新機能をフル活用して顧客対応が迅速・確実に

クルマ好きに愛されるパーツブランドが、基幹システムの新機能を業務に活用してさらなる全体最適化を目指す

株式会社スプーン 導入事例

製造業1~100名ERP・基幹業務・業務管理複合機・コピー機活用営業・業務プロセス効率化

株式会社スプーンは、カスタムカーのチューニングパーツを開発・製造する自動車部品メーカーだ。長年『SMILE』シリーズを利用してきた同社は、2019年に最新版の『SMILE V 販売/会計』へ刷新。搭載された新機能「あいまい検索」や「分析機能」を活用し、さらなる業務の全体最適化を推し進めている。

  • 業務効率の向上
  • 営業力強化
  • 生産性向上対策

2020年3月取材

株式会社スプーン

導入先の概要

業種
自動車部品
事業内容
自動車部品の企画開発・製造販売、ホンダ車を中心としたチューニングパーツ開発など
従業員数
15名(2020年3月現在)
ホームページ
https://www.spoon.jp/

導入の狙い

  • 入力やデータ加工などの作業効率を改善したい
  • 販売分析の手間を減らしたい
  • お客様の問い合わせに対し、より細かな対応をしたい

解決策

  • 基幹システムを、処理速度が大きく向上した『SMILE』の最新バージョンに刷新し、入力業務や製品検索のスピード向上を図る
  • 顧客対応業務に沿ったカスタマイズを施し、詳細なデータの確認が可能に

導入したメリット

導入システム

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
基幹業務システムSMILE V 販売お問い合わせ
SMILE V 会計お問い合わせ
ソリューション複合機お問い合わせ

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株式会社スプーン 導入事例(PDF:2,857KB)

導入事例詳細

カスタムカーのチューニングパーツを開発・製造

クルマに装着しただけで格段に乗り心地が快適になる「リジカラ」。カスタムマニアだけでなく、一般のユーザーにも好評なパーツだ

株式会社スプーン(以下、スプーン)は、世界中のクルマ好きに愛されるパーツブランドだ。1970年代からレースに参戦する現役サーキットドライバーの市嶋 樹氏が、1988年にホンダ車専門のチューニングパーツショップとして創業。自社でチューンアップしたレースカーを世界中のレースに持ち込み、知名度を上げるとともに、実際に走らせることでチューニング技術やパーツの品質を磨いてきた。

ブームに乗って売れるものを作るのではなく、自分たちが良いと思っているものを世に送り出すSPOONブランド。その信頼性によって海外でも知名度は高く、ハリウッドのカーアクション映画「(邦題)ワイルド・スピード」にも登場する。チューンやカスタムを愛する世界中の若者にとって、あこがれのブランドとして、不動の地位を確立しているのだ。

2010年には、クルマのボディーとサブフレームをしっかりと締結し、ボディー剛性を高めるオリジナルパーツ「リジカラ」の特許、商標登録を取得し市場に投入。このパーツを取り付けると、クルマのボディーとサブフレームがしっかりと締結されることで、エンジン始動時の振動が収まり、段差の衝撃が小さくなるなど、クルマの乗り心地が一変する。「全てのクルマからガタをなくす、走りを変える魔法のパーツ」のキャッチフレーズで人気が高まり、主力製品の一つとなっている。同社の甲斐 琢也氏は「セミプロだけでなく、街で快適にクルマに乗りたい一般の人にも喜ばれる製品作りを行っています」と語る。ほかにも独創的なスプーンのチューニングパーツは海外でも評判が高く、北米、東アジア、東南アジアでも愛好者が多いという。

さらなる業務の効率向上を目指し最新版『SMILE V』に刷新

スプーンは2014年に、大塚商会の基幹業務システム『SMILE』シリーズを導入した。それまで使っていた販売システムと会計システムはデータが連携しておらず、手作業でデータをやり取りしなければならなかった。また、営業担当者は、自分が売ったパーツの代金回収がどうなっているのかといった数字を追うことができなかった。消費増税への対応、さらにサーバーの老朽化など、さまざまな要素が重なったこともリプレースの主な理由であった。

甲斐 琢也氏

『SMILE』シリーズを使うようになってからは、販売と会計のデータが連携したことで、二重入力の手間や入力ミスが削減でき、業務効率が大幅に向上したことに加え、営業担当者の売り上げや代金回収に対する意識も変わっていったという。

それ以降は問題なく活用を続けていたが、ハードの保守期間とシステムのリース期間が終了することを受けて、2019年9月に、『SMILE』シリーズの最新版である『SMILE V 販売』と『SMILE V 会計』に入れ替えることになった。

「ほかのベンダーの提案も含め複数のシステムを検討しましたが、やはり使い慣れている基幹システムの最新バージョンに入れ替えるのがベストだという結論に達しました。日本の多くの企業ユーザーの声を反映しながら、長年使い勝手に磨きをかけてきた『SMILE』シリーズのUIは完成度が高く、社員もその使いやすさになじんでいたので、同じシリーズのシステムならストレスなく移行できるだろうと判断したのです」

