- 業種
- 小売業
- 事業内容
- ドラッグストア事業、調剤薬局事業
- 従業員数
- 1,249名(2021年8月現在)
- ホームページ
- https://www.sekiyakuhin.co.jp/
大塚商会のサービスをフル活用した多店舗展開事例

株式会社セキ薬品 導入事例
卸売・小売業、飲食店1,001名~製品の導入・活用支援多店舗・多拠点展開営業・業務プロセス効率化
株式会社セキ薬品は、埼玉県を中心にドラッグストアや調剤薬局を展開する企業だ。プライベートブランド商品のPOP印刷などに利用している複合機のランニングコストを削減するため、導入ベンダーに大塚商会を選定。『MAたのめーる』『kintone』なども活用し、スムーズな多店舗展開を実現した。
- 業務効率の向上
- コスト削減
- 営業力強化
- 売り上げアップ対策
2022年6月取材
株式会社セキ薬品
導入先の概要

導入の狙い
- 複合機のランニングコストを下げたい
- 多店舗展開をスムーズに行いたい
解決策
- 複合機をはじめ、備品調達サービスやネットワークインフラ整備など、丸ごと大塚商会のサービスを活用する
導入したメリット

導入システム
株式会社セキ薬品 導入事例(PDF:3,238KB)
導入事例詳細
地域密着のサービスを強みに活躍。埼玉県のドラッグストア経営企業

販売企画部 課長 兼 サポートセンター長 棚部 崇博氏
株式会社セキ薬品(以下、セキ薬品)は、埼玉県を中心にドラッグストア事業と調剤薬局事業を展開する企業だ。店舗数は「ドラッグストア セキ」が203店舗、「セキ薬局」が71店舗にも上る(2022年7月現在)。同社は「地域に密着した総合ドラッグストア」をコンセプトに掲げ、販売エリアを限定する「ドミナント戦略」で事業を展開してきた。
販売企画部 課長 兼 サポートセンター長の棚部 崇博氏は「ドミナント戦略は、物流コストを抑えられるだけでなく、消費者に全国チェーンのような安心感を持ってもらえるメリットがあります」と語る。
こうした戦略に付随して同社が重視するのが、接客力の強化である。「接客に関する社員研修を定期的に行っています。2021年に『接客日本一を目指す』という目標を新たに立て、商品を売るだけではなく、お客様との会話やカウンセリングを大切にしています。埼玉県は人口当たりのドラッグストア数が多い県なので、価格勝負だけではなく、ドミナント戦略と接客力で競合他社との差別化を図っています」(棚部氏)
複合機のコスト問題を解消したい。過去の実績を参考に大塚商会を選択

本社に隣接するサポートセンターでは、社員への研修も定期的に開催されている
セキ薬品は、プライベートブランド商品の販売にも力を入れており、その数は3,000種にもなる。通常、ポスターやPOPなどの販促物はメーカーから支給されたものを用いるが、プライベートブランドに関してはセキ薬品自らが作成する必要がある。そのため、本部でデザインしたデータをメールで送り、各店舗の担当者が複合機で印刷して利用していた。
しかし、この複合機について、以前よりいくつかの課題を抱えていたという。
「各店舗で利用していた複合機はランニングコストが高額で、またメーカーサポートも不十分だったため、突然のトラブルに対応してもらえないこともありました。今後も店舗を増やしていくことを考え、複合機の刷新を検討することになったのです」(棚部氏)
そこで、セキ薬品は大塚商会に相談。その理由は、提案力の高さと充実したサポートだった。
「以前から本部の複合機は大塚商会さんから導入しており、サポートの手厚さなどで安心感がありました。今回も価格面やアフターフォローも含めた提案をしていただけたことが、導入の決め手となりました」(棚部氏)
複合機などを多数導入し、スマートな多店舗展開を目指す

