『SMILE V2 販売/会計』で抜本的な業務改善を実現

タオルやパジャマを扱う老舗卸売企業が旧システムの問題点を全て解消し、手入力による手間と時間を大幅に削減

スズホ株式会社 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名ERP・基幹業務・業務管理セキュリティ文書管理・電子契約・ペーパーレス経営基盤強化・リスク対策営業・業務プロセス効率化

50年以上にわたってタオルやパジャマの卸売業を展開するスズホ株式会社は、『SMILE V 2nd Edition 販売/会計』を活用した抜本的な業務改善を実施。旧システムの問題点を全て解消し、手入力による手間と時間を大幅に削減する一方、ファンクションキーを効果的に活用しながら作業効率の向上も実現している。

  • 業務効率の向上
  • セキュリティ対策
  • ペーパーレス
  • 生産性向上
  • 事業価値の創造

スズホ株式会社

導入先の概要

業種
繊維卸売業
事業内容
タオル、パジャマ、毛布などの卸販売
従業員数
9名(2026年3月現在)
ホームページ
https://www.rowand-pajama.jp/

導入の狙い

  • 旧システムで解消できなかった不具合を解消したい
  • 販売管理と会計システムが別だったために生じていた二重入力の手間を削減したい
  • 情報消失のリスクを払拭したい

解決策

  • 基幹業務システム『SMILE V 2nd Edition 販売/会計』への刷新による業務改善を総合的に支援

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
 DX統合パッケージ(販売/会計/ドキュメント管理)お問い合わせ
統合脅威管理アプライアンスFortiGateお問い合わせ

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スズホ株式会社 導入事例(PDF:2,957KB)

導入事例詳細

半世紀の歴史があるタオルの卸売り。パジャマの自社ブランドも好評

創業から約3年後の1971年にオープンした第1号店の店舗外観。「スズセン」は小売りをしている別の名前で、スズホ株式会社の名前は見えないが、「タオル」の文字が見える

スズホ株式会社(以下、スズホ)は1968年に「スズホタオル」として大阪市東区(現、中央区)で創業し、タオルの卸売業を開始。創業者で現会長の鈴木 甫(はじめ)氏が、自身の名前「甫」を音読みにして名字と組み合わせたことが社名の由来だ。4年後に「スズホ株式会社」を設立、1976年には大阪府箕面市へ移転し、現在の本社兼倉庫となる自社ビルを建設した。創業から50年以上にわたり、一貫してタオルの卸売業を営んでいる。

タオル類(バスタオル、スポーツタオル、フェイスタオル、ハンドタオル)の卸販売を中心に、業容を拡大。ベーシックな柄を基調とした紳士・婦人用パジャマの自社ブランドも展開し、高評価を得ている。現在は甚平や毛布なども含め、関連製品を幅広く取り扱っているという。同社の商品は、工場や病院などで長年継続的に使用される良質でシンプルかつ実用的なものが多いが、その一方で、取引先からの要望に応え、同社が印刷会社に依頼して旅館名などを入れた付加価値の高い商品も販売。特に近年は甚平が人気で、沖縄の販売先で背中にプリントを施して土産品として売られている商品もある。

代表取締役 鈴木 正樹氏

「パジャマなどの衣類で大きいサイズを取り扱う同業他社は少ないのですが、弊社はSから5Lまで幅広いサイズに対応しています。また、当日出荷は午後2時ぐらいに締め切る会社が多い中で、弊社は午後4時半までにいただいたご注文は当日出荷するスピード発送を実現しています。取引先のバイヤーさんは、午後2時過ぎにもし大量に商品が売れたら、翌日の分をすぐに補充しなければなりませんので、この対応はとても喜ばれています」と語るのは、代表取締役の鈴木 正樹氏だ。

タオルやパジャマは日用品なので、欠品を防ぐだけでなく、価格的にも消費者の手に届くものでなければならない。これを、会長の代から長年意識してきた。こうしたお客様本位の商品提供力が、同社の強みとなっている。

販売/会計システムを『SMILE』に刷新。抜本的な業務改善に着手

スズホは長年、フルオーダーの販売管理システムを利用していたが、いくつかの問題を抱えていた。

鈴木 直美氏

「以前のシステムは、長年利用している中で売掛金と請求一覧の誤差が生じたり、変化する消費税の中でも使い続けてきたことから計算が合わなくなったりすることもありました。困って開発ベンダーに電話をかけても担当者が不在で満足なサポートを受けられず、手作業で修正しながら対処していました」と振り返るのは、経理業務を担当する鈴木 直美氏だ。

一方、会計の情報管理は自社でExcelで行っており、USBメモリーに保存している状況だった。販売管理システムのデータを毎回Excelに手入力しなければならないだけでなく、USBメモリーの破損やデータの上書きによる情報消失のリスクがあることも非常に大きな懸念事項の一つだった。

このような環境において、基幹業務システムの刷新は長年の検討事項となっていたが、目まぐるしく動き続ける日常業務の合間で、最新情報を調査したり、自社に合ったシステムを探したりするのはハードルが高く、踏み出せずにいたのだ。

そんな中、2024年6月、大塚商会の営業担当者が飛び込みで同社を訪問。いくつかの提案の中から、照明のLED化を行ったことをきっかけとして大塚商会との取引が始まり、その後、基幹業務システムの刷新も相談するようになった。

諸課題を解決するため、大塚商会から提案されたのは、『SMILE V 2nd Edition(以下、SMILE V2) 販売/会計』と『eValue V 2nd Edition(以下、eValue V2) ドキュメント管理』だった。選定前、鈴木 正樹氏と鈴木 直美氏は、大塚商会の「システム導入出張セミナー」に参加し、システム選定のポイントや具体的な活用事例などを参考にして検討。2024年12月に導入を決断した。

