『SMILE』シリーズで多拠点のデータを一元管理

柔軟にカスタマイズできる『SMILE』で紙製品販売業に適したシステムを構築。基幹業務の大幅な省力化を実現

日本パルプテックス株式会社 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名ERP・基幹業務・業務管理情報共有・会議システム文書管理・電子契約・ペーパーレス営業・業務プロセス効率化コスト削減・売り上げ向上経営基盤強化・リスク対策

業務用トイレットペーパーなどを販売する日本パルプテックス株式会社は、自社の業務に即した多様なカスタマイズを『SMILE』シリーズに施し、基幹業務を効率化。現行の『SMILE V 2nd Edition 販売』では、クラウド上で請求書を発行できるサービスとの連携により、請求業務の負担軽減とコスト削減にも成功している。

  • 業務効率の向上
  • 生産性向上
  • 社内の情報共有
  • コスト削減
  • ペーパーレス

日本パルプテックス株式会社

導入先の概要

業種
紙製品販売業者
事業内容
トイレットペーパー、タオルペーパーおよび各種衛生紙製品の販売と、関連するシステム・サービスの提供
従業員数
47名(2026年5月現在)
ホームページ
https://www.pulptex.co.jp/

導入の狙い

  • 販売管理と会計の情報を統合した緻密なデータベースを構築したい
  • 自社固有の業務にフィットしたシステムで基幹業務の効率化を図りたい
  • 毎月の請求業務にかかる負荷を軽減したい

解決策

  • 『SMILE V 2nd Edition 販売/会計』で基幹業務を統合管理する
  • 請求業務を電子化するクラウドサービス『BtoBプラットフォーム 請求書』と『SMILE V 2nd Edition 販売』を連携させる

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
基幹業務システムSMILE V 2nd Edition 販売/会計お問い合わせ
電子請求書システムBtoBプラットフォーム 請求書お問い合わせ
ほか

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日本パルプテックス株式会社 導入事例(PDF:3,154KB)

導入事例詳細

顧客本位の商品を開発・提供する紙・衛生用品の専門商社

東京・大田区の京浜島にある本社の1階に併設されている倉庫。仕入れ先から納品されると、倉庫の天井まで高く積み上がる

日本パルプテックス株式会社(以下、日本パルプテックス)は、オフィスビルの清掃会社や大手ショッピングモールといった商業施設、スポーツ施設、鉄道会社などを主な顧客として、業務用トイレットペーパーやペーパータオル、便座シートなど、幅広いトイレタリー製品を販売する企業である。

「代表的な商品は、交換・補充の頻度を減らすとともに、保管スペースを有効活用していただくため、ロールの大きさは通常品とほぼ同じでも、独自の加工技術によって3倍以上の巻きロールを実現した『長尺トイレットペーパー』です」と説明するのは、営業統括 常務取締役の小林 峻也氏だ。ほかにも、商業施設や公共施設などにおけるトイレットペーパー持ち去りを防止する「鍵付き盗難防止ペーパーホルダー」など、顧客のニーズを的確に捉えた商品開発によって競合他社との差別化を図っている。

営業統括 常務取締役 小林 峻也氏

同社が取り扱う紙製品の約6割を占める製造元が、小林氏の祖父が創業した富士本紙業株式会社(以下、富士本紙業)である。富士本紙業は、その後に設立された日本パルプテックスをグループ会社とし、小林氏は同社の役員も兼任している。自社グループ内に紙加工メーカーがあることで、顧客からの要望を商品に反映しやすい点は同社の大きな強みといえるだろう。

さらに、東京本社や大阪支社、東北支店、中部支店に設けられた倉庫から顧客へ商品を自社配送する体制を整えている点も特筆に値する。「ドライバーは全員自社の従業員なので、急ぎの配送依頼にも柔軟に対応できます。お客様は欠品に備えて、余分な在庫を持つ必要がありません」と小林氏。こうした顧客本位の商品やサービスの提供により、同社は競争の激しい業界にあっても多数の顧客から信頼を勝ち得ている。

拡張性に優れた『SMILE』シリーズを20年以上にわたって活用

1952年に設立された日本パルプテックスは、四角い紙を重ねた旧来の「落とし紙」に替わってトイレットペーパーが普及するに伴い、長きにわたって業績を堅調に伸長させてきた。事業規模の拡大につれて複雑化した経営や煩雑になった業務の課題解決に貢献しているのが、大塚商会が提供する基幹業務システム『SMILE』シリーズだ。

2003年に、本社と支社・支店に『SMILEαAD 販売/会計』を導入。売り上げ・仕入れ・入金・支払いデータを紙の伝票に手書きする手間を省き、記載ミスも解消した。また、データの整合性が確保され、各拠点にある倉庫の在庫も正確に一元管理できるようになった。その後、『SMILE BS 販売/会計』、『SMILE BS 2nd Edition 販売/会計』を経て、2022年には現在の『SMILE V 2nd Edition(以下、SMILE V2) 販売/会計』へとバージョンアップ。富士本紙業に出向している従業員も、リモートビュー機能で日本パルプテックス本社の『SMILE V2 販売』のデータを閲覧し、発注内容のチェックなどをしているという。

「2019年に入社した私は、それ以前の事情を直接は知らないのですが、20年以上も利用してきた中でも大きなトラブルはなく、別のシステムへのリプレースが検討されたこともない、と聞いています。弊社の業務内容を深く理解し、常にスピーディーに対応してくれる営業担当の方のサポートも申し分ありません」と、小林氏は『SMILE』シリーズと大塚商会に全幅の信頼を寄せている。

