大塚商会ハートフル基金 2017年2月支援のお知らせ

2017年 3月17日

大塚商会ハートフル基金では、年に2回、加入者から推薦のあった団体について審議を行い、多くの賛同を集めた団体を支援しています。2017年2月に支援を実施しましたので、支援団体を紹介します。

認定NPO法人ジェン(JEN)

JENは1994年に民族紛争最中の旧ユーゴスラビアでの難民緊急支援活動のために設立され、以後心のケアと自立の支援をモットーに紛争、自然災害により支援が必要となった地域で活動しています。現在は、日本(東日本大震災・熊本地震)を始め、ヨルダン、アフガニスタン等6か国で活動しています。ヨルダンにはシリアから64万人の難民が避難しています。約8万人が暮らすザータリ難民キャンプは、東京ドーム128個分の敷地があり、キャンプが設営されてから5年が経(た)った今では商店もでき、さながら小都市のようです。JENは、12に区分けされた地区のうち3地区で水・衛生分野の統括団体として活動しています。ハートフル基金では、衛生教育や清掃用具の提供など衛生状態を向上させる活動に対して支援を行います。

認定NPO法人ジェン(JEN)

社会福祉法人日本肢体不自由児協会

日本肢体不自由児協会は、生まれつきまたは出産時の障がい、あるいは幼い時の病気や事故などによって手や足、背骨などの運動機能に不自由がある子どもたち(肢体不自由児)を持つ家族と社会の間に立って、家族を支援し、社会を啓発し、肢体不自由児が最も恵まれた環境にいられることを目的に1942年に設立されました。夏には「第49回高木記念山中キャンプ」の開催が予定されています。このキャンプは児童が親と離れ、4泊5日の日程で行われます。同じ障がいがある仲間や、キャンプボランティアとの交流を通して、豊かな創造性と友情を育むことを狙(ねら)いとして日ごろ家庭ではできない楽しい体験を深めていきます。このキャンプを支えるには、障がいに関する知識・介護方法やキャンプ参加児童の可能性を引き出すレクリエーション活動の知識を持つ多数のボランティアの力が必要です。ハートフル基金では、キャンプボランティア育成研修に対し、支援を行います。

社会福祉法人日本肢体不自由児協会

NPO法人子育て支援おやこ

子育て支援おやこは、1985年に江東区の障がいを持った子の保護者と保健師、施設職員などの区内の関係者が「ひとりぼっちで悩むお母さんを少なくしよう」という願いのもと設立した団体です。主に知的障がいや発達障がいを持つ子ども、発達に遅れのある子どもとその保護者に対して、早期からの療育や保育、相談に関する事業を行っています。子育て支援おやこでは、毎年春(乳幼児)と秋(小学生)に観光バスを借りてバスハイクに出かけています。動きが多く目が離せないなど、交通機関を使って家族で出かけることが困難な子も多いため、教室のみんなで気兼ねなく出かけるバスハイクは親子にとってとても楽しいイベントです。ハートフル基金ではこのバスハイクに対し支援を行います。

NPO法人子育て支援おやこ

公益財団法人日本チャリティ協会

日本チャリティ協会が33年前から東京都・東京都交響楽団と協力し、約1800人の障がいを持つ方・ご家族を無料で招待している「障害者のためのふれあいコンサート」の支援です。知的障がい者の場合は音楽を体全体で表現することが多く、立着席や楽しくて声を出すなどが演奏の妨げとなるため、一般のコンサートでは受け入れが難しく、生のクラシック音楽をなかなか聴くことができません。また、ホール内に車いす席などが数席設けられていますが、まだまだ心身障がい者の方の受け入れ態勢が整っていないのが現状です。生の音楽を聴く機会をなかなか得られない方たちが毎年心待ちにしているコンサートです。ハートフル基金では2005年から支援しています。

公益財団法人日本チャリティ協会

以下は2017年も法人会員を継続する団体のご紹介です。

公益社団法人「小さな親切」運動本部

公益財団法人WWFジャパン

公益財団法人アイメイト協会

公益財団法人日本盲導犬協会

公益財団法人関西盲導犬協会

社会福祉法人中部盲導犬協会