受発注業務や請求業務の簡素化を図る

『SMILE 販売』で複数部品を一括管理。電子帳票配信システムと連携して業務負担を大きく軽減

三井電子株式会社 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名ERP・基幹業務・業務管理文書管理・電子契約・ペーパーレス経営基盤強化・リスク対策営業・業務プロセス効率化

さまざまな産業機器に使用されているスイッチング電源を取り扱う三井電子株式会社は、基幹業務システム『SMILE』シリーズを活用する中で、複数の構成部品を一括管理する「セット品管理」機能や電子帳票配信システムとのデータ連携などを実現し、事務負担を軽減する業務改善を継続的に推進している。

  • 業務効率の向上
  • 生産性向上
  • ペーパーレス

三井電子株式会社

導入先の概要

業種
専門商社
事業内容
スイッチング電源の販売、カスタム電源の開発・製造、精密板金の設計・製作など
従業員数
30名(2026年2月現在)
ホームページ
https://mitsuidenshi.co.jp/

導入の狙い

  • 受発注業務の効率化を図りたい
  • 請求書の発行業務を簡素化したい
  • 売り上げ予測などの必要な情報を即座に抽出できるようにしたい

解決策

  • 基幹業務システム『SMILE』シリーズの活用を高めるとともに、電子帳票配信システム『@Tovas』とも連携させる

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
基幹業務システムSMILE V 2nd Edition 販売/会計お問い合わせ
開発ツールSMILE V 2nd Edition Custom AP Builder(CAB)お問い合わせ
電子帳票配信システム@Tovasお問い合わせ

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三井電子株式会社 導入事例(PDF:3,055KB)

導入事例詳細

高度な産業機器に必要不可欠なスイッチング電源のエキスパート

2022年に移転した本社の営業部や事務部門では、フリーアドレス制のワークスペースを採用。単独席やグループ席があり、その日の業務に合わせた環境で作業ができる

三井電子株式会社(以下、三井電子)は、1981年に東芝電子デバイス株式会社から半導体の専門商社として独立し、誕生した。1995年には、販売代理店権を取得していた大手スイッチングメーカーのコーセル株式会社の特約店に昇格。現在も、同社製スイッチング電源の販売事業が売り上げの約半分を占める安定した経営基盤を確立した。

三井電子の強みはそれだけではない。本社に技術部を設置するとともに、精密板金加工やユニットアセンブリーなどを手掛ける子会社を傘下に置き、顧客の要望に合わせて複数のスイッチング電源を組み合わせたカスタムメードの「組み込み電源」を企画から開発・保守まで一貫して行える体制を整えているのだ。いわば、「ものづくりを理解し、ものづくりができる専門商社」なのである。

スイッチング電源とは、半導体素子の高速なオン/オフの切り替えによって交流電源を直流電源に変換し、電圧を変換する装置である。小型化・軽量化が可能なため、テレビや冷蔵庫など幅広い民生機器に使用されている。だが、三井電子が主に取り扱っている製品は、そうした民生機器よりも精度の高い組み込み電源の実装が求められる産業機器に特化したものだ。具体的には、医療機器のCTやMRI、鉄道の制御装置や半導体製造装置などを安全に利用するために用いられている。例えば、1台のCTには、6~7個のスイッチング電源が組み込まれているという。

取締役 営業本部長 兼 管理部長 林氏

取締役 営業本部長 兼 管理部長の林氏は、「弊社のお客様は、医療機器や半導体製造装置などを製造している大手の装置メーカーが多く、約240社のお客様のさまざまな要望に柔軟に対応しています。今後も、さらに幅広いご提案ができる電源の専門商社を目指していきます」と語る。

『SMILE』シリーズを長年活用し時代の変化に応じて業務を改善

三井電子は、かつてAccessを使って受注・発注・仕入れ・売り上げ管理を行っていた。しかし、Accessで自社開発できることには限界があるので、事業規模が拡大するにつれて、日々の業務に十分に対応しきれなくなってきた。そこで、2000年代になってから基幹業務システムの導入を検討するようになった。

いくつかのパッケージ製品を比較検討する中で、最終的に導入したのが大塚商会から提案を受けた『SMILEαAD 販売管理』だった。全国規模で豊富な導入実績があり、システム自体の完成度が高いので安心して運用できると判断したからだ。

以来、バージョンアップを定期的に行いながら20年以上の長きにわたって継続的に活用。『SMILEes』シリーズや『SMILE V』シリーズを経て、2022年に『SMILE V 2nd Edition(以下、SMILE V2) 販売/会計』へバージョンアップして現在に至る。

「大塚商会さんと長年取引している一番の理由は、サーバーやネットワークなどを含めた企業のICT活用をまるごとサポートしていただける点です。何か困ったことがあると、すぐに相談に応じて解決策を提示してくれるので、このうえなく頼りになるITベンダーです」(林氏)

構成部品を一括管理する「セット品管理」で業務を効率化

現在、三井電子では『SMILE V2 販売』によって受注入力から仕入れ・在庫・売り上げ・請求・入金管理まで一気通貫で処理できる業務基盤を構築している。特に、受注処理などを担当している営業アシスタントの業務負担を軽減するために、さまざまな創意工夫を施していることが大きなポイントだ。

