SFAの導入でより進化した情報共有を実現

『セールスマネジメント』で顧客情報や商談内容を一元管理し、タイムリーに共有できる環境を整備

ダイナガ株式会社 セールスマネジメント 導入事例

製造業101~1,000名ERP・基幹業務・業務管理文書管理・電子契約・ペーパーレス業務データの活用営業・業務プロセス効率化コスト削減・売り上げ向上

ダイナガ株式会社は、多種多様な容器に使用されるパッキン製造のパイオニア企業だ。業務効率の向上と営業力の強化に向けて、2024年に『DX統合パッケージ』を導入。『セールスマネジメント』で商談内容を一元管理して迅速に共有できる環境を整え、今後の営業活動が効率的に行える業務基盤を構築している。

  • 営業力強化
  • 業務効率の向上
  • コスト削減

2025年12月取材

ダイナガ株式会社

導入先の概要

業種
製造業
事業内容
パッキン、ガスケット、防蟻断熱材等の企画・製造・販売
従業員数
150名(パート含む、2025年12月現在)
ホームページ
https://dainaga-kk.co.jp/

導入の狙い

  • システムを用いて営業力を強化できる業務基盤を構築したい
  • 顧客の要望や商談内容をタイムリーに把握したい
  • 業務効率を高めて事務スタッフの負担を軽減したい

解決策

  • 『DX統合パッケージ』で業務全体の効率を向上させる
  • 『セールスマネジメント』の導入によって営業力の強化を狙う

導入したメリット

導入システム

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導入事例詳細

さまざまな業界の容器に使用されるパッキンの製造を中心に業容を拡大

防蟻機能を備えた「オプティフォーム」シリーズでは、充填(じゅうてん)剤の「オプティUフォーム」、シーリング材の「オプティシール」といった商品も展開している

ダイナガ株式会社(以下、ダイナガ)は、和洋酒用コルク栓の製造企業として1923年に創業。現在は、化粧品や医薬品、飲料、食品といった容器を密封する際に使用されるパッキンの製造を中心に、ガスメーターなどに使用される工業用コルクガスケットや、住宅用の断熱材などの企画・製造・販売を手掛けている。中でも、防蟻(ぼうぎ)機能を兼ね備えているうえ、断熱性能が経年劣化しないという大きな特長を備える断熱材「オプティフォーム」の売り上げは、直近2〜3年で大幅に伸長している状況だ。

取締役 営業部長 阪本 光祥氏

「弊社の強みは、最先端のパッキン技術を生かし、材料メーカーと技術提携を行いながら、広範囲な業界のニーズに対応していることです。パッキンの打ち抜きに使用する金型の保有数は約4,000種類もあり、日量50万個のプレス能力を持つのは業界で弊社だけです。また、お取引先の業界が非常に幅広いため、景気変動などによりどこかの業界が低迷しても、例えば医薬品や食品分野は需要が安定しているので、影響が少なくて済む事業環境ができています」と話すのは、取締役 営業部長の阪本 光祥氏だ。

近年は半導体の容器にも同社製のパッキンが使用されるなど業容が拡大し、業績は増収増益を続けるなど好調だ。2025年度中には、子会社のダイナガ化成株式会社を含めたグループ全体の売り上げ目標50億円を達成できる見通しとなっている。

事業所は、大阪本社、東京営業所と名古屋営業所、滋賀県の小倉工場の4拠点で、従業員数はパートを含めて約150名。経営トップの方針をブレークダウンした教育を毎年、各部門で実施して活動報告書を作成する人材教育を行ったり、社員旅行や季節ごとの社内イベントを数多く開催したりするなど、事業規模が拡大する中でも従業員の一体感の醸成に注力しているという。

継続的な業務改善を図るため、『DX統合パッケージ』へ移行

ダイナガは、長年オフコンのシステムで販売管理を行っていたが、事務処理の各プロセスでデータを共有できず、製造指図書、納品書、送り状などを作成する際は各担当者がその都度手入力する手間が生じていた。その改善策として、2019年に大塚商会から『SMILE V 販売/会計』を導入。さらに、『SMILE V 給与』や勤怠管理システム『勤革時』、名刺管理ソフト『やさしく名刺ファイリング』、『たよれーる給与業務支援サービス』などを追加導入し、継続的な業務改善を図っている。

中でも、従業員の給与明細をオンラインで配布できる『たよれーる給与業務支援サービス』は、PCやスマートフォンから給与明細を閲覧できるので、給与明細の印刷や封かん、発送といった手間のかかる作業が不要になり、業務効率の向上とコスト削減に貢献している。

「以前は給与明細を紙に印刷して手渡していましたが、現在はほぼ100%オンラインに移行しています。手作業をしていた事務スタッフの負担は、大幅に軽減されました」(阪本氏)

営業力を強化できる『セールスマネジメント』に着目

『セールスマネジメント』では、いつ、どの顧客に面会し、どのような内容だったかを入力すると、上長や同僚と情報を共有できる。見積書などのファイルの添付も可能だ

2024年6月には、IT導入補助金を利用して『DX統合パッケージ』へ移行した。同製品は、『販売』『会計』『人事給与』などの『SMILE』シリーズが持つ基幹業務機能と、『ワークフロー』『ドキュメント管理』『スケジューラ』などの統合型グループウェア『eValue』シリーズが持つ情報系機能の両方を標準搭載したパッケージソフトだ。特に、『DX統合パッケージ』に搭載されている営業支援システム(SFA)『セールスマネジメント』を活用すれば、顧客情報を共有するなどして営業力を大幅に強化できる点が選定の決め手となった。

