- 業種
- 建築工事業
- 事業内容
- 新築、増築、改築、減築、耐震補強の各工事など
- 従業員数
- 3名(2026年1月現在)
見積り管理システムで顧客サービスを向上

株式会社 松坂工務店 導入事例
建設業1~100名ERP・基幹業務・業務管理文書管理・電子契約・ペーパーレス情報共有・会議システム業務データの活用営業・業務プロセス効率化コスト削減・売り上げ向上
株式会社 松坂工務店は、大塚商会の建設・設備業向け見積り管理システムを28年間の長きにわたって継続的に活用。過去の見積りデータは、顧客の「住まいのカルテ」として貴重な財産になっている。ノーコードで独自システムを構築できる顧客管理システムも有効利用しつつ、セキュリティ対策も万全を期している。
- 業務効率の向上
- 顧客対応の改善
- 社内の情報共有
- ペーパーレス
2026年1月取材
株式会社 松坂工務店
導入先の概要

導入の狙い
- 見積書を迅速かつ効率的に作成したい
- 過去の見積りデータを検索して参照し、流用活用したい
- 仕入れ先台帳をシステム化して管理したい
解決策
- 基幹業務システム『SMILE』シリーズの建設・設備業向け見積り管理システムや顧客管理システムを活用し、紙管理から脱却する
導入したメリット

導入システム
| 製品カテゴリー | 製品名・型番 | お問い合わせ |
|---|---|---|
| 建設・設備業向け見積り管理システム | SMILE V 2nd Edition POWER見積 | お問い合わせ |
| 顧客管理システム | SMILE V 2nd Edition CRM QuickCreator | お問い合わせ |
| 統合脅威管理アプライアンス | FortiGate-60F | - |
| セキュリティアプライアンス | Cloud Edge | お問い合わせ |
株式会社 松坂工務店 導入事例(PDF:3,621KB)
導入事例詳細
長い歴史を持つ地域密着型工務店。住まいのさまざまな悩みを解決


1987年4月に撮影された創業時の松坂工務店、旧社屋外観(上)。社内には、CAD導入前に使用していたドラフターや紙の図面が今も残っており、長い歴史を物語る(下)
東京都狛江市の株式会社 松坂工務店(以下、松坂工務店)は、1935年に現在の代表取締役 松坂 雄一氏の祖父が創業し、90年もの長きにわたって地元に貢献してきた工務店だ。狛江市役所からすぐ近くの好立地に自宅兼オフィスを構えて事業をスタートしたが、1989年、小田急電鉄小田急小田原線狛江駅前の再開発の際に自宅部分を移転し、現在の自社ビルを建設。同市内および隣接する世田谷区や神奈川県川崎市で一般住宅の建築事業を展開し、木造や鉄筋などの各種注文住宅の新築や増築に対応している。近年は、戸建て住宅の修繕や耐震補強工事、狛江市内のオーナーが所有するマンションやアパートのリフォームの依頼が増えているという。
従業員は3名だが、大手ハウスメーカーにはまねのできない軽やかなフットワークで「かゆいところに手が届く」丁寧な対応を行い、顧客からの信頼を築いている。

代表取締役 松坂 雄一氏
「弊社の強みは、地域密着型の工務店として、小さな修繕にも手のかかる大きな修繕にも、ご依頼があれば迅速に対応していることです。例えば、蛇口や温水洗浄便座、エアコンや給湯器などの交換をはじめ、壊れたドアや窓ガラス、屋根の修繕まで、幅広く住まいのお困りごとを解決しています。工事でご協力をいただいている発注先は、長年一緒に仕事をしてきた地元のパートナー企業で、お客様にとっても顔見知りの皆さんばかりです」と語るのは、10年前に3代目として事業を受け継いだ現代表取締役の松坂 雄一氏だ。
パートナー企業とは業者会を立ち上げ、新年会やお花見、研修会や旅行などを通じてコミュニケーションを強化し、商店街などの地域行事にも積極的に参加して地域交流を深めている。そうした日々の積み重ねが、新規顧客やリピーターの増加に結び付いている。
大塚商会の見積り管理システムを28年間にわたって継続的に活用
松坂工務店は、1998年にCADの利用を開始したことを機に建設・設備業向け見積り管理システム『POWER現場監督 V2 建築』(現在の『POWER見積』シリーズの旧製品名)を導入した。以来、バージョンアップを積み重ねながら、今日に至るまで継続的に活用している。
「見積り管理システム導入以前の見積書は手書きでした。電卓を使って全ての項目を手計算していたので、相当な手間と時間がかかっていました。しかも、過去に作成した見積書はデータとして流用できなかったため、案件ごとに一から見積書を作成しなければならないことが大きな業務負担になっていました」(松坂氏)
そうした中、大塚商会から提案を受けて28年前に導入したのが『POWER現場監督 V2 建築』だった。
「手書きだった見積書が読みやすいフォントで印刷できるようになり、計算間違いも起こらないので、お客様からも大変好評でした」と、松坂氏は振り返る。
その後は見積り管理システムを定期的にバージョンアップし、現在は最新の『SMILE V 2nd Edition POWER見積』(以下、『POWER見積』)へと移行。過去の見積書の明細内容を検索すると瞬時に結果が出るので、必要な情報は流用して新たな見積書を作成できる効率的な業務基盤を整えている。
「他社の見積り管理システムへ乗り換えずに利用してきた理由は、不便さを感じたことがなかったからです。操作方法に迷ったときでも、大塚商会の担当SEの方やサポートセンターに電話をかければ迅速に対応していただけます。しかも、こちらのPC画面をリモートで共有しながら具体的な操作手順を分かりやすく教えてくださるので即座に問題が解決でき、とても満足しています」(松坂氏)

