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コピー用紙だけではない! 用途から見る最適な用紙の種類やその違いをご紹介

さまざまな種類がある印刷可能な用紙とは

一般的に印刷やプリントする際に使われるコピー用紙などの「用紙」という言葉。実はさまざまな種類があることはご存じですか? 普段気にせずに使用している「用紙」について種類やその違い、複合機・プリンターまで詳しくご紹介します。

印刷できる紙の種類はさまざま

複合機やプリンターで使用できる用紙にはさまざまな種類があり、それぞれの用途や特徴によって選択します。一般的にコピー用紙と呼ばれる普通紙はオフィスや家庭にある複合機やコピー機、プリンターなど、幅広く利用されています。普通紙と同様に扱える古紙を再利用して作られる再生紙や、普通紙よりも白くて印刷品質が高く、チラシやパンフレットの印刷にも利用される上質紙、その上質紙を着色させた色上質紙などがあります。
そのほか、長いサイズのロール状になった紙で、バナーやポスターなどの大判印刷に使われる長尺紙や、光沢紙、コート紙、マットコート紙など、光沢やつや消しといった加工が施された加工紙と呼ばれる用紙もあります。

複合機・印刷機で印刷できるのはコピー用紙だけではない

コピー用紙以外にも印刷が可能な用紙が多様にあります。名刺や宛名シール、封筒、契約書、写真など、さまざまな用途の紙に印刷することができます。また、複合機やプリンターによって、ポスターやパンフレット、メニュー表、会社案内など、大きいサイズや冊子といったものも印刷できますので、制作物を社内で内製化することも可能です。

印刷物の質を上げる特殊な用紙と後加工

耐水紙や撥水(はっすい)紙、合成紙など、加工が施された紙があります。水や汚れへの耐性や、強度を高めることを目的とした用紙になります。また、耐水性や強度の増加を図るためにラミネート加工を施す場合もありますが、耐水紙や撥水紙、合成紙などへ印刷すれば、ラミネート加工なしでも耐性や強度を得ることができます。
また、複合機によって、穴あけ、折り、製本などの後加工ができるものがあります。後加工機はオプションとして複合機や印刷機に取り付けることができますが、その加工内容によっては高価な機材もあります。

紙の種類は「印刷した紙の利用環境」で選ぶのがポイント!

一般的な文書や資料の印刷などが多いオフィスなら普通紙や再生紙を使用していることが多いのではないでしょうか。営業先や取引先などに配布する資料であれば普通紙などよりしっかりとした上質紙、チラシやポスターなどのきれいな発色を求めるのあればコート紙、耐水性や強度が必要であれば耐水紙や合成紙、スタンプカードやハガキなどであれば厚めの紙にするなど、目的や利用目的、利用環境に合わせて用紙を選ぶことが重要です。

雨にさらされた環境に強い「耐水紙」

水に強く、ぬれても破れにくい、形状が変わりにくいという特長があります。ポスターや飲食店のメニュー表、包装紙、食品ラベル、会員証、ポイントカードなど、幅広い用途で使用されています。
耐水紙で使用される素材は、PET素材を使用したものから、和紙、石灰石など種類はさまざまです。

写真は「辻和 耐水和紙 瑞穂6595」です。

特徴
水に強く、ぬれても破れにくい
厚さ
0.12mm~0.35mm
利用ケース
屋外で使用するポスター、メニュー表や、普段から携帯することの多い会員証、ポイントカードなど

写真印刷で定番の「光沢紙」

光沢紙もグロスコート紙と同様に光沢のある表面を持ち、特に写真印刷に適した紙です。光沢紙は、反射光が均一に反射されるため、色彩がより鮮やかに映えます。写真集や広告ポスター、パンフレットなどに使用されています。

写真は「王子マテリア OK特アートポスト+」です。

特徴
反射光が均一に反射されるため、色彩が鮮やか
厚さ
0.18mm~0.2mm
利用ケース
写真集や広告ポスター、パンフレットなど

指触りが滑らかで光沢のある「グロスコート紙」

紙の表面に光沢のあるコーティング(塗布)が施されており、非常に滑らかでツルツルとした触感が特徴です。インクの発色が良く、ポスターやカタログ、パンフレットなど、視覚的な要素を重視する印刷物に使用されています。

