基幹業務システムのサーバーをクラウド運用に切り替えることで、BCP対策の強化と運用管理の負荷を軽減

「基幹業務システムをオンプレミスからクラウド運用に切り替えたことで心強いBCP対策が実現し、安心して日々の業務に専念できるようになりました」

株式会社東穂 導入事例

製造業1~100名ERP・基幹業務・業務管理クラウド情報共有・会議システム営業・業務プロセス効率化ITの運用・保守の負荷軽減経営基盤強化・リスク対策

大阪府門真市に本社を構える株式会社東穂は、プラスチックの押出成形技術のパイオニアだ。もともと建築部材の受注生産が中心だったが、現在は新規市場を開拓するためにオリジナル製品の開発にも力を注ぎ、提案型の営業で業績を着実に伸ばしている。その一方で、基幹業務システムのBCP対策の強化と運用管理の負荷を軽減することが大きな課題だった。しかし、オンプレミスで運用していたサーバーをクラウド運用に切り替えることで、その二つの課題を同時に解決。さらに、リモートアクセス環境を整備し、営業日報の共有化も実現している。

2019年6月取材

株式会社東穂

導入先の概要

業種
製造業
事業内容
プラスチックの押出成形品の製造・販売
従業員数
29名(2019年6月現在)
ホームページ
http://www.toho-ext.co.jp/

導入の狙い

  • 基幹業務システムのBCP対策を強化したい
  • サーバーの運用管理の効率アップを図りたい
  • 営業情報の共有化を実現したい

解決策

販売管理システムのクラウド運用を総合的にご支援

導入したメリット

  • クラウド運用で万全なBCP対策が実現された
  • 過去の商談履歴を共有・分析できるようになった
  • サーバー運用の負担が一気に軽減された
  • 取締役 大阪統括マネージャー 清水 正勝氏

    「今回は販売管理システムのクラウド運用を実現しましたが、今後は押出成形技術を若い人たちに伝承するために役立つツールも提案していただきたいです」

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番詳細お問い合わせ
基幹業務システムSMILE V 販売詳しく見るお問い合わせ
営業日報管理テンプレート詳しく見るお問い合わせ
クラウドサービスおまかせIaaS SMILE Vサービス詳しく見るお問い合わせ
リモートアクセスサービスどこでもコネクトライン詳しく見るお問い合わせ

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導入事例詳細

プラスチックの押出成形のパイオニア

営業担当者が自ら試作品を作り、お客様のニーズに合わせた独創的な製品を提案できる

株式会社東穂(以下、東穂)は1962年の創業以来、プラスチックの高度な押出成形技術を武器に、多彩な用途に活用されている製品を世に送り出している。現在は、大阪大東(だいとう)工場 、北海道石狩工場、北海道美唄工場の三つの製造拠点を有している。一般的にプラスチックは硬いイメージがあるが、熱で溶かすと柔らかくなる特性があり、押出成型を施して冷却することで形状が変化する。プラスチック素材は千差万別で、それらを用途に応じて使い分けることで多種多様な製品へと生まれ変わる。

もともと建築部材の受注生産を中心に事業を展開していたが、2008年のリーマン・ショック以降、受注量が徐々に減少。それを機に、新規市場を開拓するためにオリジナル製品の開発にも力を入れるようになった。例えば、注射や手術の練習に使用する医療教材用人工皮膚(ゲルシート)や医療教材用疑似血管(多層チューブ)を開発し、医療分野にも参入。さらに、幼児から高齢者まで利用できるトレーニング遊具やリハビリ用器具部材など、その用途は多岐にわたる。
「当社の強みは、開発営業という位置付けで、営業担当者が自ら試作品を作ってお客様のニーズに合わせた独創的な製品を提案できることです。例えば、各種展示会にサンプル品を出展し、後日、引き合いのあったお客様のもとへ訪問し、打ち合わせを重ねながら具体的な提案活動を行っています」と取締役大阪統括マネージャーの清水 正勝氏は語る。

大手のプラスチック加工メーカーは基本的に大量生産のものしか取り扱っていないが、東穂は、多品種少量生産にも柔軟に対応していることも強みの一つ。リスクを恐れず、常に新しいことに挑戦することで業績を着実に伸ばしている。

クラウド運用への移行でBCP対策を強化

東穂は、DOS / Vで起動する販売管理システムを長年利用していたが、ITの進展に伴い、DOS / Vのサーバーが市場から姿を消し、もはや継続的な運用が不可能となった。そこで、5年前に基幹業務システムの刷新を図り、大塚商会が提案した『SMILE BS 販売』を導入した。
「シンプルで使いやすいユーザーインターフェイスで、導入実績が豊富でサポート体制も充実しているので、どこよりも安心感がありました」(清水氏)

