- 業種
- 専門商社・卸売業
- 事業内容
- イベント資材、産業資材、住宅資材の開発・設計・製造・販売など
- 従業員数
- 17名(パート含む、2026年6月現在)
- ホームページ
- https://www.axisjapan.jp/
『SMILE』と『eValue』の連携を軸に業務効率化

株式会社アクシス 導入事例
卸売・小売業、飲食店1~100名ERP・基幹業務・業務管理文書管理・電子契約・ペーパーレスセキュリティ経営基盤強化・リスク対策営業・業務プロセス効率化機密漏えい・外部侵入対策
イベント資材、産業資材、住宅資材の販売などを行う株式会社アクシスは、オフコンベースの販売管理システムを『SMILE 販売』に刷新。見積書の作成や請求に関する業務を大きく効率化した。さらに、連携する『eValue ドキュメント管理』や複合機のスキャン機能の活用で、大幅なペーパーレスも達成しつつある。
- 業務効率の向上
- 生産性向上
- 営業力強化
- ペーパーレス化
2026年6月取材
株式会社アクシス
導入先の概要

導入の狙い
- 販売管理システムを刷新したい
- 請求書発行などの業務を効率化したい
- 改正電子帳簿保存法に対応しつつ、ペーパーレスを推進したい
- 外出先からも社内ネットワークへ安全にアクセスできるようにしたい
解決策
- 『SMILE 販売』を導入し、手書きの帳簿から脱却。豊富な標準機能を活用しつつ、統合型グループウェア『eValue ドキュメント管理』と連携し、業務効率をさらに向上させながら、各種セキュリティソリューションも導入する
導入したメリット

導入システム
| 製品カテゴリー | 製品名・型番 | お問い合わせ |
|---|---|---|
| 基幹業務システム | SMILE V 2nd Edition 販売 | お問い合わせ |
| 統合型グループウェア | eValue V 2nd Edition ドキュメント管理 | お問い合わせ |
| UTM | トレンドマイクロ Cloud Edge | お問い合わせ |
| SubGate | お問い合わせ | |
| ネットワーク認証あんしんパック(NetAttest OTS) | お問い合わせ | |
| ほか | ||
株式会社アクシス 導入事例(PDF:3,215KB)
導入事例詳細
イベント・産業・住宅分野と幅広くさまざまな資材を顧客へ提供する

埼玉県川口市にある本社には倉庫を併設している。近年、強化しているBCP対策資材の中では、プラスチック製で長期保存ができる折り畳み式ベッドの人気が高いという
埼玉県川口市に本社を置く株式会社アクシス(以下、アクシス)は、主にイベント資材・産業資材・住宅資材の3部門が、それぞれの分野における各種資材を提供する企業だ。その源流は2社あり、1社は1963年に個人商店として創業し、1975年に法人化された株式会社タグチ包装資材である。もう1社は1991年に設立され、防水工事を手掛けていた旧・株式会社アクシスで、両社が2004年に合併し、現在に至る。

代表取締役社長 山本 佳奈子氏
異なる事業を営む2社が一つになった歴史に加え、「多様な得意分野を持つ従業員が入社してくれるたびに、取り扱う資材の領域を広げてきました」と、自社の特長を紹介するのは、2017年から代表取締役社長を務める山本 佳奈子氏だ。その言葉どおり、イベント資材部門ではスポーツや音楽の野外イベントで使用されるテントや人工芝、養生シートなどの資材、産業資材部門は気泡緩衝材や段ボール、梱包結束用品などの梱包資材、住宅資材部門は接着剤や断熱材などを大手住宅メーカーや建設会社向けに販売しており、ビジネスの対象となる業界と資材は広範囲にわたる。
部門ごとに取り扱う資材が異なる業態は、社会情勢やニーズの変化によって、いずれかの需要が落ち込んでも別の資材でカバーできるといったように、リスクを分散できるのが強みだ。コロナ禍では、イベント資材部門の売り上げが大きく落ち込んだが、代わりに半導体需要の急増に伴う関連部品用の特殊な梱包資材の売り上げが拡大し、事業を支えたという。
また、「住宅向けの接着剤を、普段は梱包資材を納品している工場向けにお勧めするなど、部門の垣根を越えてお客様に新たなご提案ができるのもメリットです」と山本氏。異なるジャンルの資材を展開する独自のビジネスモデルは、顧客に対するサービス強化にもつながっている。

