柔軟な帳票作成と電子保管で業務を改善

工業用資材の専門商社が、販売とドキュメント管理システムの併用で帳票の電子保管とコスト削減を実現

株式会社荒井商会 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名製品の導入・活用支援営業・業務プロセス効率化

株式会社荒井商会は細やかなワンストップサービスを提供し、取引先から厚い信頼を得ている工業用資材の専門商社だ。同社は『SMILE V 販売』と『eValue V ドキュメント管理』を連携し、帳票類のデジタル化や受注案件ごとの仕入れ原価と売り上げの確認ができる環境を構築。ペーパーレスでも大きな効果を得ている。

  • 業務効率の向上
  • ペーパーレス
  • 公的補助金の活用

2022年11月取材

株式会社荒井商会

導入先の概要

株式会社荒井商会

業種
工業用資材専門商社
事業内容
各種工業用資材・部品・消耗品の販売
従業員数
10名(2022年11月現在)
ホームページ
https://www.arai-shokai.co.jp/

導入の狙い

  • 仕入れ原価と売り上げを案件ごとに連携して「見える化」し、営業活動に生かしたい
  • 紙の帳票類をデジタルで管理したい
  • インボイス制度や電子帳簿保存法に対応する環境を整えたい

解決策

  • 販売管理システムと文書保管システムを連携し、情報を一元管理する
  • オプション機能の活用で、取引先ごとの帳票作成や種別ごとの売り上げ集計、原価集計把握を可能にする

導入したメリット

帳票類をデータで管理しペーパーレスを実現/原価と売り上げを可視化して営業活動をサポート

導入システム

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株式会社荒井商会 導入事例(PDF:3,214KB)

導入事例詳細

きめ細かなサービスを提供する、工業用資材の専門商社

代表取締役 荒井 信博氏

代表取締役 荒井 信博氏

株式会社荒井商会(以下、荒井商会)は、1945年に創業された工業用資材の専門商社だ。日本ピラー工業株式会社の正規代理店として、主に電力プラントの保守業務で使用されるグランドパッキンやガスケット、メカニカルシールなど数多くの商品を取り扱っている。主な取引先は電力会社で、同社が取り扱う高品質な資材が長きにわたって求められてきた。その要望に素早く対応できるよう、東京都大田区の本社のほか、千葉と鹿島にも営業所を構えている。

同社の強みの一つは、豊富な専門知識と経験を有する社員によって、多岐にわたる工業用資材をまとめて手配・納品できるワンストップサービスを提供していることだ。町工場が多く、ものづくりが盛んな大田区の地の利を生かして、既製品はもちろん、特注品や受注生産品、図面付加工品、さらには工業用資材の修理や補修まで一貫して対応している。

安定したビジネスを展開してきた同社だが、2011年の東日本大震災では主な取引先である電力会社が原子力発電所の操業停止を余儀なくされ、一次的に安価な資材を求める傾向が現れた。しかし荒井商会は、逆風の中でも独自のきめ細やかなサービスを提供することで取引先の信頼を維持し、現在も堅調に業績を伸ばしている。

直径1cmにも満たないアルミガスケット。15年以上前から、手作業でラベリングをして納品している

直径1cmにも満たないアルミガスケット。15年以上前から、手作業でラベリングをして納品している

「お客様から特に評価されているのは、かゆいところに手が届く対応力です。納品する商品は同じような形のものや、非常に小さいものがあり、これらが取引先のどの機械で、誰が使うものかが明記されていると、お客様にとってはとても分かりやすくなります。そこで、私どもは商品名や使用する担当者様名を記載したラベリングを行って納品するようにしています」と話すのは、代表取締役の荒井 信博氏だ。こういった、現場を熟知したサポートができることも荒井商会の強みとなっている。

長年『SMILE』とオプション機能を利用して、原価の可視化に取り組む

以前は紙の帳票類がたまり、ファイルが書棚を占領してしまっていた

以前は紙の帳票類がたまり、ファイルが書棚を占領してしまっていた

多岐にわたるお客様の要望にワンストップでお応えする同社では、一つの受注案件で複数の仕入れ先から資材を仕入れる場合が多い。納品のタイミングも仕入れ先ごと・資材ごとに異なるため、情報の管理徹底は同社の営業活動と売り上げの肝となると言えよう。

荒井商会は1997年にSMILEシリーズをいち早く導入し、データによる販売管理を早々に進めてきた2009年に販売管理システムをSMILE BS 販売にバージョンアップした際には、事業拡大に伴って増え続ける仕入れ・売り上げ情報の見える化を目的に、原価集計業務オプション自由帳票設計業務オプションを導入した

『原価集計業務オプション』は販売管理システムに原価管理機能を追加できる機能で、受注案件ごとの原価や収支管理をシステム内で行える。同社は、仕入れごとに原価コードを割り当てて管理を開始した。一方、『自由帳票設計業務オプション』は『SMILE BS 販売』にある各種情報を利用してオリジナル帳票を作成できる機能で、これを活用して作業負荷が大きかった請求書発行などの負担軽減を実現している。

しかし同社には、解決したい課題がまだあった、と説明するのは、経理業務やIT整備を担当し、今回のシステム導入を主導した荒井 生久子氏だ。

「全ての仕入れが完了すると、『SMILE V 販売』に仕入れ原価などの情報を入力しますが、仕入れが完了するまでのあいだは紙の『受注票』に手書きで記録し、ファイルで管理していました。起票は担当営業が行いますが、資材が納品された際の検収などは担当営業に代わって他の社員が記入する場合もあり、納品までのあらゆる仕入れ情報はこの受注票に集約される流れとなっていました。受注票は増え続けるため、保管棚の確保も課題になっていましたが、数年を経て引き合いがくる場合もあるので、捨てるに捨てられずにいました」