「以前は、営業担当者がExcelで作成した週間行動実績表に1週間の訪問先や商談内容を記入し、それを印刷して上長へ提出・承認したものを社内で回覧していました。しかし、出張などで不在者がいると承認や回覧が途絶えてしまい、報告内容と確認の間にタイムラグが生じてしまっていました。さらに、キャビネットに保管したあとは誰も見ることはない状況で、せっかく得た情報を営業活動に生かせていないのが実情でした。そうした課題を解消しようと『セールスマネジメント』を導入しました」と阪本氏は経緯を説明する。

社内で具体的な運用ルールを定め、営業担当者が1週間の行動を入力

『セールスマネジメント』は2025年4月ごろから運用を開始し、本社の営業担当者10名が活用。1週間の行動実績をシステムに直接入力することで従来の紙ベースの報告業務から脱却し、過去の商談内容を一元管理してタイムリーに共有できる環境を整えた。

ところが運用を開始してみたものの、営業担当者は具体的にどのような情報を入力すれば良いのか明確ではなかったために期待していた情報は記録されず、運用は軌道に乗らない状況だったという。そこで、営業部 営業課 課長代理の大倉 光輔氏が中心となって、『セールスマネジメント』の社内運用ルールを明文化し、営業担当者に周知徹底を図った。

営業部 営業課 課長代理 大倉 光輔氏

「まず、『月曜から金曜までの1週間の行動実績を翌週月曜日の夕方までに必ず入力してください』という、提出のスケジュールを明確にしました。そのうえで、訪問先、担当者名、訪問目的、訪問結果などを具体的に記入してもらうようにしました」(大倉氏)

こうした運用促進策が功を奏し、『セールスマネジメント』の活用頻度は高まり、管理職も徐々にコメントを入力して助言するようになっていった。

営業担当者間で顧客の情報を共有、運用開始から約半年で効果を実感

『セールスマネジメント』は、大塚商会が実際に自社の営業活動で長年利用している顧客管理&営業支援システムのノウハウをパッケージ化した製品だ。本来、顧客情報や商談履歴が蓄積された段階で威力を発揮するため、効果を実感するには数年単位の時間がかかるのが一般的だが、ダイナガでは、まだ本格的な運用を始めてから半年程度にもかかわらず、既に導入効果が表れつつある。

個々の営業担当者が1週間の行動実績を具体的に入力するようになったことで、10名の営業担当者全員がその情報を共有できるようになった効果は絶大です。例えば、人事異動で営業担当者が変更となった際、前任者の顧客の情報や過去の営業履歴をいつでも参照できるのはとても便利です。また、どうしても過去の出来事は忘れてしまいがちですが、営業担当者が自分で入力した商談内容をあとで確認し、的確なタイミングで継続的な営業活動が行えることも大きな利点です」(大倉氏)

商談成立後は、顧客から注文書が送られてきた段階で事務スタッフが『DX統合パッケージ』の『販売』に受注データを入力。その後は、製造指図書をはじめ、納品書や送り状、請求書などの作成業務から売り上げ管理まで一貫して行っている。事務スタッフたちは、『SMILE V 販売』の時代から利用しているため、『自由帳票設計業務オプション』を用いて顧客の仕様に合わせた納品書を自作するなど、驚くほど使いこなしているという。

『ワークフロー』や『ドキュメント管理』も有効活用

ロール状で納品されるパッキンの材料の巻きぐせを矯正し、平らな形状に戻す機械にかける作業。製造量が多い同社では、1日に複数回この作業が行われている

現状、見積書は自社で組んだマクロを利用したExcelで運用しているが、2025年度中に見積書を『DX統合パッケージ』の『販売』で作成し、『ワークフロー』で申請・承認作業を行い、『ドキュメント管理』に保存して管理する業務フローへ完全移行する計画だ。『ドキュメント管理』で見積書の版管理を行い、最終確定した見積書のデータを受注データとして取り込むことで事務スタッフの業務負担軽減を狙っているという。

『セールスマネジメント』についても、活用を拡大していく方針だ。

「現在は、営業担当者が帰社してからPCで『セールスマネジメント』に商談内容を入力していますが、今後はスマートフォンで外出先からデータを入力したり、名刺情報をスキャンして登録したりできるようにしたい考えです。この先、データがますます蓄積されれば、過去の顧客対応を踏まえた営業活動が行えるので、顧客満足度の向上につながるはずです。将来的にはAIでデータを分析し、見込み客への営業提案などが的確に行えるようにする構想を描いています」と阪本氏。

2023年に創業100周年を迎えた老舗は、『セールスマネジメント』という最新鋭のSFAを武器に、さらなる成長を目指している。

大塚商会担当者からのコメント

「顧客のあらゆる情報を集約して営業活動の効率化を支援します」

『DX統合パッケージ』に実装できる『セールスマネジメント』は、営業活動を大幅に効率化します。顧客情報を共有するとともに、過去の商談内容を基にニーズを正しく把握し、適切なタイミングで営業提案が行えるようになります。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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