そのうちの一つが「セット品管理」機能の活用である。『SMILE V2 販売』では、製品単品の販売管理だけでなく、複数の商品を組み合わせて「セット品」として販売管理や在庫管理ができる。流通業において、お歳暮やお中元といった期間限定のギフトセットの管理に用いられるケースが多い機能だが、三井電子では、複数のスイッチング電源などを仕入れ、一つの組み込み電源製品に作り上げて販売する際に活用している。

本社営業部 アシスタント 千葉氏

本社営業部 アシスタントの千葉氏は、「一つの製品に10種類くらいの部品が使用されている場合もあります。その全ての部品を一つの製品としてひも付けて管理することで、部品名を一つずつ手入力する手間が省けるようになりました。同様に、一度セット品を登録しておけば、その構成部品をそれぞれの仕入れ先に一括して発注処理できるので、とても重宝しています」と説明する。

『受注出荷業務オプション』も効果的に活用

旧バージョン時代から『受注出荷業務オプション』も継続的に活用している。受注データ入力時に出荷予定日を事前に登録しておくことで、倉庫への出荷指示書が自動的に作成される便利な機能だ。出荷業務にかかる作業時間を大幅に短縮し、出荷ミスを未然に防ぐ重要な役割を担っている。

本社営業部 アシスタント 関氏

本社営業部 アシスタントの関氏は、「倉庫は本社以外にもいくつかあり、各倉庫の出荷担当者が『SMILE V2 販売』で作成された出荷指示書を出力して、その場で確認しながら出荷業務を行っています。1日20件くらい出荷指示書を作成しているので、出荷予定日に間違いなく製品を配送するために必要不可欠な機能です」と話す。

また、『SMILE V2 販売』へのバージョンアップ時に、さらなる業務改善に向けて独自のカスタマイズも施している。

「従来は、『SMILE 販売』から仕入れ先への注文書を印刷し、FAXで送信しつつPDFで保存していたのですが、現在は仕入れ先のメールアドレスを登録しておけば、ワンクリックでメール送信できるようになりました。しかも、メールの文面も事前に登録した文書が自動的に反映される仕組みになっているので非常に便利です」(関氏)

このほか、財務状況を適切に管理するために、在庫評価管理や粗利再計算機能のカスタマイズも実装している。

電子帳票配信システムと連携。注文書や請求書を瞬時に送信

三井電子は、『SMILE V2 販売/会計』へバージョンアップした後も大塚商会との定例会議を開催し、各部署の要望を伝えて継続的な業務改善に取り組んでいる。そうした両社のコミュニケーションを通じて新たに導入したソリューションの中でも、特に顕著な効果をもたらしているのが電子帳票配信システム『@Tovas』と『SMILE V2 販売』との連携である。『@Tovas』は、請求書などの帳票類を電子ファイルやFAX、郵送のいずれかで自動的に送信するWeb配信クラウドサービスだ。毎月手作業で行っていた帳票類の郵送やFAX送信業務を劇的に効率化し、印刷費や郵送費などのコスト削減に寄与する。

「以前は毎月、『SMILE V2 販売』で作成した請求書を印刷し、封筒に入れて郵送していたので、かなりの手間とコストがかかっていました。そこで、郵便料金が値上がりしたタイミングで、大塚商会さんに相談して新たに導入したのです。結果、担当者によると請求書の発行業務に費やす時間が約70%も削減され、毎月2時間程度で完了するようになったそうです。これは想定以上に大きな成果です」(林氏)

売り上げ予測資料もワンクリックで瞬時に作成

『自由帳票設計業務オプション』と『CAB』を利用した帳票により、各種売り上げ予測資料の作成に費やす時間が激減した

大塚商会との定例会議では、営業担当者別や得意先別の売り上げ予測資料を短時間で作成できるようにしたいという議題も上った。そこで、大塚商会が『自由帳票設計業務オプション』と開発ツール『SMILE V2 Custom AP Builder(CAB)』(以下、『CAB』)を利用した具体的な解決策を提案。毎月の売り上げ予測が即座に行える機能を追加実装し、飛躍的な時間短縮を実現している。

「これまでは営業担当者がExcelで売り上げ予測資料を個別に作成しており、完成まで丸1日近くかかることもありました。それが現在では、『SMILE V2 販売』のデータを基にしてボタンをクリックするだけで即座に作成できます。その空いた時間を本来の営業活動に費やせるようになりました」(林氏)

さらに、『CAB』を利用して図番管理機能も新たに実装している。同じ製品でも、仕入れ先のメーカーと顧客では製品コードが異なるため、それぞれの製品コードをひも付けてマスターに登録しておくことで、受注時にメーカーの製品コードを顧客の製品コードに自動的に変換して管理できるように工夫を施したのだ。

一連の取り組みを振り返り、「情報システム担当者を配置する余裕のない中、大塚商会さんがその役割を果たしてくれているので助かっています」と林氏は評価する。現在は、2026年度から経済産業省が導入予定の「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」に対応すべく、大塚商会と対応を進めている最中だ。今後も大塚商会のサポートを受けながら、三井電子の業務改善は続いていくだろう。

大塚商会担当者からのコメント

「システム導入後も定例会議の開催を通して業務改善をご支援します」

大塚商会の役割は、製品をお納めして終わりではありません。三井電子株式会社様には引き続き、定例会議を通じて新たな課題に対するソリューションをご提案し、業務のさらなる改善をサポートしていきます。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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