また、「最新バージョンには、新機能が幾つも搭載されています。それらを活用することで、販売・会計業務の作業効率をもっと高めたいと考えました」と甲斐氏は語る。

知りたい情報へすぐにたどり着く最新機能を業務にフル活用

システムのデータ移行に際して、商品マスター数は約2,000件と比較的少なく、同じ『SMILE』シリーズからの入れ替えだったので、作業はスムーズに進んだ。

「入れ替え前日までに大塚商会さんにデータの複製を用意していただき、それを流し込みました。並行稼働することもなく、わずか半日システムを停止しただけで移行が完了しました。システム自体の完成度だけでなく、導入支援体制がしっかりしているのも大塚商会さんの頼もしい点ですね」と甲斐氏。UIは旧バージョンと大きく変わらないので、操作に苦労して社員が混乱することもなかったという。

『SMILE V 販売』については、顧客からの在庫の問い合わせに対応するため、「予定在庫」の機能を同社の業務に合わせてカスタマイズした。

「お客様から問い合わせを受けた際、在庫が切れている製品でも『ありません』では終わらせないのが当社のモットーです。いつ届くのかをお知らせできるようにするには、予定在庫を管理できる帳票が必要になります。在庫管理や発注をより確実に行い、業務負荷もより軽減できるように、各倉庫に商品が幾つあるのかをひと目で確認できる『商品倉庫マトリックス表』に次回納期と納入予定数量を追加し、適正在庫数に対する在庫割れの判断を予定在庫込みで行うようにカスタマイズしてもらいました」

新機能を使いこなし、入力業務時間は半分以下に

『SMILE V 販売』と『SMILE V 会計』へのリプレースによって、販売管理と会計業務の効率が格段に向上した。旧バージョンにはなかった新機能の活用によって、管理スタッフの作業負担が大幅に軽減されたのである。

「今回の新バージョンは以前に比べ、処理能力が高く動作も非常に軽快なので、長時間使っていてもストレスがありません。体感では業務負荷は半分で、入力スピードは倍以上に感じています。データエクスポートの操作が数ステップ減ったことも要因となり、作業時間は大幅に短縮されています。さらに、新機能のあいまい検索が非常に優れていて、検索の手間が格段に減ったことはありがたいです」と甲斐氏は評価する。

あいまい検索とは、『SMILE V』から実装された機能であり、調べたい項目をあいまいなキーワードで入力しても、ひらがな/カタカナ、大文字/小文字、全角/半角を区別せずに検索結果を表示する機能だ。

旧バージョンでは、検索に対してシビアすぎる面もありました。例えば、少しの打ち間違いや、半角、全角の違いがあると検索結果に表示されず、知りたい情報を取り出すのにかなり苦労していました。しかし今回からは、あいまいに入力しても情報がすぐに表示されるので、お客様からの問い合わせに対して、お待たせする時間がほぼなくなりました

かゆいところに手が届く機能強化で使い勝手が向上

『SMILE V』の新機能をさらに活用し全体最適化を目指す

また、甲斐氏は『SMILE V 販売』でリストアップした顧客ごとの販売実績が、そのままExcel形式でエクスポートできる点にも使い勝手の良さを感じている。

「旧バージョンでは、クリップボードコピーボタンを押してからExcelを起動してはり付けていました。時間にすれば大きくは変わりませんが、この一連の流れが「Excel出力」のボタン一つで済むようになり、かなり楽になりました」

さらに、多彩な分析機能を使って、得意先ごとの営業分析ができるようになったことも甲斐氏は評価している。

「お得意様別の商品販売構成や、商品別の売上構成といった情報を把握したい時など、『SMILE V』の分析機能によって、すぐに結果が得られるので非常に役立っています。今後は分析機能をもっと社内で活用して、営業活動に役立てたいです」

『SMILE V 会計』に関しても細かな使い勝手が向上したことを評価している。

地味な部分ですが、摘要欄へ入力できる文字数が大幅に増えたことで、より詳細な情報を入れられるようになったことも、非常に助かっています」(甲斐氏)

RPA機能の活用で業務の全体最適化を目指す

甲斐氏は今後、『SMILE V』に搭載されているRPA機能を活用して、さらなる業務の効率向上を目指している。

現在検討しているのは、ECサイトのデータ取り込みや在庫管理、受注、出荷などそれぞれの業務プロセスにおいて、RPAを活用した作業の自動化を検討しています。小さな会社なので、一気に業務改革を推し進めるのではなく、一つずつ確実に全体最適化を進めていきたいと思っていますので、大塚商会さんには、これからも有益なアドバイスを期待しています」と話を締めくくった。

大塚商会担当者からのコメント

「RPA機能の活用をご支援します」

株式会社スプーン様には、最新版の『SMILE V』の導入成果にご満足いただいております。今後はRPA機能を活用したいというご要望の実現に向けて継続的に支援してまいります。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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