これまでの見積りデータは貴重な「住まいのカルテ」

多種多様のカタログが並ぶ本社内の書棚。蛇口から屋根まで、同社の請け負う業務の幅広さが伝わる
『POWER見積』を旧製品名の時代から継続利用して得られた最大の利点は、過去約20年分の見積書のデータが同社システム内に蓄積されており、キーワード検索で簡単に参照できることだ。
「長くお付き合いいただいているお客様が多いのですが、例えば住宅修繕のご依頼時に『15年くらい前にも同じ工事をしてもらった』と言われても、正確には思い出せません。しかし『POWER見積』のデータを検索すれば、いつ、どのような修繕を行ったのか、事細かく記録を呼び出せるので、迅速に対処できます。いわばお客様の『住まいのカルテ』がデータベース化されているので、これが大きな信頼と安心感の醸成につながっていると思います」(松坂氏)
『POWER見積』シリーズが、地域密着型松坂工務店の業務を円滑にしてきたといえるだろう。
ノーコードで独自システムを構築できる『QuickCreator』
現在は、大塚商会の提案を受けて、『SMILE V 2nd Edition CRM QuickCreator』(以下、『QC』)も活用している。QCは管理項目を選んで画面レイアウトを作成するだけでシステムを構築できる、ノーコードのツールだ。顧客情報に限らず、商品や物件などの情報も管理対象としてシステム化できるので汎用性が高く、さまざまな業種・業態に適した独自のシステムを簡単な操作で構築できる利点がある。松坂工務店では、その便利な機能を生かし、パートナー企業(仕入れ先)の支払金額の管理が効率的に行えるオリジナルのシステムを作成し、日々の業務で利用している。
「以前は、紙の仕入れ先台帳に支払金額を手書きで記入して管理していたのですが、事業が拡大して仕入れ先が増えるにつれ、業務が煩雑化していました。そのため、この作業をPC上で円滑に行えるようにしたいと考えたのです。Excelでも作成できますが、大塚商会さんのデモンストレーションを拝見して、Excelよりも便利で使いやすい印象を受けたことが導入の決め手となりました。仕入れ先台帳がうまく機能しているので、今後は徐々に他の用途へも活用範囲を広げていきたいと考えています」(松坂氏)
過去のデータを検索・流用して見積書の作成時間が大幅に短縮

『SMILE V 2nd Edition POWER見積』は、現場名、工事の時期や金額など複数条件を組み合わせた検索が可能で、該当の見積書を簡単に呼び出せる
『POWER見積』の導入により、見積書を手書きしていた当時と比べると、その作成時間は飛躍的に短縮した。
「工事の見積書を作成する際は、施工内容に応じた工賃や材料費などを、その都度調べて確認する必要があるので、多くの時間と手間がかかります。そのため、新築などの大きな案件の場合、以前は2週間以上かかることもありました。しかし現在は、過去に作成した同様の案件の見積書を検索してコピーし、細かな修正を加えるだけで新規の見積書が簡単に作成できます。早ければ、およそ15分で完了できるほどです」(松坂氏)
松坂氏は『POWER見積』の大きな特長として、充実した検索機能を挙げる。「施工現場のお客様の名前だけでなく、見積書の明細に記入した施工内容などを複数のキーワードで検索すれば、それらに該当する過去の見積書を瞬時に参照できるので本当に便利です」と話す。
また、『QC』導入後は、社内のペーパーレス化が大きく進展した。以前は、手書きで作成した仕入れ先台帳をコピーして会計事務所に手渡しし、決算処理などを行っていたが、現在はデジタル化された仕入れ先台帳を直接、データ送信できるようになったからだ。見積書に関してもシステム上で保存し、5年ほど前からは控えの紙出力と保管を取りやめたので、印刷コストは大幅に軽減し、書類の保管スペースも削減できたそうだ。
貴重な情報を守るためセキュリティ対策を強化
このように社内のデジタル化を推進してきた松坂工務店だったが、あるとき予期せぬ事態に直面する。社内のPCがウイルスに感染したのだ。すぐさま大塚商会に連絡しPCは無事復旧したものの、2000年代の約5年分の見積書のデータが欠損してしまった。当時は、まだ見積書を紙に出力して保管していたため致命的な被害こそ免れたが、セキュリティ対策の重要性を痛感したという。
その教訓を生かし、現在セキュリティ対策を大幅に強化している。2022年に統合脅威管理アプライアンス『FortiGate-60F』を導入し、外部からのセキュリティの脅威と内部からの情報漏洩の両方に対応。加えて、サイバー攻撃に対するセキュリティを強化する『Cloud Edge』や、ファイルの自動バックアップや復元機能を搭載し、新型のランサムウェアの検出もできるソフトウェア『AppCheck』も導入するなどして、万全を期している。
「大塚商会さんに相談すると、最新のICTを活用した安全で快適な業務基盤を構築していただけるので、とても頼りになります」と松坂氏。今後は、顧客先で迅速に商談が行えるように、建築資材の電子カタログや見積書をスマートフォンで閲覧できるモバイル環境を構築したいという。松坂工務店は創業100年、さらにその先を見据えてデジタル化を強化し、地元で頼りにされる工務店としての地位をますます盤石にしていくだろう。
大塚商会担当者からのコメント
「見積り管理システムは業務効率向上だけではなく、顧客サービスの向上にも貢献します」
株式会社 松坂工務店様は、大塚商会の見積り管理システムに蓄積された過去のデータをお客様の「住まいのカルテ」としても有効活用されています。これからも、有益なソリューションをご提案していきます。

- 印刷して上司への説明に
- 印刷して稟議書に添付して
- 印刷して会議資料に
株式会社 松坂工務店 導入事例(PDF:3,621KB)
- * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
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