取締役 総務部長 中務 政友氏
顧客へのサービス面では、「大きさや形、取り扱い方法が異なる梱包資材は、仕入れ先と連携しながら設計まで手掛けるケースもあります」と山本氏は話す。さらに、「間違いなく資材を納品するために、自社トラックでドライバーがイベント会場などへ搬入したり、工場内の指定された棚まで直接お届けする場合もあります」と付け加えるのは、取締役 総務部長の中務 政友氏だ。
「コロナ禍を契機に、災害時のBCP対策資材の品ぞろえを強化しており、来期より四つ目の柱としてBCP部門を正式に立ち上げる予定です」と山本氏が今後の展望を語るように、アクシスの事業の幅は、ますますの広がりを見せている。
不備を抱えた販売管理システムを『SMILE 販売』に刷新

営業部 業務部 樽井 純子氏
アクシスは2002年、大塚商会を通じて販売管理を担うシステムを『SMILEα 販売』に刷新した。それ以前は、1990年代にスクラッチ開発したオフコンベースの販売管理システムを利用していたが不具合が多く、全く使用されていなかったという。従業員は手書きの帳簿による販売管理を余儀なくされており、非効率でミスが起こりやすい状況の中、総務・経理業務の経験が長い中務氏と、前職がSEだった営業部 業務部の樽井 純子氏が二人三脚でシステム切り替えプロジェクトに取り組んだ。
「当時の社長から、旧システムを『使えるように改修できないか』と尋ねられたのですが、あまりにバグが多くて無理でした。それならば、最新のシステムに入れ替えた方がよいという結論になりました」と、樽井氏は振り返る。システムの選定では、ほかのベンダーには照会せず、以前から取引があった大塚商会が推奨した『SMILEα 販売』に決定した。
「大塚商会さんからは、電話機やPCなども導入しており、弊社の業務内容や仕事の進め方をよく理解していただいていました。システムにも弊社に合ったものを提供してくれるはずだと期待し、一択で決めました」と中務氏は経緯を明かす。
バージョンアップのたびに業務効率や生産性が上がる
こうして2002年に『SMILEα 販売』が稼働開始。その後はバージョンアップを繰り返し、2025年には最新版の『SMILE V 2nd Edition 販売』(以下、『SMILE V2 販売』)へとバージョンアップした。
現在、アクシスでは見積書の作成段階から『SMILE V2 販売』を利用中だ。「以前は、営業担当者がExcelで見積書を作成していたのですが、採算割れを起こす数字を入力し、見過ごしてしまうミスが起きていました。今では、誤入力をするとシステムが警告してくれるので安心です」と樽井氏は語る。
中務氏は、「見積りで入力したデータを受注・売り上げ・請求・入金・回収引き当てまで引き継げるため、複数回入力が不要で一気通貫の処理ができます」と、業務効率の向上を実感。長年、『SMILE 販売』を継続して利用してきた理由について樽井氏は、「バージョンが新しくなるたびに、業務上の課題や困りごとがどんどん改善されていくからです。例えば、検索機能が向上し、複数のキーワードを入力したり、半角や全角を区別せずに入力したりしても探している案件がヒットする『あいまい検索』はとても使いやすいです。このように使い勝手が更新のたびに良くなり、業務効率や生産性が着実に上がっています」と話す。
さらに、特に便利だと感じているのは、複数の請求書をPDFにした際、自動で顧客ごとにファイルを切り分けて出力できる『複数PDFファイル出力』機能だ。「任意のファイル名を付けて保存する設定が可能なので、お客様の社名の後に『様』を付けるなど、弊社独自のルールにのっとったファイル名で容易に管理できます」と樽井氏。
中務氏も「標準機能になったデータ分析機能は、営業担当者の予実管理や、お客様別・商品別の売れ筋分析などに役立っています」と評価する。