埼玉県南埼玉郡に構える本社。各店舗も埼玉県を中心に展開し続けている
こうしてセキ薬品は、2016年に大塚商会から新たな複合機などを導入し、埼玉県内外に70店舗以上の展開を実現した。現在まで、新店舗をオープンするごとに同型機を導入し、店舗の運営に役立てている。
新店舗のバックオフィス用品や、ネットワークインフラ整備に大塚商会のサービスを活用
セキ薬品はASP型調達システムの『MAたのめーる』も利用。各店舗のバックオフィス用品の調達から、新店舗オープン時の準備にも活用している。
棚部氏は「とにかく注文から配送までの時間が早くて助かっています。在庫のある商品は注文の翌日には届くうえ、品ぞろえも申し分ありません」と話す。
さらに、情報システム部門では業務システム構築クラウドサービス『kintone』を5ライセンス分導入。外注先とのデータ共有や電子申請業務に利用している。特に化粧品顧客台帳を電子化できたことは大きく、商品の販売傾向をメーカーに提供する際などに活用しているという。
また新店舗出店時は、オフィス用品や複合機に加え、ネットワーク機器などの導入も必要になる。セキ薬品では、こういったインフラ整備にも大塚商会のサービスを活用。インターネット接続サービス『αWeb』、光回線サービス『たよれーる ひかり』、アクセスポイントやLANも大塚商会がワンストップで丸ごと支援することで、セキ薬品はスピーディーな多店舗展開を実現している。

本社に導入した複合機は、各店舗でも同様に導入され始めている

本社のデザイナーが作成した商品のPOPは、各店舗に導入されている複合機で印刷される

『MAたのめーる』を使用してさまざまなオフィス用品を一括で発注できるように。最速で翌日配達も可能

複合機とともにアクセスポイントも本社と各店舗に導入。店舗数の急成長にも遅れず迅速なインフラ整備が可能となった
コスト削減と品質向上を同時に実現。顧客情報のデータ化でサービスも強化
セキ薬品の今回のシステム導入効果は顕著に表れている。「複合機の刷新によって、コストを押さえつつも高品質な印刷が各店舗でできるようになりました。PRのかいあって、プライベートブランド商品の売上は着実に伸びています。商品が多い分POPを作るデザイナーもうれしい悲鳴をあげています。また、複合機のトナーが減ると、自動的に不足分を配送してもらえるため、トナー切れの心配もなく快適です」(棚部氏)
「また『kintone』に関しては、「以前は紙の化粧品顧客台帳に購入商品情報などを記入し、ファイリングして管理していました。『kintone』導入後は顧客情報をデータ化することで、他店舗でも簡単に情報の参照が可能になりました。当社は販売エリアを集中させているため、『別のセキ薬品の店で前に買ったものと同じ商品が欲しい』と言うお客様も時折いらっしゃいますが、その際は『kintone』のデータを基にどの商品をお求めなのかすぐに参照します。リアルタイムに情報が反映されるシステムなので、お客様の要望に柔軟に応えられるようになりました」(棚部氏)

店舗数拡大に合わせ備品管理の改善も検討
セキ薬品では今後も店舗数を増やし、事業規模を拡大することを目指している。その中でさらなる改善を目指すのが、各店舗の備品管理だ。
「現状、各店舗の備品は本社に隣接する倉庫から各店舗へ発送する形で管理しているのですが、店舗数が増えるほど必要な備蓄量や配送量なども増えていきます。 倉庫に備蓄できる量にも限界があるので、『MAたのめーる』で各店舗が独自に注文をして、直接受け取れるような仕組み作りをしていきたいと考えております。大塚商会には、各店舗が直接注文できる仕組み作りについてもご協力いただきながら、今後も弊社の運営をサポートしていただきたいです」と、棚部氏は展望を語った。
大塚商会担当者からのコメント
「今後も多店舗展開をお手伝いいたします」
株式会社セキ薬品様には、大塚商会のサービスを幅広く活用いただいています。今後も、セキ薬品様の多店舗経営をスムーズに推し進める提案をさせていただきます。

- 印刷して上司への説明に
- 印刷して稟議書に添付して
- 印刷して会議資料に
株式会社セキ薬品 導入事例(PDF:3,238KB)
- * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
大塚商会は、オフィスIT全般について、幅広く対応します
大塚商会は、お客様のビジネスチャンスの獲得やコスト削減・生産性向上・競争力強化といった課題や要望に対するソリューションをワンストップでご提供しています。
また、販売したコンピューター・サーバー・通信機器・複合機などのあらゆるオフィス機器、ネットワーク設備、ソフトウェアの保守サービスを、当社が行う「自営保守」の原則があります。そして、多くのスタッフや専用回線を持つたよれーるコンタクトセンター、全国に展開するサポート拠点、社内に数多く在籍する公的資格・メーカー認定資格者が、お客様を強力にサポートしています。
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