iPadで学びが激変

2022年6月10日公開分のiPhone Business Networkの番組サマリーをお届けします。

番組サマリー

弓月さんが、東京都墨田区立錦糸中学校にITmediaの取材で行かれたそうです。そして、GIGAスクール構想で導入されたiPadが、どのように使われているかを見せてもらったのだとか。

しかし、GIGAスクール構想では一挙に275万台以上のiPadが各地の学校に導入されたというのだから、ものすごい数ですよね。

GIGAスクールのiPad授業、実際はどんな感じ? 墨田区錦糸中学校が実践していることITmedia NEWS

弓月さんが取材された東京都墨田区立錦糸中学校の授業は、「南アメリカを紹介するニュース番組制作を通して、南米の特色を捉えよう」というものだったそうです。そのニュース番組制作のために、南アメリカについて調べたり、研究したり、ニュース番組を制作したりする一連の作業はiPadを使ってグループで進めるわけですね。

取材当日は、ニュース番組を制作する日で、グループでディレクター役、カメラマン役、キャスター役などに分かれ、グリーンバックの前でキャスターがプロンプター代わりにiPadに表示したページの記事を読み上げるというものだったそうです。そして、収録した映像はクロマキー合成を経て、iMovieで編集をし、ピクチャーインピクチャーの資料はKeynoteで作成するんだとか。

これって、実際のテレビ番組の制作現場とあまり変わりがありませんよね。そんな体験をした子どもたちが、いつかテレビ業界に就職して活躍していてもおかしくないと思います。

やはり、これまでの「板書して、記憶して、テストで合格する」という学びと比較すると、ダイナミックに進化しているんですね。ゴールを決めて、調査研究をし、どういう発表をするためにどんなコンテンツを作れば良いのか、仲間と検討して作業を進めて実現化するという学びは、本当に素晴らしいと思いますよ。

そんな勉強を通じてITリテラシーや仲間との協調性を身に付けられるだけではなく、課題を自分たちの力で解決する能力が身に付いたり、そんな勉強を通じて自分自身の夢に出会えたり、夢を実現する力が身に付くわけですからね。さらに、エピソードは記憶の中に残るので、覚えたことが抜け落ちないんですよね。

それは企業内で実践を通じて業務能力を高めたり、チームのレベルアップを図ったりするOJT(On the Job Training)に近いなあと思うんですよね。

そして先生同士がつながって、お互いの授業を学び合ったり、教育を語り合ったり、時には遠方の先生に授業をしてもらっても良いということですから。GIGAスクール構想で教育現場が得られるものは計り知れないほど大きいなと思うんですよね。

黒板を電子ホワイトボードにするというスタイルで教育現場の電子化に取り組むなんて時代もありましたが、今はデジタル・ネイティブ世代の学生に逆に先生が使い方を学んだりすることもあるんだとか。

そんな、GIGAスクール構想で育っている生徒たちとiBNやTeacher's CLIPとコラボできたら良いなぁと思います。

ちなみに保護者が子どものデバイスなどを購入できるウェブサイトも大塚商会にはあるんですよ。

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