『eValue』や複合機との連携でさらに利便性が向上
アクシスにおけるシステムの注目すべき点として、『SMILE 販売』自体は豊富な標準機能を活用し、カスタマイズをせずに使いつつ、ほかのシステムや機器との連携によって利便性を高めている利用法が挙げられる。
例えば、仕入れ先との発注や仕入れ業務処理においては、大塚商会から導入したPC-FAXサービスと『SMILE V2 販売』を連携させ、システムで作成した発注書をPC上から仕入れ先にFAX送信する仕組みを構築した。
さらに、改正電子帳簿保存法に対応するため、2023年に統合型グループウェア『eValue V ドキュメント管理』を導入し、2025年に『eValue V 2nd Edition ドキュメント管理』(以下、『ドキュメント管理』)へバージョンアップ。『SMILE V2 販売』と連携させて、請求書や発注書などを『ドキュメント管理』内の指定されたフォルダーへ自動保存している。さらに、『ドキュメント管理』は複合機のスキャン機能との連携で、ペーパーレス化にも寄与している。
「従来、大量の書類を保管していましたが、二つの部門で『ドキュメント管理』の活用を進めたところ、1カ月だけで段ボール3~4箱分、年間で30箱以上もたまっていた書類が、年間1~2個まで激減しました」と樽井氏は大きな効果を語る。
セキュリティ強化も実現し、AIを利用した情報共有も視野に

外出先からノートPCで『SMILE V2 販売』へアクセスできる環境が整備されているので、営業担当者は効率的に見積書を作成したり、過去データを確認したりできる
アクシスでは、システム整備と並行してセキュリティを強化。UTM(統合脅威管理)製品の『トレンドマイクロ Cloud Edge』や、セキュリティの脅威を自動検知・防御する『SubGate』を導入した。また、コロナ禍以降、出社の手間を減らしながら営業活動をするために営業担当者がノートPCを持ち出せるようにしたが、この体制にはセキュリティの担保が欠かせない。そこで、ネットワーク認証を強化する『ネットワーク認証あんしんパック(NetAttest OTS)』や、端末紛失時に遠隔でデータのロックや消去が可能な『たよれーるDMS』も導入。営業担当者が外出先から安心して『SMILE V2 販売』にアクセスできる環境を整えた。
各種ソリューションをフル活用するアクシスは、さらなる業務変革に余念がない。樽井氏は、大塚商会が2025年から『SMILE 販売』ユーザー向けに定期開催している『SMILEユーザーコミュニティ』にたびたび参加。「他社の皆さんから活用例を学び、どんどん採り入れていきたいです」と意欲を語る。
経営者として業務改善に資する情報の収集に熱心な山本氏は、大塚商会の大規模なIT総合展示会『実践ソリューションフェア』に自ら訪問。そこで紹介されていた生成AIのRAG(検索拡張生成)機能に強い関心を抱き、導入を検討しているという。
「各従業員が高い専門性を持っているのは弊社の特長ですが、一方で知見が属人化しやすい環境ともいえます。RAG機能を使えば、セキュリティを確保しつつ、社内の多様な情報を集約し、共有できるのではないかと期待しています」(山本氏)
今後も大塚商会が提供するソリューションを礎に、アクシスがさらなる飛躍を遂げるのは間違いないだろう。
大塚商会担当者からのコメント
「さまざまなご提案を通じて、さらなる業務効率化を継続的にご支援します」
株式会社アクシス様は、業務効率化へのご関心が非常に高く、常に新しい技術やソリューションの情報をお求めです。担当者として、アクシス様の一員になったつもりで、今後も業務効率化に貢献するさまざまなご提案をしていきます。

- 印刷して上司への説明に
- 印刷して稟議書に添付して
- 印刷して会議資料に
株式会社アクシス 導入事例(PDF:3,215KB)
- * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。
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