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iPad(アイパッド)を活用した公開授業を見学

2012年3月22日(木)に山梨英和中学校で実施されてたiPad(アイパッド)公開授業を見学させていただきました。

iPadを活用した公開授業を見学

iPadを利用して、「つながる力」「伝える力」「自ら学ぶ力」を身につける

山梨英和中学校(三井 貴子 校長)は、英語教育や国際理解教育に力を入れている中高一貫の女子校です。この取り組みを一層強化する目的で、2012年度より生徒1人1台のiPadを活用した学習の取り組みを開始しました。3月22日に本プロジェクトの趣旨の発表と中学校1年生の授業の様子が同校で公開がされました。

山梨英和中学校サイト

現在、iPadを活用した授業を実施しているクラスは、英語強化クラス(IECクラス)の生徒のみでiPadは保護者負担により1人1台の環境を実現されています。授業で使用されるアプリも、保護者負担によりiTunes Cardを購入し各自がアプリを購入。

授業で使われているアプリ

  • アップル純正アプリ
    Keynote(プレゼン用)、Pages(ドキュメント作成用)、Numbers(表計算用、FaceTime(テレビ会議)
  • その他アプリ
    Dropbox(ファイル共有)、Voice Recorder HD(録音用)

この日の公開授業では、iPad同士で「FaceTime」を使ったオーストラリアとの交流学習が実施されました。交流校は、2011年に姉妹校となったオーストラリアのメントン・ガールズ・グラマースクールの生徒です。授業では、事前に質問事項を練習してからFaceTimeを使いメントン・ガールズ・グラマースクールの生徒へ英語で質問をします。

その質問に対して、オーストラリアの生徒は日本語で回答をする形式で行われました。その後、与えられた質問についてクラスの中でアンケートをとり、その結果を表計算ソフトNunbersでまとめプレゼンソフトKeynoteを使用し、みんなの前で発表を実施するという内容でした。

メントン・ガールズ・グラマースクールは、場所がオーストラリアと言うこともあり時差がほとんどなくお互いの授業時間に合わせることができる利点もあり、メントン・ガールズ・グラマースクールでは日本語を必修科目としているそうです。

iPadは個人所有のため、自宅での使い方については自由だが、学校での使用時間や使用アプリなどについては制限を設けており、リテラシー向上を図る授業も行っているそうです。

今後、IECクラスの生徒さんたちは2013年夏の留学までの教育ロードマップが提示されていて、iPadを活用した授業が進められていくことになっているそうです。

山梨英和中学校では今後、他クラスでもiPadが使用できるように拡充を予定されています。

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