写真は「王子製紙 OKトップコート+」です。

特徴
光沢感があり、インクの発色が良い
厚さ
0.06mm~0.17mm
利用ケース
ポスター、カタログ、パンフレットなど

光沢を抑えた「マットコート紙」

マットコート紙は、コート紙と同様に表面にコート剤が塗布されていますが、光沢が抑えられた紙になります。パンフレットや冊子、チラシなど、文字が読みやすく、筆記性もあるため、文章が多い印刷物に適しています。

写真は「TANOSEE カラー用マットコート紙」です。

特徴
光沢が抑えられ文字が読みやすい
厚さ
0.1mm~0.16mm
利用ケース
パンフレットや冊子、チラシなど

用途別に見るそれぞれの紙の特徴

名刺やポスター、パンフレットや会社案内など、複合機やプリンターではさまざまな印刷物を作成することができます。それぞれの用途に適した主な紙の特徴をご紹介します。

名刺

切り込みが入った専用の名刺用紙のほか、厚手の上質紙を使って印刷しても作成することができます。複合機やプリンターで名刺を印刷することで、必要な枚数だけをすぐに作成することが可能です。

一般的なサイズ
55×91mm
厚さ(単位:mm)
0.19~0.29mm

宛名シール

さまざまなサイズにカットされたラベル用紙を使用して印刷します。ラベル用紙は、シート状のシールになっており、プリンターで宛名やバーコードなどの印刷が簡単に印刷できます。

一般的なサイズ
210×297mm(A4サイズ)
厚さ(単位:mm)
0.15~0.2mm程度

封筒

長形3号や角形2号など、さまざまなサイズの封筒印刷が可能です。企業ロゴや住所を印刷することで、統一感のある封筒がいつでもすぐに作成できます。

一般的なサイズ
120 × 235mm(長形3号)、90 × 205mm(長形4号)など
厚さ(単位:mm)
0.10~0.16mm

ポスター

長尺紙や大判用紙を使用して印刷します。A2サイズ以上の大判印刷に対応した特定の複合機やプリンターなら、社内でポスター印刷を内製化することが可能です。

一般的なサイズ
594mm×841mm(A1)、515mm×728mm(B2)、420mm×594mm(A2)
厚さ(単位:mm)
0.09mm~0.19mm

パンフレット

パンフレットは、一般的にコート紙やマットコート紙を使用して印刷します。複合機の両面印刷機能や紙折り機能を活用することで、内製でパンフレットの作製ができます。

一般的なサイズ
210×297mm(A4サイズ)
厚さ(単位:mm)
0.13〜0.18mm程度

会社案内

会社案内やカタログは、一般的に上質紙やコート紙を使用して印刷します。複合機の製本機能を活用することで、冊子形式の会社案内などを内製化して作成することができます。

一般的なサイズ
210×297mm(A4サイズ)
厚さ(単位:mm)
0.13〜0.18mm程度

メニュー表

耐水性や撥水性のある特殊紙や加工を施した用紙を使用することで、長持ちするメニュー表を作成できます。飲食店などでの使用に適した水や汚れに強いメニュー表を作成できます。

一般的なサイズ
297×420mm(A3サイズ)
厚さ(単位:mm)
0.10〜0.24mm程度

複合機・プリンターの選定は「印刷用途」と「対応用紙」がポイント

複合機やプリンターでできること、機能は多種多様にあります。その機能によって機種の値段も変わってきます。必要な機能、不要な機能を選別し、業務に適した複合機・プリンターの選定が重要です。また、用紙によって、できることの幅が広がりますので、印刷用途と対応できる用紙の両方を併せて複合機・プリンターの導入検討することが最適な機種を選ぶことができる最短ルートになります。

さまざまな用紙に幅広く対応した
複合機・プリンターの選定が重要

大塚商会では、さまざまな機種をご用意しています

大塚商会では、今回ご紹介したさまざまな印刷用紙や種類に対応した複合機・プリンターを幅広く取り扱っています。ご相談ください。

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