過去に施したカスタマイズを新バージョンでも完全移行

日本パルプテックスが『SMILE』シリーズを愛用し続けるのには、もう一つ理由がある。それは過去に行った自社の独自業務に合わせたカスタマイズが、新バージョンになっても脈々と受け継がれてきたことだ。『SMILE』シリーズでは、豊富な標準機能に加え、必要に応じてカスタマイズをすることもできる。

「例えば、弊社の仕入れ単価は変動するため、新しい価格が適用される日付を事前に登録しておき、指定日になるとシステム内で自動的に新単価に切り替わる仕組みが必須です。また、商品の出荷日がお客様の都合で変更されたときにピッキング抽出を取り消し、新たな出荷日を指定し直せるといった機能も不可欠です」(小林氏)

『SMILE V2 販売』への移行に際しては、ほかにも顧客ごとに異なる粗利の算出式や、仕入れ先からの売り上げデータを仕入れデータに変換する機能など、多様なカスタマイズを移行するために、大塚商会がプログラムの内容を調整した。このようにして自社業務に最適化された『SMILE V2 販売』がなければ、日々の営業活動を円滑に回すことは望めないと小林氏は言う。

請求業務を電子化して郵送の手間とコストを削減

眞田 大雅氏

広々とした本社のワークスペースの一角には、従業員がくつろげるカフェスペースやゴルフのパターマット、トレーニング機器などがあり、自由に使えるようになっている

およそ500社に及ぶ顧客を抱える日本パルプテックスでは、毎月2,000通もの請求書を発行している。請求書自体は、『SMILE V2 販売』の売り上げデータなどに基づいて自動的に作成可能だ。しかし以前は、全ての請求書を印刷し、小林氏を含む6名の営業担当者が封入・郵送作業をほぼ1日がかりで行っており、大きな負担となっていた。

その業務効率化と郵送コストの削減を目的に、請求書発行の電子化を検討するようになったのは、2024年の郵便料金値上げをにらんでのことである。大塚商会に相談して推奨されたのが、『SMILE V2 販売』との連携性が高く、請求書の発行・受け取りから入金消し込み・支払いに至る全てのデータをクラウド上で容易に管理できる『BtoBプラットフォーム 請求書』(以下、『BtoBプラットフォーム』)だった。比較したほかの主なサービスは、いずれも請求書の内容をPDFにして取り込む方式だったのに対し、『BtoBプラットフォーム』は『SMILE V2 販売』の売り上げデータをCSVに書き出して読み取ればよく、そのシステム間連携の手軽さが選定の決め手になったという。

営業担当者の物理的・心的負担が大幅に軽減

『BtoBプラットフォーム』の導入によって、請求書を自社内で印刷する作業はほとんどなくなり、郵送前の請求書を保管するスペースも必要なくなった

『BtoBプラットフォーム』による請求書発行には、顧客へ専用のURLを案内し、アカウント作成とユーザー登録をしてもらう必要がある。これまでに約半数の顧客がユーザー登録し、請求書を電子データで受け取るようになったが、そのほかの顧客には以前と同様、印刷した請求書を手配している。

「ただし、『BtoBプラットフォーム』には『SMILE V2 販売』から請求データをアップするだけでお客様に請求書を郵送してくれる代行サービスが用意されています。その活用も合わせると、請求業務の9割ほどを省力化できました」と、小林氏は説明する。現在、請求書を印刷・封入・郵送しているのは、独自フォーマットによる発行を求めるごく一部の顧客だけだという。

また、CSVで『BtoBプラットフォーム』に取り込んだ請求データは内容を確認しやすく、商品価格が変更された直後の金額チェックが徹底されるようになった。加えて違う顧客へ請求書を誤封入するミスがなくなるとともに、ペーパーレス化が進んで紙の請求書を管理する手間も減った

さらに、「郵送の場合、以前より到着までの日数がかかるようになり、発送状況の問い合わせもありましたが、電子化してからは請求書未達に関する問い合わせはほぼなくなりました。営業担当者が請求業務にまつわる物理的・心的負担から解放されたのも大きな収穫です」と、小林氏は『BtoBプラットフォーム』の大きな導入効果を語る。

AIによるデータ解析で経営判断の精度向上を目指す

山中 奈津江氏

『SMILE V2 販売』に蓄積された売り上げデータを、営業所別・顧客別・商品別などさまざまな条件で抽出・帳票に出力し、営業活動に生かしている

日本パルプテックスは、全従業員がこれまで以上に高い頻度で『SMILE V2 販売』にアクセスし、自らの担当領域に関わるデータを確認することで、基幹業務の品質を一層向上させていく方針だ。こうした中、小林氏は大塚商会が提供するAI帳票要約サービスにも強い関心を向けている。『SMILE』シリーズに蓄積されたデータを統合してAIが要約するサービスで、将来の売り上げ予測などに役立てられるのだ。

「個々のお客様の年間需要の流れを正確に把握できれば、トイレットペーパーをはじめとする弊社商品を製造する富士本紙業の生産管理を、より最適化できます。また、その需要予測と照らし合わせて、あらかじめ合理的な配送スケジュールを組むことができれば、配送部門の従業員は有給休暇を取得しやすくなり、より働きやすい職場環境の実現につながるでしょう。『SMILE』には、弊社の過去の膨大な業務データが蓄積されています。多様なデータ分析を通じて、これまで以上に的確でスピーディーな経営判断ができるようにしたいと考えています」と、小林氏は未来への期待を膨らませる。同社の『SMILE』シリーズ活用は、さらに高まっていきそうだ。

大塚商会担当者からのコメント

「AIの活用も含めて、お客様のさらなる成長を全力でご支援します」

『SMILE』シリーズを20年以上ご活用の日本パルプテックス株式会社様からは、「蓄積された業務データから新たなインサイトを引き出すAI活用をしたい」とのご相談を受けています。ご期待に沿える有効なご提案をしていきます。

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  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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