一番危惧していたのは、商品を1ダース単位で管理できるかどうかだったという。

「取引先様の中にはダース販売をする方もいるため、パッケージシステムでダース管理が対応できるかは私たちの大きな懸念点でした。大塚商会さんに確認したところ、少し工夫をすれば可能とお聞きしたので安心して導入できました。また、以前のシステムは1画面で一つの作業しかできず、受注入力などを行っている最中にマスターの登録変更をしたいときは、いちいち初期画面に戻ってからマスターの画面に切り替えなければならないことがとても面倒でした。その点、『SMILE』は複数の画面を同時に表示しながら効率的に業務が行えると知り、作業時間の短縮につながるメリットを確信できたことも決め手となりました」(鈴木 直美氏)

前システムの問題点を全て解消し、見積り作成から入金管理まで一元化

本稼働に向けて、まずマスターの整理と前システムからの移行を実施。商品マスターについては、あえて商品の色別管理は行わず、サイズや単価別で大まかに分類することで、マスターの保守管理をしやすくする工夫を施している。

「一番苦労したことは、旧システムで売掛金と請求一覧などで誤差が生じていた原因を解明して改善することでした。しかし、大塚商会さんが何度も足を運びサポートしてくださったので、従来の問題点は全て解消できました」(鈴木 直美氏)

2025年5月に『SMILE V2 販売』が、続いて同年8月に『SMILE V2 会計』と『eValue V2 ドキュメント管理』が本稼働した。これにより、見積書の作成から受注処理、在庫管理や請求・入金管理まで、ほぼ全ての業務処理が一気通貫で行えるようになった。

また同社は、『SMILE 販売』の機能拡張オプションの一つ、『SMILE V2 販売 外貨管理業務オプション』も導入することで、輸入業務の効率化も実現している。

「旧システムでも輸入品の管理は行っていましたが、為替損益まで対応していなかったため、Excelで手動計算して別途管理していました。その点、『SMILE』は、海外の取引先への入金や送金時に、その時点の為替損益を自動的に計算して表示してくれるので、とても助かっています」(鈴木 直美氏)

『eValue V2 ドキュメント管理』で請求書を管理

『eValue V2 ドキュメント管理』は、主に仕入れ先から電子データで送られてきた請求書などを保存し、一元管理する用途で活用している。従来のように外部のUSBメモリーにデータを保存しておく必要がなくなり、情報消失のリスクを払拭。システム上で安全に管理できる体制を整えた。

さらに同社は、統合脅威管理(UTM)製品の『FortiGate』も導入し、外部からの脅威と内部からの情報漏洩、両面から社内の情報を守る環境も整備している。

手入力の手間と時間を大幅に削減。ファンクションキーを効果的に活用

『SMILE V2 販売/会計』への移行によって、同社は抜本的な業務改善を実現。見積書のデータを基に、その後の受注処理や請求書の作成などが正確かつ迅速に行えるようになり、手入力する手間が大幅に軽減された。

『SMILE V2 販売/会計』と『eValue V2 ドキュメント管理』の導入で大規模な業務改善を実現するとともに、社内ネットワークを外部攻撃から守るセキュリティ環境も整えた

「従来は、月次報告書を手書きで作成し、会計士さんに提出していたので、ものすごく時間と手間がかかっていました。現在は、『SMILE V2 販売』のデータをCSVに変換して『SMILE V2 会計』に取り込めば、正確な月次報告書を簡単に作成できます。また、『SMILE』の会社実績表を見れば、その月の売り上げや仕入れ金額、利益率なども一目で確認できます。そのままデータで会計士さんに送れるので、ペーパーレス化にも寄与しています」(鈴木 直美氏)

特に操作面では、キーボードのファンクションキーを押すことで、さまざまな情報画面を呼び出して同時並行で作業が行えるようになったことが、非常に役立っているという。

「例えば、仕入れ画面を開いている最中に、マスター登録画面を呼び出して情報を修正できるので、日々の業務がストレスなくサクサク行えます。ファンクションキーで在庫表を開いて、在庫の回転率の確認もできるので、倉庫に行かなくても、どの商品が売れているか、1カ月の商品の動きが即座に把握できるようになりました」(鈴木 直美氏)

以前は、受注処理で商品のJANコードを毎回手入力していたが、事前に商品マスターで商品とJANコードをひも付けておくことで自動的に入力できるようになり、手入力する手間が省けたことも大きな導入メリットだという。

便利なあいまい検索機能で作業時間を短縮

「『SMILE』に移行したことで使い勝手が格段に良くなりました。特に虫眼鏡のアイコンの検索機能は頻繁に活用しています。正式な商品名が分からないときでも、商品名の一部を入力して検索すれば、関連する商品名がリストアップされて選択できるので、在庫リストを開いて確認していた無駄な時間が削減されました」(鈴木 正樹氏)

導入後のサポート体制も高く評価している。「分からないことがあっても、サポートセンターが丁寧に対応してくれます。また、『SMILE』のヘルプ機能も重宝していて、よくあるトラブルの解決策や新機能の活用方法などがQ&A形式で詳しく記載されているので、年末調整などで普段あまり使わない機能を利用するときに、とても参考になります」(鈴木 直美氏)

今後は、商品のロット管理や在庫のロケーション管理を実現しながら、『SMILE V2 販売/会計』に蓄積されたデータを分析して有効活用していく考えだ。

大塚商会担当者からのコメント

「専門的な立場から企業の業務改善を総合的にご支援します」

大塚商会では、企業の業務改善を総合的にご支援しています。専門的な立場から基幹業務システムの選定ポイントや具体的な活用事例を紹介する「システム導入出張セミナー」も行っていますので、ぜひご活用ください。

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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