社アマガサの経営陣交代に伴い、2024年9月に社名変更して誕生した。前身の株式会社アマガサは、1976年に有限会社天笠として創業。現社名の由来となった婦人靴ブランド「JELLY BEANS」を立ち上げ、多くの直営店を運営しながら業績を順調に拡大していた。

しかし、コロナ禍で広がったテレワークの影響でビジネスカジュアル化が一気に進展し、通勤に履かれていたパンプスの需要が大幅に減少。婦人靴業界は大打撃を受けた。同ブランドも例外ではなく、婦人靴の売り上げは低迷し、いくつかの直営店は閉店を余儀なくされた。

監査役 馬場 崇暢氏

だが、ピンチは次のステップへ踏み出すチャンスにもなり得る。同社はジェリービーンズグループを中核とした持ち株会社制に移行し、婦人靴以外のビジネスに果敢に参入した結果、業績は大きく好転。現在では、複数の子会社を有する企業グループへと発展した。子会社の一つである株式会社ジェリービーンズ(以下、ジェリービーンズ)は、婦人靴の企画・開発・卸売り販売事業を引き継ぎ、自社のECサイトや大手ECモールでの販売を中心に事業を展開している。ほかにも、韓国で人気のアイスクリームを輸入販売する株式会社GOLD STAR、スニーカーなどを輸入販売する株式会社361 Sports Japan、廃油をリサイクルする再生重油製油所の運営や空気中の水蒸気から飲料水を生成する装置「AirQua」の販売事業を手掛ける株式会社JBサステナブルなど、業種・業態が異なる10社の子会社を有し、グループ全体で着実に業績を伸ばしている。

「弊社の特長は、経営陣のコネクションを生かすことで有益な事業を多角的に展開できる点です。この強みを生かし、新たなビジネス領域にもためらうことなくチャレンジしています」と、監査役(『SMILE V ApaRevo』導入決定時は管理本部長)の馬場 崇暢氏は語る。

アパレル業向けシステムへ移行しカスタマイズはせずに業務改善

ジェリービーンズグループは、8年ほど前に大塚商会から基幹業務システム『SMILE BS 販売/会計』を導入した。しかし、『SMILE BS 販売』は、色別・サイズ別といった「SKU単位」の販売管理が求められるアパレル業向けのシステムではなかったので、随所にカスタマイズを施しながら利用していた。

システム自体は使いやすく問題はなかったものの、大塚商会による保守サポート期間の終了を機にアパレル業界向けのシステムへの移行を検討する。その際に重視したのは、費用のかかるカスタマイズをせずに、当時の主力事業だった婦人靴の企画・開発・卸売り販売に即応できる業務基盤を構築できるシステムの導入だった。

他社システムも比較検討したうえで、大塚商会が提案したアパレル業向け販売管理システム『SMILE V ApaRevo』(以下、『ApaRevo』)を選定し、2024年9月に導入。ノンカスタマイズで「SKU単位」での受注入力が行える機能に加え、ECサイトやECモールとのデータ連携を容易に実現できることが大きな選定理由だった。

管理本部 情報システム部 田結荘(たいのしょう) 悟氏

管理本部 情報システム部の田結荘(たいのしょう) 悟氏は、「システムをカスタマイズしない方針を打ち出したのは、バージョンアップ時にカスタマイズ部分の検証が不要で余分な費用がかからず、円滑に移行できるからです。とはいえ、パッケージソフトの標準機能が業務に合わないようであれば困ります。その点、『ApaRevo』は、アパレル業界の商慣習に対応した機能が標準実装されているので最良の選択肢でした。以前から利用していた『SMILE BS 販売』と基本的な操作が同じ点や画面の見やすさ、分かりやすさも選定を後押ししました」と振り返る。

導入にあたっては、大塚商会のフィッティングコンサルティングによる現行業務のヒアリングなどを交えながら、具体的な構築作業を進めていった。また、『SMILE BS 会計』は『SMILE V 会計』へバージョンアップし、『ApaRevo』と連携してデータ処理がスムーズに行える環境を整えた。

自由帳票機能を効果的に活用してボタン一つで必要な帳票を作成

2025年1月から旧システムと『ApaRevo』の並行稼働を開始し、同年2月には本稼働した。ジェリービーンズグループと婦人靴を取り扱う子会社であるジェリービーンズの2社で活用し、それぞれのデータを連携させて親子間取引を行っていることが大きな特徴だ。