以来、パッケージの基本機能に合わせて業務の効率アップを実現。自由帳票機能を使いオリジナルの帳票を作成することで、データの抽出や活用もスムーズに行えるようになった。
その一方で、社内に専任のシステム管理者がいない状態で、サーバーを運用管理せざるを得ない状況に不安を覚えるようになったという。その要因となったのが、2018年に北海道で発生した大規模な地震だった。
「幸い、北海道の工場は被災しませんでしたが、地震などの災害でサーバーが動かなくなると業務がストップしてしまいます。そのため、BCP対策の強化が重要な経営課題の一つでした」(清水氏)

そこで、大塚商会に相談し、サーバーをオンプレミスからクラウド運用へ切り替えることにしたのである。その際、『SMILE V 販売』へバージョンアップし、大塚商会のクラウドサービス『おまかせIaaS SMILE V』を有効活用。同サービスは、大塚商会のデータセンター上で『SMILE V 販売』が快適に稼働するサーバー環境を提供するもので、アクティブとスタンバイの冗長構成によって、万が一の障害時にも業務を停止することなく継続的な運用を実現する。
「堅固なセキュリティ対策が施されたデータセンター内で、24時間365日ノンストップで運用できる体制が整い、大変心強いBCP対策が実現されました」(清水氏)

運用管理の負荷を軽減し、安心して業務が行える環境を実現

東穂は、2019年1月に『SMILE V 販売』のクラウド運用へ切り替えた。それに伴い、社内のPCも刷新し、販売管理や営業担当のPCをWindows 7からWindows 10へ移行。各拠点のPCからクラウド上のサーバーにアクセスすることで、サーバーの運用管理の負荷を軽減しながら、以前と同じように日常業務が円滑に行える新たな業務基盤を整えた。
「もともと『SMILE BS 販売』の時代からデータのバックアップは行っていました。しかし今は、サーバー自体がデータセンター内で運用管理されているので、日々のバックアップがきちんと取れているのか確認する手間が省け、安心して日々の業務に専念できます」(清水氏)

営業日報の共有とリモートアクセス環境も整備

東穂は、『SMILE BS 販売』の時代から営業日報管理テンプレートを有効活用。営業担当者が商談内容をメモ代わりに記入することで、営業情報の共有をいち早く実現している。
「営業日報を紙で記録すると、営業担当者によって書き方や記載する内容が異なり、ほかの人が見てもよく分からないという課題がありました。そこで、大塚商会さんに営業日報をデータベース化できないかと相談したところ、即座に提案してくれたのが、『営業日報管理テンプレート』でした。バージョンアップした『SMILE V 販売』でも継続的に利用できるので、当社の営業支援ツールとして役立っています」(清水氏)

さらに、大塚商会のリモートアクセスサービス『どこでもコネクトライン』を新たに導入することで、外出先からもセキュアにアクセスできる業務環境を実現している。

販売管理システムのバージョンアップで業務効率が向上

東穂は、基幹業務システムを『SMILE V 販売』へバージョンアップしたことで、以前よりも業務効率が確実に向上している。
「移行して間もないので本格的な活用はこれからですが、一番実感しているのは、検索がしやすくなったことです。当社は多品種少量生産なので製品や材料の種類が多く、過去の製品をリピート生産するケースもあります。過去の製品情報を瞬時に検索して材料などを確認できるので、とても便利です」(清水氏)

同時に、これまでオンプレミスで運用していた基幹業務システムをクラウド運用に移行したことにより、夏場の電気代の削減にも寄与しているという。
「サーバーは高熱を発するので、休日でも空調設備を止めるわけにはいきませんでした。しかし、クラウド運用に切り替えてからは、その分電気代が安くなるので、その費用対効果は大きいです」(清水氏)

過去の商談履歴を分析することで営業力を強化

基幹業務システムを『SMILE V 販売』へバージョンアップし、クラウド運用に切り替えたことで、業務効率の向上とBCP対策の強化を同時に実現している

事業規模の拡大に伴い、営業日報管理テンプレートの活用頻度も年々増え続けている。過去の営業日報を見れば、誰とどのようなやりとりをしたのか、どういう理由で失注したのかも分かる。そのため、営業部門の人数が増え、担当する取引先が代わっても、引き継ぎがスムーズに行えるようになった。
「営業日報を基に失注分析を行うことで、同じ過ちを繰り返さないようにアプローチの仕方を変えるなど、営業力の強化にも結びついています」(清水氏)

また、『どこでもコネクトライン』を導入したことで、いつでもどこでも販売管理のデータを分析できるようになり、その結果、社長の意思決定も迅速になったという。
同社は今後、生産管理システムの導入も視野に入れている。製品の受注から材料の発注、各工程の進捗(しんちょく)管理、さらには生産計画や在庫管理などを一貫して行うことで、生産管理業務の効率化と精度向上を図りたいと考えている。

大塚商会担当者からのコメント

「お客様の実情に応じた最適なシステム環境をご提案します」

株式会社東穂様は、オンプレミスで運用していた販売管理システムをクラウド運用に移行することで運用管理の負担を軽減し、BCP対策を強化されました。今後もお客様の実情に応じた最適なシステム環境をご提案いたします。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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