『SMILE V 販売』と『eValue V』の連携で、売り上げ・仕入れ情報を一元管理

荒井 生久子氏

荒井 生久子氏

転機が訪れたのは新型コロナウイルス感染拡大が始まった2020年だ。2018年に『SMILE V 販売』にバージョンを図るも受注票の紙管理は続いていたそうだが、コロナ禍でリモートワークを検討しなければならない事態となり、1枚の紙の受注票に複数の社員が直接書き込むという情報管理を見直さなければならなくなったのだ。

そこで同社は大塚商会に相談し、2021年に文書管理システムeValue V ドキュメント管理の導入を決断同時にIT資産管理ツールSKYSEA Client Viewも導入し、社内のサーバーやPCを一元管理することでセキュリティ対策を強化する環境を整えた。そのうえで受注票のデジタル化に踏み切ったという。

まず、紙の受注票をエクセルに変更し、サーバーで管理することにした。これにより、VPNで社外からも社員全員がいつでも受注票データにアクセスできるようになった。仕入れが完了すると、今度はそのエクセルの受注票を『eValue V ドキュメント管理』に移動し、保管。これ以降は、『SMILE V 販売』と『eValue V ドキュメント管理』の連携によって、『SMILE V 販売』で管理されている案件情報と『eValue V ドキュメント管理』の受注票をひもづけて呼び出せるようになるため、SMILEにアクセスすれば、受注票から売り上げまでの一連の情報をひもづけた状態で確認できる仕組みが整った。

「『eValue V ドキュメント管理』へのデータの移動はドラッグ&ドロップだけの簡単操作です。紙の受注票は使わなくなりましたので、ペーパーレスが進み、書棚がファイルで圧迫されることもなくなりました」と荒井 生久子氏はその効果を語る。また、大塚商会のサポート力も高く評価する。

「大塚商会さんにはシステムの導入だけではなく、経済産業省と東京都による助成金の申請作業まで手厚くサポートしていただきました。大塚商会さんは助成金申請に向けたセミナーも行っているので私も参加し、勉強しながらコツをつかむことができました。助成金が無事受理されたことで、導入費用を抑えることにもつながり、非常に助かりました」(荒井 生久子氏)

帳票類のペーパーレス化を実現。複合機の保守料金を半分に削減

『eValue V ドキュメント管理』の画面。文書を保管するフォルダーはツリー形式でカテゴリーが表示され、必要な帳票を探しやすい仕様になっている

『eValue V ドキュメント管理』の画面。文書を保管するフォルダーはツリー形式でカテゴリーが表示され、必要な帳票を探しやすい仕様になっている

『SMILE V 販売』と『eValue V ドキュメント管理』の連携と各種オプション機能は、同社の業務にさまざまな効果をもたらしている。同社が最も効果を感じている点は、『原価集計業務オプション』の機能を利用して、同社が取り扱った資材の仕入れ原価と売り上げを確認できる仕組みが整ったことだ。

今は売り上げと仕入れ原価を常時確認できるため、計画目標値を念頭に営業でき、利益率の心配もなくなりました。また、自由帳票設計業務オプションを利用して、取引先ごとの帳票を作成し、顧客の種別を本社電力、本社一般、千葉電力、千葉一般、鹿島電力、鹿島一般などとカテゴライズして、種別ごとの売り上げを可視化することもできます。当社では、各営業担当者が種別ごとの売り上げ目標を設定していますが、『SMILE V 販売』を使えば取引の進捗状況を確認でき、売り上げと実績が一目で分かるので、営業目標が立てやすくなりました」(荒井 生久子氏)

また、『eValue V ドキュメント管理によって社内の帳票を全てデータで管理できるようになったため、大幅なペーパーレスも実現している。

「受注票だけでなく、FAXで送られてくる注文書も紙に出力せずに複合機で電子化して、そのままサーバーにデータ保存する体制に切り替えました。その結果、複合機のパフォーマンスチャージの料金を以前の半分ほどに軽減できました」(荒井 生久子氏)

インボイス制度と電子帳簿保存法に対応

インボイス制度と電子帳簿保存法に即座に対応できる業務基盤が整った効果も大きい。インボイス制度については、適格請求書発行事業者番号を既に取得しているため、システムの設定をいつでも変更できる。電子帳簿保存法についても、『SMILE』の二つのシステムの連携機能を活用することで対応が可能となった。具体的には、請求書などの書類を取引先ごとにPDFで分割出力することで、ドキュメント管理の専用フォルダーに電子帳簿保存法の検索要件を満たした一括登録が行える。また、ドキュメント管理のタイムスタンプオプションを活用してEDIで送られてきた注文書のデータをPDFに変換し、自動的にタイプスタンプを押して専用フォルダーに自動保存することも可能だ。「大手のお客様からはEDIで注文書が送られてくるケースが多いので、タイムスタンプ機能はとても役立ちます」(荒井 生久子氏)

同社は『SMILE』の二つのシステムが連携するメリットを生かし、さらなる業務改善を進めていく予定だ。

大塚商会担当者からのコメント

「法制度に準拠した業務改善をサポートします」

株式会社荒井商会様には、『SMILE V 販売』と『eValue V ドキュメント管理』を活用し、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応できる業務基盤を提案しました。今後の法制度にも準拠した業務改善を日々サポートします。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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