「最も苦慮したのは、旧システムでカスタマイズして実装していた機能が利用できなくなったので、どうしても以前よりも作業量が増えてしまうことです。その改善策として、大塚商会さんと打ち合わせを重ねながら、自社の業務フローを極力簡素化しました。そのうえで、『自由帳票設計業務オプションを有効活用し、従来と同じ帳票類をボタン一つで作成できるように工夫しました。事務スタッフたちはすぐに操作に慣れ、今では日々の業務で使いこなしています」(田結荘氏)

ECサイトやPOSレジとのデータ連携を実現

『ApaRevo』には、ほかのシステムやサービスと連携し、業務をさらに効率化できるメリットがある。その利点を生かし、同社では自社のECサイトやAmazon、楽天市場といったECモールとのデータ連携を実現。具体的には、ApaRevoで管理しているマスターや在庫データをCSV形式に変換して、自社のECサイトに反映させている。同様に、ECサイトやECモールの売り上げデータをCSV形式に変換してApaRevoに取り込み、売り上げの一元管理を行っている

子会社の株式会社361 Sports Japanが輸入販売する『361°』のバスケットボールシューズ。カラフルなデザインと高い機能性で人気を博している

一方、親会社のジェリービーンズグループでは、クレジット決済機能付きの高機能なモバイルPOSレジ『スマレジ』と『ApaRevo』のデータ連携も実現した。

「ジェリービーンズの婦人靴の直営店は2025年度中に全て閉店し、ECサイトやECモールの販売事業を強化していく計画です。これに対し、株式会社361 Sports Japanはスニーカーなどの売り上げが好調なので、2025年11月に直営店をオープンしました。そこで、これまで婦人靴の直営店で利用していた『スマレジ』を転用し、『ApaRevo』とAPI連携して活用しています。『ApaRevo』上で店舗の売り上げをタイムリーに把握できるので、とても便利です」(馬場氏)

手入力する手間が軽減されて事務作業の効率が格段に向上

現在、『ApaRevoSMILE V 会計を連携し、受注処理から仕入れ処理、売り上げ管理や在庫管理、入金処理や支払い業務まで一元管理している。従来は事務スタッフに任せていたデータ入力作業を今は営業担当者が自ら行うなど、事務スタッフ以外の従業員が売り上げデータの確認作業などでApaRevoを積極的に活用するようになっているという

「かつては、各自が業務で必要な帳票だけを見ていたのですが、大塚商会さんが実施してくれた自由帳票設計業務オプションの研修を契機に従業員の意識が大きく変化しました。社内でこんな帳票を作れば、業務効率が高まるのではないかといった能動的な話し合いが増え、主体的にデータを活用する機運が高まったのです」(田結荘氏)

経営企画室 入江 大輔氏

実際に日常業務で『ApaRevo』を利用している経営企画室の入江 大輔氏は、ユーザーの立場から導入効果を次のように実感している。

CSV連携により、マスターに登録したデータを売り上げや仕入れ処理、倉庫間の在庫移行などへ自動的に取り込めるようになり、以前よりも事務作業の効率が格段に向上し、ほかの業務に時間を費やせるようになりました。手入力する手間が省けたため、入力ミスも大幅に軽減しています。アパレル業向けの機能が実装されているので、データの取り込みさえ確実に行えば、販売管理から会計処理まで一気通貫で行える非常に使いやすいシステムだと思います」(入江氏)

今後は、ECサイト一元管理システム『ネクストエンジン』を導入して『ApaRevo』と連携させ、ECモールの商品管理や受注管理がより効率的に行える環境の整備も視野に入れているそうだ。

ジェリービーンズグループは、『ApaRevo』導入直後に子会社が増加し、アパレル以外の事業を広範囲に展開している。このため、今後は業種や業態が異なる事業を統合的に管理できる業務基盤をいかに構築するかが課題だという。馬場氏は大塚商会に対し、「システムをカスタマイズする対応ではなく、標準機能で何ができるかを一緒に考え、提案していただくことを望んでいます」と期待を述べる。カスタマイズに依存しないシンプルなシステムを模索するジェリービーンズグループの姿勢は、パッケージソフトの活用を成功に導くための大きなヒントとなるだろう。

大塚商会担当者からのコメント

「パッケージソフトのメリットを最大限に活用するお手伝いをします」

株式会社ジェリービーンズグループ様は、業務の在り方を変えれば、パッケージソフトの標準機能でも多くの対応ができる好事例を示されました。今後の事業展開にも柔軟に対応できる提案を、これからもさせていただきます。

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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